リゾートバイトのレビュー・感想・評価
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最後はよかった。それまで見てられない
私は嫌いです。元ネタが好きな人にはおすすめしません。ホラーではなくホラーコメディで、途中から展開が無茶苦茶。終盤は良かったものの、オリジナルでやってほしかったです。友人は笑っていましたが、私は楽しめず虚無でした。制作側が途中で諦めたように感じで、期待外れでした。元ネタが大好きな分悔しいです。「きさらぎ駅」の方が遥かにマシです。
魂の交換ごっこ
肝試しの最中、魚を全く食べられない聡が何かヘンなものを食べてしまった。足の裏には切った爪のようなものが刺さり、翌日から、他は誰も見えないのにこどもの姿が見えるようになってしまう。この序盤だけでもかなり怖い。そして、心配した桜が聡を助けるため追体験する。何てことを!
魂を抜かれた聡と桜。治すことが出来るのは坊主のみといった状況。八尺様という恐ろしい妖怪と対峙し、魂を戻さねばならない。坊主が聡へ、希美が桜へ身体を一時的に乗っ取ることになったが、護符の乱れによって坊主が桜、希美が岩崎、岩崎が聡の身体に乗り移ってしまうというややこしさ。
岡山県笠岡諸島の白石島がロケ地。リゾートとしては素敵な土地だった。客の少なさからして、バイトを3人も雇って採算が取れるのだろうかと心配になったけど、ちょっとした寂れ感に好感が持てる。
見える、見えるとか霊感の強い人が言うと怖いけど、前半はそんな感じ。そして坊主が絡んでくると一気にコメディ路線へ!このジャンル跨ぎの感覚は大好き。そしてラストは、めでたしめでたしと思いきや、実は坊主んとこの娘と旅館夫婦の息子の魂が桜と聡の身体を借りて戻ってきたというオチでOKですよね?夫婦と坊主が仕組んだ魂乗っ取りホラーコメディだったのかぁ・・・そっちの方が怖いわ!
面白いもん作れるのにネットロアに頼るなんて勿体ない
期待通りのトンチキ
他の作品よりはマシ
怖かった洒落怖の話が映画化ときいて楽しみだったが
予告編を見てみたらきさらぎ駅の監督とのことで
元々期待はせず、映画館でも観に行かなかった。
俳優の演技はまぁ特筆するとこはない
1つも怖いシーンなく進んでいって途中からコメディ色強くなっていきこの時点でがっかりだったが、結局そもそもの話まで大きく洒落怖の話とは違った展開になってしまい非常に残念。
大胆なアレンジとクスッとだけなる部分はあるかと思うので0点ではないが見たいものとはかけ離れていた。
洒落怖の話を整理して本格的に怖い話にして最後に感動入れるとか本気で作って欲しかった。
webレンタルで見たが500円の価値は絶対ない
100円で流し見するレベルの映画だと思う。
期待しない事
前回「きさらぎ駅」で味わったショボい駄作感。また、味わう事になるのでは…?と心配しかしてない。
予告編みただけでも期待感が上がらない。
ダメな空気が漂っているように感じていた。
…と観る前からイマイチな出来と予想。
結果としてはどれだけ酷いか確認の為に観たつもりなのでダメージは少なかった。
色々混ぜて作った様なお話で、ネットで長編の怖い話が元ネタとは言え、八尺様の造形に呆れ、騙して魂を入れ換える為の仕掛けに呆れ…中途半端なコメディ部分を入れたりしてるから、対象年齢低めで作ったのかな?
怖さが残るような出来ではないし、八尺様の作り物感が強い。
ネット発祥の怪談や怖い話の映画化はそろそろ打ち止めじゃなかろうか?
「かんかんだら」とか短編程度の尺で作れそうだけど…
終わり良ければ
すべてよし!とまでは行かないが、ラストで大きく持ち直した。
日本のホラーにはほぼ何も期待していないが、
予告編を観て映画館で観てもいいかなと感じた。
タイミングが合わずに見逃したのでDVDで観賞。
結果オーライ、映画館だったら辛すぎた。
とにかくチープで演技も酷い。
知っている役者は和尚さんだけ。
有名ならいいわけではないが、実際観ていられず終盤までは早送り再生。
怖いどころか失笑、苦笑、よくこれで金取ったなレベル。
後半はできの悪い霊幻道士。
潮目が変わったのは最終盤。
なるほどね、そう来たかという感じ。
これだけで☆2つアップ。
もっと丁寧に作ってくれていたらと惜しまれる作品。
78点 ホラーとコメディを掛け合わせたストーリー
怪異てんこ盛リゾート
ある意味全く新しいジャンルの映画
ギリギリですけど
永江二朗監督によるネット都市伝説シリーズ第3弾。「きさらぎ駅」はどんでん返しが気持ちよく、ホラーとしてもなかなか怖くて結構楽しめたけど、「真・鮫島事件」は当時久々のホラーというのもあり、期待を大きく裏切られてショックを受けた覚えがある。そのため、この監督にはあんまり信頼を置いていないんだけど、本作はまずまずな作品でした。
「真・鮫島事件」よりも全然まともだけど、「きさらぎ駅」よりは相当下回っている。ほとんどが面白くない。演出が寒すぎて凍える。この監督の映画はずーっと同じテンションだし、いっつも同じ怖がらせ方。その目のメイクも何回やってんだか。笑いも古すぎてとてもじゃないけど見てられない。登場人物に感情移入させようとしなくていいから、素直にホラーで真っ向勝負したらいいのに。こんなに短いのに余計なものが多すぎるんだよな。やるなら最後までやりきって欲しいのに、中途半端。
ネット都市伝説だから突っ込むのは野暮かもしれないけれど、経緯とか動機があまりに単純すぎて盛り上がりにかける。村の風習だとか伝統だとか言って片付けるのは楽だけど、そうしたら一気に現実味無くなっちゃうよね。ホラーはこの設定作りが大切なんだけど...まぁ難しいかな。にしても、最初から最後まで主人公の男友達は好きにならなかった。露骨なんだよね。何から何まで。
だけど、ラスト20分は今までのが前座だったかのように一気に面白くなる。元凶となっていたものはしょうもなかったけど、伊原六花の良さがここにきて急に発揮され、かなり見入ってしまった。めちゃくちゃ可愛いし、めちゃくちゃいい使い方。監督、女優を綺麗に見せる天才ですか?種明かしの部分も、意外にも上手くまとまっていて良かった。なんで最初からこの調子でいけないのかな。
相当ツッコミどころはあるし、総じて見れば粗が多すぎてとても好きにはなれないし、オススメできるような作品でも到底ないんだけど、オチが割と怖かったからホラーとしては成功なのかな。イオンエンターテイメント、もっと映画事業頑張ってくれ。安っぽささえなければそれなりに悪くない作品になったと思うからさ。
ポップコーンMOVIEとしては高評価
えっー
きさらぎ駅よりは元ネタに忠実
真摯に向き合っているのかわからない
ギャグやオチ、ある洒落怖要素を絡めたのは良かったと思う。
でも「リゾートバイト」の冠を付けて、映像化しているのであれば、ホラー作品として捉えられるのが一般的だと思う。
真剣にギャグを散りばめてホラーコメディとして製作しているのなら、文句はないです。
ただリゾート地なのに繁盛している様子も演出しない、明らかに浮いているレースゲームと思い出ムービー撮影、肝試しと魂の入れ替えへの強引な展開理由。展開毎にこのキャラクターがこの発言するかな、そんな動きするかなと違和感がぬぐえない。
大学のコメディ演劇を観ているよう。
ギャグだからといって、細かいところは詰めなくていいとは全く思いません。
話題となる角度で作品を製作しているも理解できますし、もちろん後半のチェイスやバトルとオチの落差は見事でした。
そこがあるからこそ、残念に思いました。
次の作品も期待しています。
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