「先を見通せた人と信じた者達。」おしょりん SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
先を見通せた人と信じた者達。
明治37年福井県で眼鏡作りから商売にした人達の話。
ある日、大阪から兄夫婦(五左衛門、むめ)と親やの住む福井の実家へ帰ってきた弟の増永幸八、持ち帰った話は「眼鏡」…、最初は反対した五左衛門だったが視力の悪い子供に眼鏡をかけたさせたところ、世界が変わった様に喜ぶ子供の姿を見て「やってみよう!」と決めた増永五左衛門と職人達のストーリー。
今、何でも当たり前に存在する「物」、何の物でもそうだけど形するまでかなりの苦悩、衝突する壁が色々あると思う。
本作は眼鏡を作る、形にするまでの職人達の苦悩と職人達を雇う五左衛門の資金繰りの部分が描かれてるんだけど、面倒見がよく、器のでかい五左衛門だったからこそ商売がいい方向へいったんだと思う。
後、先を見通せてた幸八。
それを支えてくれた周りの人達。
博覧会1650点?1750点?の中から選ばれた金杯1位には涙。
むめを意識する幸八と、幸八を意識するむめ、ここはフィクションなのかノンフィクなのかわからないけどベースの眼鏡ストーリーは面白かったし感動した。
増永眼鏡気になるな~
今晩は。
オイラの居住区では、名古屋に行かないと観るモノがないだ・・。
フランソワ・オゾン監督の「私がやりました」を見たいけれど、今日も午前中、会社で仕事をしていたので、無理だべさ。
もう眠い・・。阪神が買っているので、勝利の瞬間を見たら寝るべさ。(庄内弁)”いさぐ?”(俺の家に来る?)”いぐ。”(行くよ。)最小限の言語形態です。では。
今晩は
今作は私の様なメーカーに勤めるモノには、面白かったですね。
福井大学に会社説明で行った際に、序でにイロイロ回って”農業だけの県ではないな”と思いましたし、鯖江の有名な眼鏡屋も行きました。
オイラは小さなころから本だけは何でも買って貰ったので、(悪書は自腹・・。)必然的に目が悪くなり、一時期ロイド製の眼鏡を掛けましたが、今ではコンタクトです。
けれど、コンタクトを付けない時にはヤッパリ眼鏡ですね。
豊田佐吉の映画は白黒で製作されていますが、今、作ったらヒットすると思うんだけどなあ。プロフェッショナル向きかな。
あ、ちょっと前に「陸王」ってドラマが流れたそうなので、無理か・・。では。