「【愚直に、真面目に、必死になってカイゼンを重ね、世界に誇る眼鏡を作り上げた男達と、陰で支えた女達の姿を描いた作品。尚、「マトリックス」のソリッドなサングラスは福井県鯖江市のメーカーの製品です。】」おしょりん NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【愚直に、真面目に、必死になってカイゼンを重ね、世界に誇る眼鏡を作り上げた男達と、陰で支えた女達の姿を描いた作品。尚、「マトリックス」のソリッドなサングラスは福井県鯖江市のメーカーの製品です。】
■今作は、モノ作りに携わっている者や興味のある者には、面白い作品である。
特に、明治期の眼鏡の製造方法のシーン等は”そういうふうに作っていたのか!”と目から鱗であった。
◆感想
・冬でも収入が絶えない様に、眼鏡づくりを商才に長けた弟幸八(森崎ウィン)に説得され最初は渋々引き受けた増永五左衛門(小泉孝太郎)が、ドンドン眼鏡づくりに嵌って行く様が面白い。
・生まれつき眼の悪かった女の子が眼鏡を掛けた途端に両親の顔の印象を楽し気に告げるシーン。
・五左衛門が金策に奔走する中、妻のむめ(北乃きい)は、必死に夫や村の職人たちを支えるのである。
・出来をよくするために、チーム分けし、競合させることを提案する眼鏡作りの指導に来た男(津田寛治:抜群に良い。名優である。)に従う五左衛門。
ー だが、そんな中、手先が不器用な青年八郎がいるチームは結果を出せない。八郎は滝つぼに身を投げようとするが、探しに来た仲間に止められる。-
■そんな中、幸八は日本の製品の展示会のチラシを見る。
そして、チーム毎に作った工夫を凝らした3つの眼鏡。
今や、リーダーとなった八郎のチームが作った眼鏡は、金を使い細かい装飾迄施したモノだった。
そして、その眼鏡が一等を取るのである。
<今作は、いわゆる製品開発の努力の過程を綴ったものだが、製造業に従事する私にはとても面白かった作品である。
愚直に、コツコツと改善を積み重ねれば、必ずお客様に喜ばれる製品が出来ると、私は信じているが、福井の眼鏡もそうだったのか!と思った作品である。>
「理想郷」「人生は美しい」「火の鳥」が気になってるんですが、予定の関係で観れて理想郷、あとは来週にずらしって感じかスル~です!
あともう一回アナログとゴジラ観ようか考えてます!(笑)
寝ます!おやすみなさい~
こんばんは!
本作面白かったですね!
職人は競わせて伸びる!ホントその通りですよね!
ただ職人どおしの関係性が悪くなる事もありますが(笑)
あと3本位気になる作品あるんですが映画とは別の用事があって観れて後1本2本かなって感じです~
ゆうさん
コメント有難うございます。
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私はモノ作りを生業にしている事もあり、皆が苦労しながらの初期の眼鏡作りのシーンはとても面白かったです。
現在の日本の裕福さは、過去の先人の苦労の賜物だと思います。では。これからも宜しくお願いいたします。