「髪型と髪色と男で見分けましょう。」ジュリア(s) Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
髪型と髪色と男で見分けましょう。
2052年、80歳のフランス人女性ジュリアの17歳からの人生を振り返ると共に、あの時違う選択だったらという妄想人生を並行してみせていく話。
1989年、ピアニストを目指しアムステルダムの音楽学校に通う17歳のジュリアがベルリンの壁崩壊を聞いて巻き起こって行くけれど、パスポートの件はどれに繋がっているのか???
3日のつもりがの人生は途中がすっぽりで、本屋で会わなかったらと、コイントスの裏表の3つのストーリーを展開していくけれど、話しが行ったり来たりで集中して観ていないとかなりややこしい。
選択というよりどれも偶然の分岐という感じだし、最後のシーンになるまでどれが本当でどれが妄想かも判らないし、幸せな人が良くない人生の妄想をそんなに広げてみるものですか?とか、分岐なんかいくらでもなんて思ったり、なんなら全部妄想?なんで思ったり?
話し自体は1人の女性の人生をみせるだけだけど、なかなかユニークな作りだし、波瀾万丈だしでなかなか面白かった。
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