ミッシングのレビュー・感想・評価
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二度と見ない!
本作を見ていて物語の軸となる、子の失踪は実際にあった失踪事件が元となっているらしいのですが、映画を観終わって感じたこと。
監督が撮りたかったのは子供が失踪した家族の心情etcというより、いまの世の中にある偏向報道とか、フェイクニュースとか、SNSでの誹謗中傷が当たり前に行われていることに対する世の中の異常さ?風刺?そこを一番に伝えたいんだろうと思いました。それを伝えるストーリーとして失踪事件が使われただけで、軸となる物語はなんでもよかったように感じます。
映画自体は最後までどうなるんだろうという感じでしたが、結末に変化を求める人は面白くないんだろうなと思います。子供も配偶者もいない私にとって、あまり感情移入できる映画ではありませんでした。まだまだ未熟ということですね。
ただこの映画は元気な時に見ることをおすしめします。石原さとみのヒステリック演技がほんとうにうますぎて、鑑賞しながらストレスを感じましたし、イライラであったり怒りであったりいろんな感情を感じることができました。この演技が私の評価の全てです。
名作であることに変わりませんが、もう一度見たいとは思いません。
圧巻の演技
色々考えました…
弟役の森優作さんはとても良かったなぁ〜当たり前のようにそこにいたっ...
世の中捨てたものじゃ無いとラストのメッセージに救われる
予告も何も情報なしに観に行きました。
我が子か突然と姿を消し日々の生活が一変してしまう、確率的には少ないが誰にでも起こり得ることが現実に起きたとして想像しながら観ると他人事ではない。
インターネット、SNSが普及してこの国の人間の感性もおかしくなって来てはいないかと誰もが疑念を持ち始めてる現代。
テレビニュースのワイドショー化、SNSやネットでの顔が出ないからこそ無責任な誹謗中傷。
それにより被害者の家族が精神的に只でさえ参っているところに書き込みやいたずらで苦しめる。
今の社会をリアルに映し出していて考えさせられる。
色んな意味で全てにおいて優しさが足りてない、優しい気持ちを持って行動することで仏教で言うところの徳を積むことになる。
悲惨な事件の被害者になってみないと実際の気持ちはわからないだろうし、夫婦、親子、姉弟の関係すら壊れていく。
似たような事件が解決し安堵する夫婦、誹謗中傷した人間が検挙され、無事に子供が帰ってきた親子が夫婦に手を貸して上げたいと思うなど、世の中には他人事だと思ってない人もいることこそが現代に差す光たとのメッセージがわかる。
石原さとみの迫真の演技に圧倒されます。子供を生んで母親の気持ちがリアルに表現出来てる気がしました。
旦那役の青木崇高の涙するシーンを含めて妻を支えようと葛藤と戦う人間像にも感動します。
追跡取材するローカルテレビ局の社員の葛藤も見応えあり、弟君の辛い人生と姉との関係から犯人と決めつけられる辛さは観るものにも反省させられます。
石原さとみのヒステリックで感情の起伏が嫌になりそうになりますが被害者に寄り添う気持ちにならなくてはと思いながら最後まで観ました。
こういった社会派の映画にハッピーエンドとかを求めてはだめですよね。
ヒューマンドラマは苦手なはずでした。
吉田ワールドが炸裂してます
「ヒメアノール」「神様は見返りを求める」「空白」など個人的に超どストライクな吉田監督作品だ。期待しないわけがない。待ちに待ちましたよ。
いやあ、さすがです。参りました。全てがえげつないほど「リアル」。これに尽きるかなと思う。「空白」にも通ずる、どこに感情をぶつけたら良いか分からないやり切れなさ、その中で戸惑い、怒り、悲しみ、そして絶望…。
ドラマチックな展開など何もない。何の奇跡も起きない。ただただ無駄に時間が流れ、悪気のない悪意に翻弄され、善意にすら傷付けられ、少しずつ正気を保てなくなっていく。もし自分がその立場だったら、と思うだけで心底ゾッとする。
石原さとみさんは本当にこの作品に賭けていたのだと思う。その覚悟が画面越しに伝わってくる。少なくとも僕はそう感じた。劇中で子供が発見されたという情報が嘘だと分かった時の彼女は、本当にこのまま気が狂ってしまうのではと思うほどだった。夫婦で明けても暮れてもひたすら捜索のビラを配り続けるのも当然わが子を捜すためなのだが、結局はそうでもしないと自分達が正気を保てないのだ。また最後に別の子供が助かったと聞いた時、彼女は泣きながら「良かった」と呟く。ここは思わずもらい泣きしそうになるシーンなのだが、これも本当のところは絶望の裏返しなんだろうと感じた。助かったのは他人の子供だけで自分の子供ではなかったという事実。これを受け止めるにはせめて他人事を喜ぶ以外になかった。だって自分事には完全なる「絶望」しかないのだから。だから自分を保つために(自分自身を守るために)彼女は死に物狂いで「他人事」を喜んだ(喜んでみせた)のではないか。僕にはそういう表情に見えたのだ。
だからこそラストで見守り隊をしてる彼女の表情がどこか柔らかく感じたのは、彼女なりに苦しみ抜いて「心の折り合い」のつけ方を少しだけ見つけたからなのではないかと僕は解釈している。そしてこれこそが吉田監督の描きたかったものなのではないかと強く思うのだ。これって「空白」にも通ずるテーマだと感じるのだが、事実だけを見れば子供は発見されてないし犯人も見つかってない。つまり何ひとつ進展しないという残酷な現実が続く中で、それでも残された者の「人生」は否応なしに続いていくわけだし、彼らはこれからも解決しようのない苦しみを抱えながら生きて行かねばならないのだ。考えてみればこれほど残酷な話はない。でもそれこそが「リアル」なのであり、実際そういう苦しみを抱えて生きている被害者や遺族の方はこの世に大勢いるのだ。その紛れもない「事実」をしっかり噛み締めなければと思う。
中村倫也さん演じる記者の砂田も見事だったと思う。作中で唯一まともな彼の「正義」は、ことごとく打ち砕かれていく。誰よりも被害者に寄り添おうとし、正しくあろうともがき続ける彼をメディアの傲慢な論理が容赦なく突き放す。周囲に理解者もなく、彼が何を主張しようが上層部は誰も耳を貸さない。本当は彼らだって「正しくない」ことに気付いてるくせにね。結局彼の正義は何ひとつ通る事なく、いつしか彼も「自分」を見失っていく。何が正しいかも分からなくなり、最後は被害者にすら恨まれてしまうのだ。こんなにも切ない話ってあるかね?
観ているだけで本当に苦しくて辛い。
でも現実とはそういうものなのだ。それを思うとさらに辛い。それだけに青木崇高さん演じる夫の最後の号泣が激しく胸を打つ。
青木さんの演技も素晴らしかった。けっして有能でもなく弁が立つわけでもない平凡な夫だが、それでも今にも気が狂ってしまいそうな妻を彼なりに支えようとする。その誠実さと不器用さがまた何とも切ない。そんな彼が弁護士を訪ね、「俺バカなんですけど…」と言いつつネットの暴力に立ち向かう決意を伝える。ここも非常に非常にグッと来たなあ。
また沙織里の弟を演じた森優作さんにも触れないわけにはいかない。この人の何とも不気味な雰囲気がいかようにも解釈出来る人物設定で、この物語で非常に重要な役割を果たしてると思う。その絶妙な怪しさも含めて森さんの演技も実に素晴らしかった。彼が車中で「ごめんなさい」と泣くシーンも印象深かった。
ラストはいかにも吉田監督らしい。
先ほども触れたように、沙織里の表情はどこか救いが残る終わり方だったのではないだろうか。吉田監督はその辺りの「さじ加減」が実に絶妙なのだ。
また吉田監督は光の使い方も本当に上手いと思う。絶望しかない物語だけど、射してくる光に希望を感じさせてくれる。それが本当に温かく優しくて心に染みるのだ。もうちょっとだけ生きてみよう、と思わせてくれる気がする。
なお虎舞竜のくだりはあまりに不意を突かれてつい笑ってしまった。だからと言って笑いを取るようにも描いておらず、それこそ観てる我々も含めた「全員が気まずくなる空気感」がまたリアル。吉田監督も本当に意地の悪い人だなとつくづく思う。
それにしても2時間が長過ぎず短過ぎず、丁度良かったと感じた。あれだけウルトラヘビーな内容なのに不思議なんだよね。これはつまり話がさりげなくサクサク進行していた証であり、上映中はあまり意識してなかったがテンポが絶妙だったのだろう。だからあのとんでもないヘビーさに耐えられたとも言える。濃い味を決して薄めずにスピード感で「濃い味のまま」食べ切らせる、そういう所も吉田監督さすがだなあと思う。
とにかく吉田ワールドが好きな人なら「間違いない」と断言出来る。ぜひ堪能して頂きたい。
失われたものは
ドラマや音楽のように悲劇も大事件も消費されていく世の中では、「あの人は今…?」と取り上げてもらわないとその存在すら忘れてしまうくらいに急激な速度で過去に消えていく。
この映画はそんな悲劇に巻き込まれ、世間から忘れられた夫婦を追い続けた言わばドキュメンタリーのような物語。点ではなく線で見続けることによって分かることがある。
石原さとみ演じるお母さんのあの苛立ち方、追い詰められて選べない立場になった必死さが痛いほどよく分かる…。
分かる?
ほんとうに自分は分かっているんだろうか。
でも誰だって同じような経験はしたことがあると思う。あの見ていられないような痛々しい姿に共感性羞恥を覚えたのは私だけではないはず。
そんな苦しいくるしい経験はみんなしたことがあるはずなのに、すぐに忘れて「ただの事実」を勝手に切り取り街中にばら撒いていく。おもしろがって誰もがそれに火をつける。
ネットの誹謗中傷や人々の無関心、新鮮味のない悲劇より優先されるハレンチな喜劇。全部わかってる。みんな分かってることなのに無くならない。
この映画にすごく心震えても誹謗中傷する人はいるし子供の失踪ニュースを横目にSNSに夢中にもなる。
でもどこかに居なくなった娘を必死でさがすあのお母さんの涙や悲痛に叫ぶ姿が頭に残っていて、少しでも目の前にいる人やネットの向こうにいる人の気持ちを想像できたら、そんな想像力が生まれたら、きっと変わっていくとおもう。
最後に、石原さとみの演技は全編にわたってインパクトがあるなかで、娘が保護されたという電話が嘘だと分かって泣き叫び崩れていく姿を見た時に、「ああこの人は極限まで悲しんだことがある人なんだな」とおもった。自分も大切な人を目の前で亡くした時に、全く同じような泣き方をした。気が狂うんじゃないかと思うような絶叫に、妙な親近感を覚えた。
もし、あれが想像の演技なのだとしたら、石原さとみはとんでもない女優になったとおもう。
リアルで入っていける
とても耐えられる気がしない
もうひとつのmissing
我が子の失踪
その母・妻の境地を、限りなく何かを覚悟して演じるような石原さとみの姿がある。
余裕のない切実さが生む家族の溝を彼女の苛立ちが深みへと掘り続けその穴に自らを葬ってしまうのではないかと思うほどの緊迫感、悲壮感が続く。
その傍らで冷静さを保とうとする父・夫を青木崇高が微塵の違和感なく演じる。
妻の心が半ば壊れていくような状況で何とか踏ん張る彼の存在がもたらすものがどんなに必要だったかをしみじみと感じさせるのだ。
しかも向き合う相手の人柄までもが彼の一挙一動からみえてくる細やかな演技が惹きつける。
安息のない当事者の心情に並ぶもう一つの大きな柱が、担当記者が生業とする報道において中堅として上司や部下に感じる違和感、対峙しながら浮き彫りになる自分自身への葛藤だ。
意見は持ちつつも結果として大きな力に流されながら来た彼の道のりがはっきりとみえるし、後輩たちの価値観にはさらに変化があるのがわかる。
二つの柱は一見寄り添うようでいて実は押し合い歪み脆さを見せ静かに嫌な音をさせて絡み合う。
ずっと居心地の悪い映画だ。
情報の在り方に疑問を呈した作品はたくさんみてきた。
その度におもう私事がある。
〝マスコミ〟というワードがまだ眩しかった頃、ある講義を好奇心いっぱいで聴いていた。
壇上の元報道アナウンサーが誇らしげにその役割りの未来を語っていた。
もちろんリスクについても話されていたが、いまのイメージを想定するものではまるでなかったと思う。
あれから瞬く間に手軽にみんなの手中となった〝情報〟の世界。
そのイメージは怖い匂いをすっかり身につけた気がする。
迷惑メールに慣れ、誰からの連絡にも警戒心が防御し、悪いニュースには枕詞のように〝ネット〟や〝SNS〟が出てくる。
ビジネスとして採算第一の興味へ走る方向性は、あるものをないことにし、ないものをあることにするほど歪みながら膨らんだ。
それに呼応して競うように理性を欠いた言葉があらわれ、無責任に面白おかしくさせながらさらに飛び交う。
手軽なストレスの掃き溜めのようにもみえるその窓の向こうは身震いするほど殺伐としているが、薄いガラスはいつ破れるかもわからない。
ふとした拍子に誰かか、この自分の指1本で。
私たちは、きっと何かをどこかに無くしたままだ。
だから、この物語は主張するのだろう。
あえて誰もが想像しうる実際の事件をなぞらえ土台にして。
あえてマスコミのど真ん中に立ち続け実生活で母となった彼女の自らの強い意志を据えて。
そんななか、時間をかけながら変化する彼らの機微を見逃すわけにはいかない。
どうしようもない苦しみのなか握る手の温もり、別の母子の問いかけに堰を切るようにようやく溢れた涙、虹の光の先にふれる指のやさしさ。
そこに気づき胸をぎゅっとしめつけられる私たちはまだ立ち帰れるのではないだろうか。
嘆くのはいい〝加減〟を体験して比較しているからこそ。
ならばせめて、今、自分ができることを考え行動しなければならないのだと思う。
訂正済み
石原さとみサンの迫力ある演技に圧倒された作品。 本年度ベスト!!
主演女優賞ノミネートは間違い無し!
彼女が沙織里役をやりたいと監督に直談判したらしいけど納得の演技だった!
失踪した娘の美羽の情報を得ようと奮闘する沙織里と旦那。
失踪直前まで美羽と一緒にいた沙織里の弟の圭吾。
地元テレビ局で失踪した美羽の取材を唯一続けている記者の砂田。
これらの登場人物に加え警察が絡んで行く感じの作品。
とにかく沙織里を演じた石原さとみさんの演技に圧倒される。
泣くシーンや叫ぶシーン。
ドアを蹴飛ばすシーンや砂田が乗った車に窓越しに哀願するシーン等、終始切羽詰まった感じの演技の迫力が凄い!
そんな中、中村倫也さん演じるテレビ局の砂田が沙織里が唯一頼れる人なんだけど、視聴率を上げたい局との間に挟まれた砂川の葛藤するシーンも引き込まれる。
高視聴率を上げた番組スタッフがキー局に引き抜かれた時の砂川の心境に考えさせられる。
沙織里と弟の圭吾との関係も良かった。
ある過去を背負った圭吾がダメダメな感じなんだけど、後半に姉を想う行動に泣ける。
警察とテレビ局の関係が生々しい。
Win-Winの関係が築けるのは難しそう(笑)
実話ベースと思える程の引き込まれた作品!
その一角を担った石原さとみサンに主演女優賞を差し上げたいです( ´∀`)
一切の虚飾を排除して人間の悪しき本性に迫る衝撃作
本作は、失踪した子供の両親の心情を中心に人間の本性を赤裸々に描いた衝撃作である。ドキュメンタリーを観ている感覚に陥る。生き地獄とも言える両親の日常を非情な冷静さで丁寧に切り取っていく。
森下沙織里(石原さとみ)、豊(青木崇高)夫妻の一人娘・美羽が突然失踪してから三ヶ月が経ち、世間の関心が薄らぐことに沙織里は苛立っていた。事件の捉え方が異なる夫との関係はギクシャクし口論が絶えない日々が続いていた。警察の事件への熱も冷め、唯一の頼りは取材活動を続けている地元テレビ局の砂田(中村倫也)だけだった。沙織里が失踪当時、アイドルのライブに行っていたことでSNSでの誹謗中傷に晒され、沙織里の言動は次第に常軌を逸していく。一方、砂田も視聴率UPを目論む上層部から世間の関心を煽る様な取材を要求され苦悩する・・・。
本作は失踪後から始まる。そうすれば、観客は石原さとみの従来イメージを失踪前の家族のイメージと重ねることを意図している。同時に失踪後の石原さとみの新境地演技に作品の成否を委ねた作り手の覚悟を感じた。
沙織里も同様である。観客は石原さとみの従来イメージを沙織里の失踪前の正常状態と捉える。故に石原さとみの従来イメージと渾身の新境地演技のギャップが沙織里の激情として観客の心に深く突き刺さる。石原さとみの新境地演技は別人格の石原さとみが演じているようで鬼気迫る迫力がある。
後半。近隣で同様の失踪事件が発生する。沙織里は美羽の失踪と関係があると判断し、失踪者発見に奔走する。事件は解決するが美羽の失踪とは無関係だった。失踪者の母親が感謝と協力を申し出る。沙織里と豊は泣く。美羽の未発見は無念だったが、自分達の苦悩を他の人に体験させないという気持ちが芽生える。地域の子供達の交通安全活動にも参加するようになる。沙織里の再生を示唆した本作唯一の光明だろう。
本作は人の不幸は蜜の味という諺通り一切の虚飾を排除して人間の悪しき本性にフォーカスした衝撃作である。これも人間の本性であることを自戒したい。
変わらない展開なのに見入ってしまう
やっていることら頭から尻まで変わらないのだが引き込まれる演出であった。
残酷な脚本にも関わらず決してストレスが溜まるわけではない。
終わり方もスッキリすることはないがモヤモヤが残るということもない。
それぞれの葛藤があり、人間らしさを上手く表現出来ていた。
私たちは何かを失くした代わりに何を得たのか
映画館予告であんまり流れなかったのでマークしてませんでしたが気になったので見に行きました
最初の幸せな瞬間をキラキラで掴みタイトル出ると同時に現実に切り替わる演出から一気にのめり込めました!
映画なんですがドキュメンタリーというか地続きの世界かな?と思うほどリアルさを感じました
普段ニュースの一部としか情報を摂取していないので当事者の方達の苦しみはこんなにも辛いのかと
モブが周りで普通に会話してるから聞き取りづらい時もありましたが…
何と言っても石原さとみがほとんど情緒不安定でヒステリー起こしてるので見てるのが辛かった… 引き込まれたな〜
署で精神が壊れたところは辛かった…
壊れる前の描写が少なかったのが逆に良かったかも😞
幸せな瞬間がもっとあったら私は耐えられなかった…
虎舞竜のロードの歌詞のとこ笑って良かったとこですかね?(笑)カメラマンがツッコむ前に普通に笑ってしまったんですが…
夫役の青木崇高さん渋かった…
ホテルの前で泣いてたとこめっちゃ良かった
至って冷静だったので対極的でバランス良く見られました
森優作さん演じたダメな弟が良かったなぁ
現実にいそうなダメ加減 リアルだったな〜
美羽ちゃんと遊んでる動画悲しかったなー
こんな風に笑えるんだ…って
地方テレビはリアル感ありましたね
中村倫也とか短髪黒髪でシュッとしていて普通に働いてそうと思った😽
色々と葛藤が描かれてたので良かったですが最後もう少し出てきてほしかったかなー
テレビ局としては視聴率重視はスポンサーが1番の客だから仕方ないてすね…
報道のあり方というのは考えさせられますね
ここ数年SNSと匿名インターネットは悪意マシマシでおかしいですよね
過激なこと言ったもん勝ち 注目されれば何言っても良いとかとか…
自分の存在が相手から見えないと人間はどこまでも残酷になってしまうんですかね
ミルグラム実験思い出しましたよ😔
現代社会は人として大事なものを失ってしまっているんでしょうか
その代わりに何を得れたのでしょうか
最後え?これで終わり!?と正直思いました
ただ小学生の通学路の旗振りしたり、暗い表情ではなかったのであとから考えると少しだけ前を向けたのかな?
子どもの成長を近くで見てたい つまり現実と少しだけ向き合うってことですかね
美羽ちゃんの止まった時間を進めようと思ったのかな
2時間ほとんど辛くて見てて疲れました
けどカットや淡々と進んでくので最後まで飽きずに見れました
何かしらの賞に絡んでくる映画なのかな〜と思ってます!
石原さとみさんの気迫みたいなものは感じました
この監督さんは人が当たり前に持っている悪気の無い悪意というか、どこにでもいそうな、誰かの隣りにごく普通にいる人たちの悪意を描くのが上手だなと思います
石原さとみさんが女優としてもっと高みを目指すために出演を熱望した、というのはリップサービスでは無いと思ったので、劇場で鑑賞してみることにしました
が、なんか本作はどこかで観たな、こんな話、こんな展開、ばっかりでしたね
娘が行方不明になる話もベタだし、それを報道するマスコミの数字至上主義とか本音と建前とか、そういうのみんな擦りすぎてるから私は少なくとも飽きてますし、かといってこの監督ならではの視点とか切り口はどこにも無かったですね
みんなと同じような題材で、みんなと同じような展開を映画にしただけ、そんな映画でした
そして、話には特にオチもありません
オチを付けられないから、なんか1回擦った小ネタをラストにもう一回擦ることで伏線回収した感で終わらせよう、って感じのしょうもない終わり方でした
どんでん返しオチを付けろというわけではありませんが、
なにか、この監督ならでは視点、それを示唆する形で終わってほしかったですね
普通に考えれば娘は見つからないし、かといってどこかで遺体で見つかる、という展開もあまりに残酷だから、これにオチをつけるのは厳しいのは分かるんですけどね
しかし、これだと石原さとみさんのために母親が主人公の脚本を書かなきゃいけなくなって、でも新しい題材を見つけられないから在り来たりの題材で置きに行ったんだと感じてしまいますね私は
あと、石原さとみさんの演技は凄まじい箇所がありましたけど、基本的にこの母親のキャラクターに小物感あるんですよね
この監督さんの持つ悪意で主人公をただの被害者にしたくなかったんだと思いますが、そのせいで私はこれまた随分な小物を演じてるな石原さとみさんは…
どうしたの?大丈夫?と思いながら鑑賞していました
主人公もこういうキャラクターだとこっちは感情移入出来ないんですよね
それに描こうとするキャラクターも多すぎて、石原さとみさんの出番自体そんなに多くなくて…
皆さん、本作を絶賛されている方が多いですけど、そりゃ子供が行方不明になった話は可哀想だからみんな泣くんですよね
作家性あるみたいな感じで売ってる監督さんなのに、誰でも泣きそうな題材に安易に置きに行った映画を作ることはだいぶ問題あるなと思いました私は
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