「どんどん交わるべし」きっと、それは愛じゃない ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
どんどん交わるべし
ゾーイのキャラクターは有りだとしても、マイムーナのキャラクターは少し前だったら無しだったと思います。そして本作を男性監督が撮られているということで、時代は変わりましたね。
ここ10年ちょっと、スマホとLCCの影響で急激に異文化と交わるチャンスが増えてます。異文化を知ることで、伝統や慣習でYESとしか言えなかったことに、NOが言える様になったのかな?と思いました。
ムスリムだからって、出会いはそこら辺にたくさんあるし、アルコールもタバコもパーティも、そりゃ楽しいですよね。ここまでテクノロジーが進むと、誰かの犠牲でコミニュティを維持していく時代ではありませんし、その犠牲は大抵女性が引き受けてますしね。西洋社会が絶対だとは思いませんが、封建的な社会よりも自由がある分女性にとっては居心地良い社会だとは思います。
日本でも離婚、単身、転職が当たり前になってきました。冠婚葬祭もやらない方が増えてきている様に感じます。良き妻、良き娘、模範的な社員という与えられた仮面を外したらどんなに幸せか。私もそういうの全部やめてすっきりしました。
このレビューを読んで思いついたのは、マイムーナの宗教の人はこの映画を見て、どう思うのかなということでした。
国によっては、この映画上映禁止とかにもなりそうですよね。
以前、戦争についての国ガチャを書いたことがありますが、宗教についても国ガチャありそうです。
予定調和の映画ではありましたが、好きな映画のひとつになりました。
こんにちは。イスラム教って調べたら本来女性の地位を向上させる内容だったらしいですね。それを凝り固まった人間たちが教義を捻じ曲げて権威主義に利用するために曲解して普及させたらしいです。
共感ありがとうございます。
マイムーナが不実と一方的に言えないのが真実だと思いました。カズだって親に忖度するあまり、突っ走ろうとしてた訳ですから彼等は同等。幼馴染カップルの今後は多難だとは思いますが。