アウシュヴィッツの生還者のレビュー・感想・評価
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堅実な演技 堅実な脚本 堅実な演出
さすがに収容所での描写は、様々な作品で接してきた眼からは食傷気味ではありますが、演技、演出、脚本すべてに堅実な造り、且つドラマチックも十分です。ラストの感動もジワジワ迫ってくるタイプで好感持てます。
父から息子に息子から世界に語り継がれる実話
風化させない。忘れない。
アウシュヴィッツも日本の原爆投下も忘れてはいけない歴史。
日本の戦争映画は年々少なくなっているけど、ヒットラーやアウシュヴィッツの作品は毎年たくさん発表され続けている。
私達も忘れないで行き続けたい。
なにも知らなかった。
ナチスや、収容所、という言葉は歴史で習って知っています。『アンネの日記』なども読みました。
でも、言葉を知っているだけだったと痛感しました。
辛い記憶の場面になるたびに、胸が抉られるようでした。よく生きてこられたと思います。
戦争の体験者の話を聞く機会があります。聞く側は、話が終わったら、それで終わりですが、話す側の心の中では、辛い記憶がずっと生き続けているのだろうと思いました。
話を聞いても、「戦争はいけない」のようななまぬるい言葉くらいしか言えない自分が今更ながら情けなく、歯がゆいです。
でもやはり、戦争はいけない。これに尽きる。
ベン・フォスターの熱演が光ります。
多くの人に観てもらいたい傑作。
期待した作品ではなかったです。
トム・クルーズとダスティン・ホフマンの「レインマン」のバリー・レビンソン監督作品という事で予告編も見て期待してました。
1949年、ナチスドイツの強制収容所アウシュビッツから生還者のプロボクサーハリー・ハフトの実際の物語を描いています。
前半はユダヤ人収容所と現実のプロボクサーの生活を描いていて飽きないで見れました。
後半は家族との幸せな第二の人生と過去の収容所での後悔、息子に自分の過去を告白する等々感動的なシーンもありましたが前半と比べると地味で長く感じました。予告を見てアウシュビッツ物と期待してましたがハリー・ハフトの人生一代記的なドラマで印象とは違う作品でした。
おススメ度としては普通です。
切り売り
アウシュビッツ収容所から生還し負け続けながらもリングにあがり続けたボクサー、ハリー・ハフトの話。
1949年、生き別れになり生きているかも判らないかつての恋人をさがす為、アメリカでリングにあがるヘルツコの、戦う理由と過去をみせていく。
存じ上げなかったけれど実在の人物をモデルにした話しで、ロッキー・マルシアノとも戦っていたとかかなりびっくり。
ユダヤの獣と獣と叫ばれつつもPTSDを抱え、試合中やそれ意外でもフラッシュバックするアウシュビッツでの壮絶な経験の数々は筆舌に尽くし難いものがあるし、それを知り戦う理由も知り彼を気遣うミリアムとの関係も素晴らしい。
そして14年後…意外性は無いけれど、これはかなり胸アツだった。
ひたすら眠い
昔の背景づくりに白黒なんですが。
きがついたら眠ってしまっていて。ホロコースト時代でのボクシングさせられての男同士の友情での感動の。昔のシンドラーのリストとは比べ物にならない残念さでした。
アラン・スコット・ハフトが 父、ハリー・ハフト[1925-2007...
アラン・スコット・ハフトが
父、ハリー・ハフト[1925-2007] の半生を
綴った実話が映画化
第2次世界大戦中、終戦後、1960年代と
3つの時代を行き来しながら
人間の崇高さと恐ろしさに容赦なく迫る
捕えられている限り
人間としての尊厳も選択肢もない
生きるか死ぬかのみ
一日延びるだけ
愛する人と再び会うことを希望に
闘い続ける
ユダヤの野獣と呼ばれ
ユダヤ人からも背信行為と疎んじられるが
善か悪かでは割り切れない
胸が痛い
ハリー・ハフト役のベン・フォスターは
アウシュヴィッツ時代を演じるにあたり
体重を28kg落とした後
戦後のシーンにはまた元の体重に戻す
「肉体改造の限界に挑戦した」
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