劇場公開日 2023年8月11日

  • 予告編を見る

アウシュヴィッツの生還者のレビュー・感想・評価

全39件中、21~39件目を表示

3.5絶望の中の希望

2023年8月23日
iPhoneアプリから投稿

去年も似たような映画を見たような…前のはそうやって生き延びって話で、これは、その後人生を描いた映画。
現在とフラッシュバックで織り交ぜながらのストーリー展開。若干眠気に襲われたが問題なし。

アウシュビッツがどうこうより、人が生きるために必要なのは大切な人と会いたいという心の支えや希望なんだなぁとしみじみ思う。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
Oyster Boy

4.51カットが5秒以上!

2023年8月23日
iPhoneアプリから投稿

1カットが5秒以上!

作品中、1カットが5秒以上のカットが数カットあった。
絶滅危惧種だ。

バリー・レヴィンソンの手法そのものが絶滅危惧種ともいえる。

冒頭で、
影と彼女の存在、
白黒とカラーで、
正確に主人公の気持ちをメインプロットとして敷く、
そして、
その灯った火(葛藤、気持ち)を消さないように丁寧に繋いでいく。

サブプロットで、
兄、妻、息子、記者、
ナチス将校、コーチ、
プロモーター等、
緻密に演出していく。

ジャンとのサブプロットは、
シナリオにはおそらくあっただろう。

さすがに
バリー・レヴィンソンといえども、
高齢であっさりとした仕上がりを予想していた。
が、
良い意味で期待を裏切られたと同時に、
映画というものの、
シナリオ、芝居、演出、
カメラ、美術、音楽、
すべてが細かい緻密な正攻法のストロングスタイルも絶滅危惧種という事を再認識させられた。

製作側が絶滅するか、
観客が絶滅するか、

本当に観たいものを、
本気で作れるか、

本当に観たいものに、
BETするか、

鶏でも卵でもない気がする。

原題は
『The Survivor』

コメントする (0件)
共感した! 0件)
蛇足軒妖瀬布

3.5つきまとう過去と忘れられない人。

2023年8月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 6件)
共感した! 4件)
SAKURAI

4.0生還した人みんなの話を聞いてみたい 一人でも多くの人の話を拾い上げ...

2023年8月21日
iPhoneアプリから投稿

生還した人みんなの話を聞いてみたい

一人でも多くの人の話を拾い上げてあげたい

コメントする (0件)
共感した! 1件)
jung

4.0戦争は生きても死んでも苦痛・・・

2023年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

難しい

この季節この所、新宿武蔵野館のある意味恒例となった第二次世界大戦モノの上映作品、今年は「アウシュヴィッツの生還者」が上映、見てきました。

全編、重厚な内容でとても良かった・・・・

この手の作品を見て思う事は、悪いのそれぞれの関わってきた人間が悪いのではなく戦争そのものが悪いので、一番悪いには、戦争を起こした発起人だと思う。

ユダヤの人、ドイツの人のそれぞれの立場が描かれていますが、見ていて確かにドイツ兵のやった事は酷い事なんですが、あの時代、戦争の発起人たちの洗脳があるからこそ人道的な考え方ができなかったように気がします。

しかし、今、現在でアジアで戦争が起きれば、日本人は現在のユダヤ人として扱われるでしょうね・・・

本作品、第二次世界大戦でドイツ兵の捕虜となったユダヤ人がボクシングを通して生き残っていく為の選択を迫られそれに苦悩して戦争が終わってもその悪夢に追い詰めながら生きて行き、また同時にたった数ヶ月付き合っては、離れ離れになった恋人への想いが同時に描かれていて、最後は本当にほろっとさせられたな・・・

本作品、重厚の内容の上に淡々とお話を描いているので、お話に山がある訳でもなく谷がある訳でもないんですが、本当に最後に、引き裂かれた元恋人の再会のシーンを見るだけでも本作品の価値があると思います。

本作品、自分に置き換えて見ても、当時として描いてみても本当に考え深い作品でした。

生きるために生き抜く為にどう選択するのか、どう生き抜いていくのか・・・・

戦争とは、地球上のモノを破壊、人を殺すだけではなく、生きていく人にもその後に苦痛を植え付けるモノであり、本作品のお話はその中のひとつ過ぎず・・・・多くの人の人生を奪い苦しめるモノだと痛感しました。

キノフィルムさん本作品の配給をありがとう!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
sally

4.0大事な作品

2023年8月19日
iPhoneアプリから投稿

ナチス映画ながら、カナダ・ハンガリー・アメリカ合作。
そのせいかどうかは不明ながら、ナチの将校のセリフにリベラルな歴史評価の結果らしい内容がかなり反映されている気がする。
曰く、ユダヤ人を殺すのは「自分ではない、組織だ」。曰く、脱走したユダヤ人を殺すのは「責務だ」。殺人を遂行しながら、自分が望んで殺人しているのではないと考えるための詭弁。これが最もナチを象徴していると、それが分かった。防衛を謳いながら侵略し、護るといいながら国民を犬死にさせた大日本帝国同様に。
しかしそうやって人間性を捨て去ることが出来たナチがどれ程人非人になれたのかは本当に驚くほど。これが歴史からの学び。これはいじめと同じで、中にいると分からんやつなんだよな…
これ、実話ベースだからショッキングだが、じゃなかったら「いくらなんでもそんなことあるわけない」とか言われかねない案件。事実は事実と、ちゃんと記録しよう。そういう意味でも大事な作品。

コメントする 2件)
共感した! 2件)
ぱんちょ

4.0アウシュビッツの悲惨さ

2023年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

基本的にホロコースト関連の映画は観るようにしている。
さらに大好物のボクシングが絡むと観ざるを得なかった。
とにかく、主人公俳優のデニーロ・アプローチは凄い。
そして、実際のボクサーはロッキー・マルシアーノと闘っていたなんて。
そして、モノクロとカラーの使い分けが素晴らしかった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
hanataro2

3.5【ナチス収容所から拳一つで生還した男が大いなるトラウマを抱えつつ、深い愛と新たなる希望を描いた作品。今作は、序盤は見ていてキツイシーンが続くが、最後半は胸が熱くなる作品でもある。】

2023年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 9件)
NOBU

3.0生き残る為に戦い続けた男

2023年8月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

戦争によって人生を翻弄され生き残る為に戦い続けたストーリー。イヤー切ない話です。戦争と言う物が戦争が終わった後もずっと続いてしまう。彼女と再会出来て本当に良かったです。平和な今を大切にしなければと思います。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
binn

4.0堅実な演技 堅実な脚本 堅実な演出

2023年8月16日
PCから投稿

さすがに収容所での描写は、様々な作品で接してきた眼からは食傷気味ではありますが、演技、演出、脚本すべてに堅実な造り、且つドラマチックも十分です。ラストの感動もジワジワ迫ってくるタイプで好感持てます。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
越後屋

4.5父から息子に息子から世界に語り継がれる実話

2023年8月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

風化させない。忘れない。
アウシュヴィッツも日本の原爆投下も忘れてはいけない歴史。
日本の戦争映画は年々少なくなっているけど、ヒットラーやアウシュヴィッツの作品は毎年たくさん発表され続けている。
私達も忘れないで行き続けたい。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ぽな

4.5なにも知らなかった。

2023年8月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ナチスや、収容所、という言葉は歴史で習って知っています。『アンネの日記』なども読みました。
でも、言葉を知っているだけだったと痛感しました。
辛い記憶の場面になるたびに、胸が抉られるようでした。よく生きてこられたと思います。
戦争の体験者の話を聞く機会があります。聞く側は、話が終わったら、それで終わりですが、話す側の心の中では、辛い記憶がずっと生き続けているのだろうと思いました。
話を聞いても、「戦争はいけない」のようななまぬるい言葉くらいしか言えない自分が今更ながら情けなく、歯がゆいです。
でもやはり、戦争はいけない。これに尽きる。
ベン・フォスターの熱演が光ります。
多くの人に観てもらいたい傑作。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
eigaeiga

3.5息子がつづった話なのね…

2023年8月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

収容所で生き抜けたことは良かったとしてもその後の苦しみも計り知れないものなんだろうと…。生き抜いて家族を持ち過去に向き合うそのつらさ。ラストがこうなったことは唯一の救いか。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
peanuts

2.5期待した作品ではなかったです。

2023年8月14日
iPhoneアプリから投稿

トム・クルーズとダスティン・ホフマンの「レインマン」のバリー・レビンソン監督作品という事で予告編も見て期待してました。
1949年、ナチスドイツの強制収容所アウシュビッツから生還者のプロボクサーハリー・ハフトの実際の物語を描いています。
前半はユダヤ人収容所と現実のプロボクサーの生活を描いていて飽きないで見れました。
後半は家族との幸せな第二の人生と過去の収容所での後悔、息子に自分の過去を告白する等々感動的なシーンもありましたが前半と比べると地味で長く感じました。予告を見てアウシュビッツ物と期待してましたがハリー・ハフトの人生一代記的なドラマで印象とは違う作品でした。
おススメ度としては普通です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Yoji

4.0切り売り

2023年8月13日
Androidアプリから投稿

悲しい

怖い

幸せ

アウシュビッツ収容所から生還し負け続けながらもリングにあがり続けたボクサー、ハリー・ハフトの話。

1949年、生き別れになり生きているかも判らないかつての恋人をさがす為、アメリカでリングにあがるヘルツコの、戦う理由と過去をみせていく。

存じ上げなかったけれど実在の人物をモデルにした話しで、ロッキー・マルシアノとも戦っていたとかかなりびっくり。

ユダヤの獣と獣と叫ばれつつもPTSDを抱え、試合中やそれ意外でもフラッシュバックするアウシュビッツでの壮絶な経験の数々は筆舌に尽くし難いものがあるし、それを知り戦う理由も知り彼を気遣うミリアムとの関係も素晴らしい。

そして14年後…意外性は無いけれど、これはかなり胸アツだった。

コメントする 7件)
共感した! 12件)
Bacchus

4.0現実は非情ではあるが...

2023年8月12日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
jax

2.0ひたすら眠い

2023年8月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

萌える

昔の背景づくりに白黒なんですが。
 きがついたら眠ってしまっていて。ホロコースト時代でのボクシングさせられての男同士の友情での感動の。昔のシンドラーのリストとは比べ物にならない残念さでした。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
Cinemaオタク女

5.0(オンライン試写会に関しては念のためすべてネタバレ扱い)

2023年7月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
yukispica

4.0アラン・スコット・ハフトが 父、ハリー・ハフト[1925-2007...

2023年7月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

アラン・スコット・ハフトが
父、ハリー・ハフト[1925-2007] の半生を
綴った実話が映画化

第2次世界大戦中、終戦後、1960年代と
3つの時代を行き来しながら
人間の崇高さと恐ろしさに容赦なく迫る

捕えられている限り
人間としての尊厳も選択肢もない
生きるか死ぬかのみ
一日延びるだけ
愛する人と再び会うことを希望に
闘い続ける
ユダヤの野獣と呼ばれ
ユダヤ人からも背信行為と疎んじられるが
善か悪かでは割り切れない
胸が痛い

ハリー・ハフト役のベン・フォスターは
アウシュヴィッツ時代を演じるにあたり
体重を28kg落とした後
戦後のシーンにはまた元の体重に戻す
「肉体改造の限界に挑戦した」

コメントする (0件)
共感した! 4件)
lily