「歌い手ライブ映画館初鑑賞!中森明菜あああああ」中森明菜イースト・ライヴ インデックス23 劇場用4Kデジタルリマスター版 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
歌い手ライブ映画館初鑑賞!中森明菜あああああ
2023年映画館鑑賞22作品目
4月30日(日)イオンシネマ新利府
1500円(dポイント−1000円)
89年中森明菜デビュー8周年記念コンサート
なぜか会場は周りでジェットコースターが走ってる読売ランドの常設ステージ
ヒーローショーや『トリック』の山田が手品をやるような場所でなぜトップアイドルの中森明菜が歌っているんだろうか
詳しいことは知らないがきっとデビューして初めてコンサートした原点がここなのかもしれない
本来なら東京ドームでやるべきだろう
一発目は『タトゥー』
つかみはOK
ノリがいい前奏が最高
二発目は『DESIRE -情熱-』
続けて歌うためあの例の衣装ではないが独特の振り付けはそのまま
リアルタイムで中森明菜を見てきたおじさんだが比較的ライトなファンなため三曲目からはしばらく知らない歌が続いてしまう
ここで自分は挫折感
ベストアルバム買って反省しなければ
『ミ・アモーレ』の順番でやっと知ってる曲が流れてくる
「アモーレ」なら伸ばしたら当然「エ」のはずだが中森明菜の場合はなぜか「ア」に変化することを思い出した
それを知らないと清水ミチコがモノマネで忠実にそれを再現したら「明菜ちゃんをバカにするな」とムカつくところだが本人が実際にやっているのだからお怒りはお門違い
清水ミチコに申し訳ないので80年代のモノマネのフリで「黒木香」
テレビの歌番組などとは違い終始ニコニコしながら歌っていた明菜ちゃん
前列の方に馴染みのファンたちが陣取っていたのかその人たちとちょくちょくやりとりしながら無邪気に歌っていた明菜ちゃん
凄みのある歌詞内容でもこの日はとても可愛い明菜ちゃん
しかし『難破船』ではなぜか涙を流しながら感情を込めて歌うアーティスト中森明菜
画面は一転暗くなり場面は変わる
おそらく2日目のライブだろう
後半は『飾りじゃないのよ涙は』からスタート
『少女A』『北ウィング』『セカンドラブ』『スローモーション』などヒットナンバーを披露
なぜか『セカンドラブ』でも目を潤ませ戸惑うわたし
こういう一面もあるので誤解を招くのかな
両肩が出ている衣装で歌っているのでアップになるとまるで素っ裸で歌っている錯覚に陥る人もいるかもしれない
安心してください
明菜ちゃんはちゃんと着てますよ
ピンクのドレスで登場したときに風の悪戯でスカートが捲れてしまうハプニング
いや神風かもしれない
ここが笑いどころ
可愛い明菜ちゃん
安心してください
履いてますよ
スコットランドの男性の伝統的衣装じゃないんだからノーパンなわけがない
シャーロット・ケイト・フォックスはスコットランド系の血筋のためか小学生の頃ノーパンで登校して一発で退学処分になったらしいが
中森明菜という歌手を一応は知っている程度のライト層はおそらくかつて売れっ子アイドルだったが失恋で精神的におかしくなり自殺未遂をした根暗ですっかり売れなくなった本来の意味でヤバイおばあさんという印象しかないだろう
だがそんな人こそこれを観てほしい
本来の中森明菜を知ることになるはずだ
いやこれもまた中森明菜の一部に過ぎないかもしれないが
明菜ちゃんも天使だ
劇場公開版は本編終了後になると現在の中森明菜の肉声が聴ける特典
言葉の表現は悪いかもしれないが生存確認できて良かった
まばらだけど拍手が起きました
姿も見たいけど病気のようだし仕方がない
明菜ちゃんの言いつけ通りこの日は無事自宅に帰りましたよ
自宅に帰るまでが映画鑑賞ですからね
テレビでまた歌う姿を楽しみに待ってます
中森明菜フォーエバー