「日本で唯一無二の“歌姫”」中森明菜イースト・ライヴ インデックス23 劇場用4Kデジタルリマスター版 たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
日本で唯一無二の“歌姫”
渋谷シネクイントにて鑑賞。
中森明菜の素晴らしいライヴであり、かつてレーザーディスク(!)が擦り切れるほど観ていた映像。今回は「デジタルリマスター版での上映」とのことで観てみたが、44年も前の映像をクリアにするのは難しいのか…(^^;
レーザーディスクで繰り返し見ていた映像の方が綺麗だった!
それでも、個人的に「日本で唯一無二の“歌姫”」だと勝手に思っている中森明菜のこのライヴ(1989年4月29日&30日、よみうりランドEAST)は、本当に最高のパフォーマンス。
特に「TANGO NOIR(タンゴ・ノワール)」の歌声・歌詞・振付は最高で、「歌世界を身体全体で表現できるアーティストの姿」に見える。
また、改めて見直すと、「難破船」や「セカンドラヴ」での感情の豊かさも素晴らしい。
デビュー曲「スローモーション」、「少女A」でテレビに出て来た時から見ていた歌手だが、NHKホール公開録画で観た時は「トライライト」を歌っていたが何となく撮った生写真は今でも持っている。特に、追っかけだったわけではない…(笑)
しかし、こうした堂々と(マイクを離して)歌えるヴォーカリストは見事!
これは映画ではない。中森明菜のライヴ映像である。
それでも、「映画館で上映されたということ」、そして映画館での上映に当たって「現在の中森明菜の声」がスクリーンを前にした観客に語ったことは意義深い。
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