「映画業界という華やかな世界の裏側に潜む闇を、新人アシスタントの視点...」アシスタント ホンマサさんの映画レビュー(感想・評価)
映画業界という華やかな世界の裏側に潜む闇を、新人アシスタントの視点...
映画業界という華やかな世界の裏側に潜む闇を、新人アシスタントの視点から描いた社会派ドラマ。
職場に潜むパワハラやセクハラ、無力感といった普遍的な問題をあぶり出そうとする意図は伝わる。
ただし、主人公の人物像が薄く、映画プロデューサーを目指すという設定もほとんど活かされていない。
観ていて伝わるのは、ただ暗く雑用をこなす姿ばかりで、観る側も気分が沈んでしまう。
映画や芸能界に憧れている人が“現実の厳しさ”を知るきっかけにはなるかもしれないが、ドラマとしての面白みには欠け、正直退屈な作品だった。
コメントする