「家族」バカ塗りの娘 ウルスアベイユさんの映画レビュー(感想・評価)
家族
鶴岡監督の「過ぐる日のやまねこ」がとても好きで、なんとか観たいなと思ってました。地元でも遠くでは上映あったんですが(監督の地元)、別の所の上映に間に合いそうで、最終日の最終回(早朝)で鑑賞できました。
家族とは、いいですね。描き方がとても丁寧で、いろいろあっても理解して、会話して、ご飯を一緒に食べればわかり和えます。わたしも妻は本当に大事にしている(つもり?)わけですが、父や兄弟とも、もっともっとわかり合える時間を共有したいと思いました。
女性の自立ものとしてはちょっと弱いのかなとも考えましたが、堀田真由さんはほぼ初見ですがいいですね。漆を「綺麗だ」と見惚れるシーン、とても良かったです。
実は小林薫さんじゃなければ映画館には行かなかったかも?なんですが、大好きです。そこにいるだけで見惚れてしまう俳優はそんなにいません。
片岡礼子さんは流石に上手いです。最後、なんで帰る演出になったんですかね。あそこにいてもいいと思いましたし、いるべきじゃないかと。唯一疑問でした。
四季を通しての撮影が丁寧にされていて、素晴らし作品でした。鶴岡監督の次回作モ楽しみです。
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