オールドカー　てんとう虫のプロポーズのレビュー・感想・評価

作中内に出てくる国産旧車が好きで、鹿児島の有名な旧車を見る目的で鑑賞しました。
車系の映画は、車やアクションは格好良いけどストーリーは…みたいな映画が多いですが、この映画はストーリー(特に哀川翔の葛藤部分)も見応えがあり見入ってしまいました。
現在、私自身も家族が有りながら哀川翔と同じような旧車を所有しており、今後映画同じ環境になったら愛車を手放す事が出来るかな？と考え込みました😅

この映画の最大の失敗は哀川翔がロクでもないオヤジに見えないところなんですよ。
大して仕事もせず、ハコスカの改造に大枚を掛け、週末ともなれば旧車會に出かけて朝まで走る。家族のことなんか二の次。
ロクでもないオヤジが改心するから話として面白いわけで…
そこそこ良いオヤジだとパンチが足らんのよね。

それにハコスカを売ってくるシーンは一番の泣かせどころなのに…
そこの扱いが雑。
監督の力不足感は否めない。
結局、ほのぼの映画でした。
泉ピン子だけは、さすがの存在感！

期待以上です。
俳優の皆さん達が、作り上げて
脚本も素敵でした。
鹿児島県の名所も拝見できて
とても良かったです！！

まあまあ楽しめました。哀川さんと息子と娘の彼氏の演技が.........そこに味があったのかも？娘は可愛かった、奥さんも格好良かった
上映時間かもう少し長かったら退屈しそうだったのでタイトル通りの評価です。

今年153本目。

お父さん、奥さんに黙って買っていたてんとう虫の車。好きな女性にいい所見せたい。哀川翔さん男性の気持ちを代弁流石の場面。

鹿児島で夫婦でコンビニを経営する男の車愛と家族愛の話。

ハコスカに乗る地元じゃ有名人の主人公の父親が、今際の際にてんとう虫と呟いて巻き起こっていく。

…とはいいつつも取り敢えずてんとう虫は置いといて、ちょっと冷たい妻と暗い息子、唯一ちゃんと話ししてくれる娘との家族のお話し。
そしてまさかのハコスカ…(´・ω・`)

からのてんとう虫(`・ω・´)!

娘の痴話喧嘩や弁当とか結局金は？とかとか、良くわからなかったり投げっぱなしだったりなところもあったし、ご都合主義全開で雑さは感じたけれど、優しく温かくカッコよくて面白かった。

哀川翔、鈴木砂羽、泉ピン子、西岡徳馬と豪華な出演者が贈る
それぞれの夫婦のプロポーズの思い出、鹿児島観光案内的シーン、
旧車のオンパレード（ハコスカ、スバル360、スプリンタートレノなど）
なかなか楽しいストーリでした。
#オールドカー＃てんとう虫

鹿児島の有名スポットを巡っていましたが、そんなに嫌な感じにはならなかった。経営危機の旅館が、バリバリTVCMしている所だったのはどうか? ってトコですが。
脚本に全面的に頼った素直な作りだったのが良かったと思う。
娘の鹿児島弁は明らかに違う、沖縄とは違うんだけどなーそんな事を感じさせない泉ピン子凄味が有る。