「VIVA ITALIA」夜の外側 イタリアを震撼させた55日間 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
VIVA ITALIA
1978年3月に発生したイタリア政権与党のキリスト教民主党=DCの党首アルド・モーロが誘拐された実話をベースにした話。
極左武装グループ「赤い旅団」に誘拐されたモーロが釈放されて入院中のところから始まって、章立てて誘拐前からを振り返る体でみせていく。
事件にしてもイタリアの政治事情にしても全然知識はなしで観賞。
党名の通りだけど教皇まで絡んでくることにちょっとびっくり。
壮絶な襲撃だったり、死亡説だったり、交渉だったり、章の区切りの前後はそれなりに盛り上がるけれど、それ以外はサラッと終わりそうなシーンを丁寧にみせている印象で、2〜5章は視点を変えて同じ内容を繰り返しみせていくので、逆の視点でみせる4章は結構面白かったけれど、それ以外の特に3と5章はほぼいらない様な…他がなければ観ているその時はそれなりに面白いけれど、シーンが終わった直後にこれいるのか?とかそんなに、引っ張る意味あるのか?という思いが湧いてきて、それが積み重なって非常に長く感じる。まあ、実際長いけどw
ストーリーも展開もエピソードも、面白いものは多いけれど、これだけ長いといらないよね?と感じるものが非常に多くダルく感じる部分が多かった…と思ったら6章もAGAIN?
あーそういうことなのね…なんだそれ?
2〜5章は1つにまとめ、ムダに長いシーンは短くして、せめて半分の尺でみせてくれたらね。
ということで長さとまとまりの悪さで☆-1
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