アイドルマスター シャイニーカラーズ 第3章のレビュー・感想・評価
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「見た事ないアイドル」
今年4本目。
放課後クライシスガールズのダンスと歌が見た事ないアイドル。このグループが実際の人でいたら世界一のアイドルなんだろうなあと作品通して感じました。アイマスミリオンライブも昨年夏〜秋にかけて3章行きましたが、第12話が歌が勢揃いでそれは今作も一緒で、そこまで見て一気に感情が爆発する所が好きです。ツバサグラビティ人生でTOP中のTOPの歌でした。
アイドルグループの〝センター〟とは?
本章でシャイマスも完結。終盤はライブで畳み掛ける構成、アイドルアニメの真骨頂が発揮されるという訳で観応えも充分でした。ただその分ストーリーの味付けと言いますか物語を楽しむ部分は少なくて、楽曲メインの展開となります。
本作はその楽曲が個人的には比較的良好だったので、作品全体は前作のミリマスよりはコチラが好みです。発声OKの上映も設定されるでしょうが、ファンはソッチで盛り上がれそうです。
内容は、ヲタの貴兄各位は恐らく誰もが好きそうなマノチンが、所属アイドル16人の真ン中に立つ事が話の軸です。ですがソコはやはりライブにステータス全振りしたような章構成も相まって、上記の通りストーリー性はだいぶ薄味です。
今や様式美となった海・合宿・温泉というメニューも今回は1つだけ、ソレも時間を割かず掘り下げず、とりあえずマノチンには寄っておく、的な流れ。個人的にはこの辺がイベント性高いにも関わらず結物足りなくて味気なく、色々活かしきれなかったと感じました。せめてもっと細かい描写に気を使う・アイデアを盛り込んでいくと違ったのかも知れませんが‥‥
そんなこんなで所属アイドル総出演のファーストライブとなりますが、登場時こそ真ん中に居たマノチン、横並びでお披露目‥‥あれ? チョッと右寄り。。。ソレもそのハズ、4グループの構成が5-3-3-5人。それぞれのユニットも立ち位置が決まってます(実はこの点でイロイロ苦労した過去ありw)。
自ずとド真ん中にはヒオリンとテンカちゃん。ド真ん中で目立つことは悩みのタネにはなかった?w でもまァソレはその時だけ『あれ?』と思ったに過ぎず、その後はスクリーンいっぱいに動き回る女の子たちでドーでも良くなります。
本作総じて思ったのは、やはりゲームと楽曲が中心のコンテンツのためかストーリー〝作話〟は当たり障りない感じだった事、そのためアニメ作品自体が物足りなく盛り上がり不足を感じた事でしょうか。とは言えバンドリの騒動を期待してた訳ではないし、推しの露出の公平性にも気遣いがあったかと。
またプロデューサーや社長の存在がどうにも無個性で、邪魔にならないようお利口さんにしてた様な印象だったのもマイナス点です。脇役の味付けは『ウマ娘』が上手かったと思ってまして、も少しアレ位に立ち回っても良さげだったかと。
ソレ以外は、楽曲はワリと好みでしたし、ポリピクのセルアニメチックなCGも良かったです。特にステージ上で汗で髪の毛が顔に張り付いた様な描写?もあったような、その細かい演出が他のシーンにもあればよかったかなと。
という訳で本シリーズの推しは、同郷に近い恋鐘ちゃんで(方言が微妙だけど)w
すごーく評価に悩みました・・・
今回の3章について
9話~10話:日常・ライブ準備回
11話~12話:ライブ回
でしたが、評価がまったく異なります。
・9話~10話:日常・ライブ準備回 → ★3点(おまけ)
1章~2章を観て、シャニアニのスローペースはわかっていましたが、やはりキツイ・・・
良く言えばシャニマスを「丁寧に」描いている、悪く言えばストーリーが退屈。
最後まで真乃ちゃんが、なぜセンターなのかわかりませんでした。
アイマスはカレーですよね。
真乃ちゃんがかわいい。
・11話~12話:ライブ回 → ★4点(文句なし)
ライブ回は素晴らしいです!
まず「曲が強い」ので勝利は約束されていました。
4ユニット×2曲+全体曲2曲もやってくれましたのでボリュームも十分です。
映画館で鑑賞したのも良かったんですが、ライブ中の音量が大きすぎて音が割れてる感じがよい。
逆に舞台裏では音が遠くに感じてリアルでした。
3Dなのに汗かいて髪が乱れているところまで表現されていて体温や匂いを感じました。
舞台裏を詳細に表現してくれたのも良かったです。
真乃ちゃんがかわいい。
・総合評価 → ★4点(少しあまいかも・・・)
★3.5にするか★4にするかすごーく悩みました。
2期に期待して・・・少しあまいかもですが、ライブシーンだけでも映画館で観てほしい!
真乃ちゃんがかわいい。
・2期への要望
ストーリーはもう少しメリハリつけて頑張ろう。
劇場版ではエンドロールは各話ごとにいりませんので最後にまとめてお願いします。
(11話と12話の間のエンドロールは本当に邪魔です・・・せっかく盛り上がっているのに・・・)
いつも同じようなBGMが流すのやめよ。
「SNOW FLAKES MEMORIES」は名曲!2期の季節が冬だったら是非お願いします!
真乃ちゃんはこのままかわいくね。
・最後に
一番笑ったのは、おまけ5コマの「豚肉」でした。
真乃ちゃんがかわいい。
ライブシーンは圧巻!
ミリアニと同じく、ラスト2話は怒涛のライブ攻め。
ライブシーンはこれまで同様非常にクオリティが高く、これを劇場の大画面と大音響で観られるのは僥倖という他ないでしょう。相変わらずパワフルなダンスの果穂最高!
そこにいたるまでのお話も、新曲(とはいえファンにはお馴染みの曲)の歌詞を上手く使った、変なトラブルとかに頼らないストレスフリーなデキ…
なのはいいのですが、やっぱりちぃとばかしスロー過ぎるんですよねぇ…一章から通して、このテンポの緩さには慣れずじまいでした。
あと真乃はとうとう最後まで公園の鳩さんと触れ合わなかったし、マメ丸やカトレアなどもリストラ状態。たぶんモデリングのコスト削減の犠牲に…
だからといって決してキャラ描写が雑というわけではない(むしろ丁寧な部類ではある)のですが…でもなぁ…
ライブシーンだけでも十分に観る価値はありますが、逆にテレビで一話ごとに…となった際にどこまでイケるかにはどうしても不安が残ります。
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