アイドルマスター シャイニーカラーズ 第1章のレビュー・感想・評価
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フィルムスコアリングとは・・・?
1回目の鑑賞ではアイドルものなのに妙に暗めの印象を受けました。
その後、この映画のウリがフィルムスコアリングだというのを知り、音楽を意識しながら2回目の鑑賞。
わかったのは、この作品ではBGMが普通のアニメのような状況の説明ではなく、キャラクターの感情の説明のために使われているということ。
そのせいか普通の作品よりもBGMが入っているシーンが多く、毎回ある不安や迷いなどの感情のシーンではだいたい弦楽器から入ることが多いため、暗めな印象を受けたようです。
どのBGMも曲の長さはシーンに合わせてあるのはわかりますが、鬼滅の刃などでやっているような、キメのアクションにピッタリ曲が合うような気持ち良さを感じるシーンはなく、キャラクターにより楽器を変えるような気遣いもなさそうで今のところメリットが感じられません。
普通のアニメのような音楽の付け方にするだけで、まるで違う作品になると思いました。
シナリオ的にも、ゴール(W.I.N.G.優勝?)の描写がふわっとしているため、キャラクターに感情移入しきれないところがあります。
ゲームをうまくアニメに落とし込めてないように感じました。
キャラのCGは可愛いと思っているので、キャラクター説明の話数が終わる2章以降はもっとこなれてくることを期待します。
ファン向けユニットプロモーション
「アルストロメリアいい」
楽しさなどはあるけど、第2章に期待かな
TVシリーズの先行上映ということで見に行きました。
アイドルマスター シャイニーカラーズ 第1章
公開前はアニメ版サイトを見て、キャラクターやユニットなどを見てプチ予習しました。
ちなみに、原作のゲーム(スマホアプリゲーム)は未プレイです。
本編は第1話~第4話までの構成 だから92分なのも納得。
ライブはアンティーカ・アルストロメリア・放課後クライマックスガールズの3組
イルミネーションスターズは自己紹介とレッスンぐらいこれは仕方ないね
逆に考えれば、イルミネーションスターズのライブは第2章で披露すると思うので期待したいな。
オープニングテーマのツバサグラビティが流れた時は自然に泣いてしまった。
全体的としては楽しかったです。でも、楽しさはあるけどこれで納得してはいけない。
第1章は始まりの物語なので第2章に期待してます。
歌の上手い声優さんたち
ミリマスに続いてシャイマスも
アイドルアニメコンテンツの中でも成功を収めたシリーズの一派である本作品は、アイドルアニメの王道『商業アイドルの内側』をデフォルメした内容を、シリーズ毎作とも軸にしています。本作も同様アイマス・デレマス・ロリマス・ミリマスと続き『シャイマス』として、アイドルキャラクターがスクリーンいっぱいにその可愛らしい姿を所狭しと駆け回るのですが‥‥
前作ミリマスからフルCGとなった様で、ポリピクのビジュアルはかなり自然なセル画アニメの雰囲気を踏襲しています。一昔前の人相類似やソフビ人形感は皆無、ただ頭髪のギザギザ感が気になるくらいでしょうか。
ついこの間劇場で鑑賞し、現在TVアニメ・配信されているミリマスのソレがアイマス1作目の雰囲気を踏襲してるとすれば、本作はデレマスの雰囲気がありました(283プロ全員の統一衣装からそんな気がしただけ?)。それに本作センターキャラの櫻木真乃は、ホンワカほっこりの子猫系美少女で、この手のジャンルでは王道鉄板(鋼鉄)のキャラ設定を背負ってるとあって、冒頭から変化球は皆無でした。
Pにスカウトされ事務所と契約、ユニットに加わり日夜レッスンに励み、同僚の仲間たちは次々に実績を上げていく中で、自分たちは悩み迷い苦しむ?という流れ(であろう事)はコレまでと何ら変わらないスタイルで、もはや水戸黄門展開と言えましょう。
従って最低限ドラマ性はあっても、スリル・サスペンス・アクション等もこじんまり、そう言った感情揺さぶるジェットコースターがない代わりに『楽曲』が、それらエンターテイメント性を背負ってこれらのシリーズを成立させているのだと感じました。
コレまでの劇場版アニメ作品とは違い、楽しみ方にコツが要ると言うか、同列で鑑賞すると道に迷ってしまいそうです。ただお客さんはソレを弁えたゲーヲタ・アニヲタ各位でしょうから、マーケとしては対象者をキチンと設定した作品です。
とは言えストーリーの『ネタ』や『オカズ』が物足りないのは、このシリーズの一番残念な点です。
と言う訳で、お話の展開を追いながら物語を楽しむ事と併せて、メインの楽曲と推しキャラがスクリーン上でワチャワチャ可愛いのを愛でるのが、本来の楽しみ方であろう作品です。個人的には面白ければイイかな、的な鑑賞でしたので、★評価数どおりの満足度です。
因みに、本作はエンド後に紙芝居漫画と撮影イベントが組み込まれています。
来年やるアニメの先行公開だが、見て損はないかなと
放課後クライマックスガールズが主人公?
アイドルマスターはU149、ミリオンライブと傑作アニメが続き、私の中でハードルが上がりまくっている中での鑑賞です。
シャイニーカラーズについてはまったく知識がないため、事前にネットで世界観だけ理解して映画館に向かいました。
まず、3DCGについてですが、一部ネットで酷評されていましたが、見だすと特に気になりませんでした。
というか・・・普通に良くないですか?
アイドルが椅子に座っているシーンでのフトモモ付近とか最高です・・・。
物語については、主人公がプロデューサーにスカウトされて・・・という王道な話なんですが、少し主人公の動機が弱い感じがしました。
見た目がフワフワした主人公が、フワフワした動機で話が進んでいくので、主人公を軸に物語をドライブできていないような。
シャイニーカラーズのゲームとかを知っていれば特に違和感がないんですかね?
主人公組とは逆に、他の3ユニットは個性的な部分がうまく描かれていました。
特に4話を中心に描かれた「放課後クライマックスガールズ」はキャラ、話の展開、ライブシーン共に素晴らしかったです。
正直、今、新人アイドルのコンテスト(WINGというらしいです)が開催されたら「放課後クライマックスガールズ」を応援しますわ・・・。
「放課後クライマックスガールズ」を主人公にしてもまったく問題ないですよ。
この作品が傑作となるためには主人公組の覚醒が必須ですが、2章以降にどのような挽回を見せるのか楽しみにしながら待ちたいと思います。
良いところと微妙なところが両方たくさん
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