「体内環境の擬人化による与える影響。」はたらく細胞 孔明さんの映画レビュー(感想・評価)
体内環境の擬人化による与える影響。
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先行の漫画版、アニメ版に後追いする「実写版」の劇場映画です。
人間の体内で生成される細胞たちを擬人化して、彼等の活躍によって人は生命を持続させることができるのです。
体内に酸素を運ぶ役割の「赤血球」が主人公。そして、外部から体内に入り込んで危害を加えようとするウイルスなどを排除する役目の「白血球」。それぞれの細胞に役割があり、互いに連携することで人体を守っています。
しかし、そんなことを普段は意識しない人間たちは、自分で自分の身体を痛め付けるような深酒や煙草を繰り返してしまったりしています。
そんなことでいちいち影響を受ける体内の戦いのドラマと、外部の一人の人間として生活する人たちのドラマをリンクさせて物語は進みます。
基本的に内部の争いが外部の人間の人生を翻弄します。
でも、内部環境を良くするのも悪くするのも、細胞の宿主である人間次第なのです。
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