「楽しかった、が、尾を引く悪ノリ感」はたらく細胞 marumeroさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しかった、が、尾を引く悪ノリ感
(関係ないのはわかってますが、先だって、福◯雄一監督のくだらない聖なお兄さん達の映画を観てしまったせいで)
序盤、特撮感とクセ強キャラ(キャスト)による悪ノリ感に、一抹の、いや大きな不安を抱きました。しかし、学びと娯楽が上手く両立された展開に、マクロファージや血小板の可愛さに、健全な精神を取り戻して素直に楽しむことが出来ました。
しかし、(キラーT細胞の影響が大きいか)悪ノリ感が尾を引いてなのか、あるいはFukaseさん演じるキャラの(ビジュアルも含めて)いま一つ深みがない感じのせいか、全体を通してケレン味が強すぎるせいか、クライマックスに向かう展開にもう少しメリハリが欲しかったです。なんだかダラっとゴタゴタしたような感覚のままラストまでいってしまったように感じました。
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