「実写化する必要性を感じなかった」はたらく細胞 プリズナーN0.6さんの映画レビュー(感想・評価)
実写化する必要性を感じなかった
劇場では見なかったので、ネット配信で鑑賞。
「はたらく細胞」については、原作コミックがとても面白く、そのアニメ化は素晴らしい出来だった。
しかしこの実写版については、予告編で見た時に感じた現実パートへの違和感が拭えなかったが(これが見なかった理由のひとつ)、その感は正しかった。いくら阿部サダヲと芦田愛菜という芸達者な俳優を使っても、その“イタさ”は最後まで続いた。
体内パートにしても、アニメであそこまで完璧に作られてしまった以上、もともと細胞を擬人化してキャラクターに落とし込んでいるというファンタジーな世界を、ふたたび実写で人間に戻してしまうのはかなり厳しく、それが如実に出てしまった作品だと思う。ぶっちゃけアニメには遠く及ばなかった。
それでも血小板ちゃんたちがメッチャ可愛かったので★1個プラスしときます。
PS おそらくだけど、演じている役者さんたちは結構楽しかったんだろうなぁ。マンガ(アニメ)のキャラクターを演じている…ちょうどコスプレのような感覚。それはもうノリノリでやりますよ😅
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