「重たい理由」はたらく細胞 パンナコッタさんの映画レビュー(感想・評価)
重たい理由
現実である、阿部サダヲ、芦田愛菜親子のストーリーに体内の細胞たちを呼応させ過ぎてて、途中から安っぽいヒューマニズムの押し売りを見せられてるように感じた。
現実の親子はアレでいいと思う。ただ、体内の細胞たちはもっと明るく元気に(佐藤健のキャラはあのままでいい)闘ってて欲しかった。キラーT細胞の山本耕史さんやマクロファージ先生の松本若菜さんのように。
細胞たちに『人情』を感じさせようとしてる???。結果として観客がヒューマニズムを感じればいいので、あえてそれを細胞にやらせようとしているのが残念かな。
コメントする