「自分の体を労われます」はたらく細胞 t.kokubunさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の体を労われます
映画によると、33兆個もの細胞さん達が自分の体を維持するために、毎日働き続けてくれているとか。
もともと私はあらゆる生命体に命や意志の存在を感じる性格で、観葉植物に対しても慈しみの気持ちを持って育てたりしています。
しかし、こと自分の体の中の細胞ともなると、なかなか直接触れることもできないし、どんな働き方をしているかもよくわかりません。
切り傷を作ると、いつの間にかかさぶたができて、血を止めようとしてくれたり、風邪を引くと体温が上がって体の中を守ろうとしてくれたり、寒い時はブルブル震えることで発熱を促してくれたり、ご飯を食べるべきタイミングになるとお腹がすいたと脳が伝えてご飯を食べられたり、本当に一つ一つの細胞がうまく連携しあって、自分の生命を維持してくれているのだと思います。
この映画は、とある親子の体の中を働く細胞たちがどのように頑張ってくれているかをとてもわかりやすく描写してくれて、見終わった後にはきっと多くの観客たちが自分の体をこれから労ろう温かい気持ちになれる映画だと思います。
その意味で私はこの映画に5点をつけたいと思います。
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