「感情をコントロールされてる感覚。」はたらく細胞 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
感情をコントロールされてる感覚。
おもしろいよね。
永野芽郁かわいいし、佐藤健かっこいいし、阿部サダヲ面白い、芦田愛菜演技うまいし。
原作もいいしね。アクションもいい。
ヒロイン(永野芽郁)がやられそうになるとヒーロー(佐藤健)が助けに来るし、反目する仲間(山本耕史と仲里依紗)が最後は分かりあって散ってくし、弱いヒロインはそれでも使命を果たしていくし。
互いを思い合う家族愛(阿部サダヲと芦田愛菜)も素晴らしい。
でも、それだけなんだよね。
さあ、ここで感動しろ。さあ、ここで笑え。ここは泣け。
って、定石展開できっちりやられてんだよね。
ベタベタといってもいい。
この映画、商業的にも成功するでしょ。
だから、これから、こんな感じの作品が増えるかも。
面白きゃそれでいいんだから、いいんだよ。
とも思うけど、これはコンテンツの消化力というか、リテラシーというかが落ちてくね。
それでも「売れる作品を作れ」というオーダーに対して、きっちり売れる作品を返す能力の高さはスゴイと思ったな。
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