「昭和三十七年生まれ」はたらく細胞 ランタイガさんの映画レビュー(感想・評価)
昭和三十七年生まれ
お勧めします、とても面白いです。
高校生の娘の体が花園なのに生活習慣病の父親の体内が戦後から昭和三十年代風なのが可笑しくもありショックでもあり、秀逸でしたね。
かく言う昭和37年生まれの私も今や体質改善に成功したかもしれないような状態になって来ましたが、7年前は恐らくこんなブラックな体内だったのでしょう。おぉ怖。
そんな父親が食生活を見直したところ体調が良くなる。すると体内では赤血球が道が綺麗に舗装されて酸素が運びやすくなったと喜ぶシーンがありますが、これは嬉しいですね。本当にこんな声が届くと良いのに。
輸血によって李光人赤血球と芽郁赤血球が出会う所は驚きました。良かったです。
場末の肝細胞バーの深キョンママに癒されたい。
Fukaseさんの「キャラクター」での高評価を耳にしていましたが今回もとても良い役でした。
作品のクライマックスに大いに緊張感をもたらし、ストーリーに引き付けられました。
アクション演出は「るろうに剣心」の大内貴仁さんが担当されたと言う事で納得の大内殺陣世界観が楽しめます。
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