「前半はコミカルに擬人化、後半は意外にシリアス」はたらく細胞 あさやんさんの映画レビュー(感想・評価)
前半はコミカルに擬人化、後半は意外にシリアス
■サマリー
人間の体内には37兆個もの細胞が存在し、酸素を運ぶ赤血球や
細菌と戦う白血球など無数の細胞たちが、人間の健康を守るため
日夜はたらいている。
高校生の漆崎日胡は、父の茂と2人暮らし。
健康的な生活習慣を送る日胡の体内の細胞たちは
いつも楽しくはたらいているが、不規則・不摂生な茂の体内では、
ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちが不満を訴えている。
そんな中、彼らの体内への侵入を狙う病原体が動き始め、
細胞たちの戦いが幕を開ける。
■レビュー
元は漫画?アニメ?らしいけど、率直にいうと面白かった。
人間の体内の細胞や各器官、その働きを擬人化すると、こうなのか、
ととてもわかりやすかった。
酸素や二酸化炭素を運ぶ体循環や肺循環から始まり、
くしゃみを出すときは、まさかのロケット発射笑
さらに愛しの異性を前にテンション上がって、
アドレナリンが出たら、体内はサンバカーニバルとか笑
排便シーンの出す、出さないのせめぎあいも、ウケた
映画前半はクスクスと笑いながら見させてもらった。
が、後半になると、意外とシリアスな展開に。
放射線治療って、そういうことなのね、と。。。
主役は赤血球の永野芽衣ちゃん、かわいらしいよね~
でも、素晴らしいアクションだったのは剣心、じゃなく白血球の佐藤健さん、
さすがすぎる
「ぶっ殺す」は小さい子には過激か笑
NK細胞の仲里依紗さんもなかなかのアクション、引き締まった腹筋、
素敵でしたよ
意外なのはマクロファージ先生を演じた、松本若菜さん
あのドレスでよくやるわ
そして、バグってしまった細胞、見たことあるけど誰だ?という状況に
エンドロールでようやく、あーーーー、この人だ
小さい子にもわかりやすい、人体の勉強にはいいかもね
そして、前月(11月)の衛生管理者の試験前に見ておけば、
もっと効率よく理解できたのでは、と思う次第でした笑