劇場公開日 2024年12月13日

「BLACK割合高め」はたらく細胞 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0BLACK割合高め

2024年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

武内英樹監督ゆえの『翔んで埼玉』からの流れのためか、豪華な片岡愛之助の使い捨て感がすごかったのに笑いつつ。
正編と『BLACK』の繋ぎ方としては上手く、『BLACK』割合が多めのため、戦闘シーン多数。
佐藤健と山本耕史と仲里依紗が共闘している無双感がすごく、実質『るろうに剣心』なアクション映画だった。

主なキャストも『半分、青い』二人が赤血球・白血球だし、『マルモのおきて』の親子が親娘だし、と露骨に狙ってて話題性も大きいしで、にやりとできますし。

1点だけ、阿部サダヲ演じる父親が、疲労と血中糖度変化で意識混濁するほど、肝臓腎臓膵臓系や血管(コレステロール値)などの数字が酷く、1ヶ月の食生活改善程度で正常化するわけないだろ、というところだけが気になったが、それ以外はフィクションとして納得。

トータルの満足度は、『翔んで埼玉2』と『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 の間くらいかな。

コメントする
コージィ日本犬