劇場公開日 2023年5月5日

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ウィ、シェフ!のレビュー・感想・評価

全59件中、21~40件目を表示

4.0思ったよりも社会派な映画

2023年5月28日
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笑える

悲しい

難しい

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105

4.0腕は一流なのに周囲との協調性に難がある女性シェフ。移民少年たちの保護施設の料理人になってしまう。少年たちとの衝突や交流を重ねていく内に、彼女の心も次第に和らいでいきます。

2023年5月26日
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もりのいぶき

3.5時系列の移し方に感動。

2023年5月22日
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泣ける

楽しい

幸せ

作中何度か時系列を巻き戻したり(何だったら最初が…)するのですが、それがとてもさり気なく気付いたときに思わず感動してしまう程でした。出てくる少年達がいわゆる非行少年でないことも話のポイントかと思います。心情の移り変わりなどエピソードがもうちょっとほしいと感じもしたのですが、そこは前後の文脈から好きに注ぎ足してあなたの料理として楽しんでほしいという制作側からの粋なメッセージなのかなとすら思ってしまえるくらいには良い作品です。

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プルコギ

4.5考えさせられつつ前向きにさせてくれる映画

2023年5月21日
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興奮

難しい

幸せ

どんな作品が楽しみだったが、予想以上に良かった作品。考えさせられるテーマでもあり、きっかけを掴めば青少年たちも笑顔になる前向きになる作品。移民問題はヨーロッパではどうしても問題になる。現実も直視しつつ色々考えさせられた。また、一人の女性シェフが移民の青少年教育施設に来て料理の楽しさ・厳しさを教え青少年たちに希望を与える。これもいいなあとつくづく思った。終盤は全く思いつかなかったシーンで面白かった。フランス映画今年はいい作品が多い。ウィー、シェフもその一つ。

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ナベウーロンティー

3.5それっぽいけど雑過ぎ

2023年5月20日
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120分作品の予定で編集してたら、締め切り間際に「あれっ?これ100分納品なんですけど……」って言われたりしたのかな、と思うほどの、後半怒涛のドタバタバタバタセカセカ展開。急激なスピードアップで、完全に事故ってる。ワイルドスピードですわ。

話の大筋や設定はいいと思うのだけど、人物の感情やストーリーの起伏の描き方がかなり端折り気味で勿体ない。もう少しことの経緯やきっかけを丁寧に描いてあげないと、わからんことはないけどグッとこない、という感じで。
製作陣に力がないとも思えないけど、撮影の安定感に誤魔化されているかなぁ。作品がストーリーを追うことに必死になっているのは、約100分という短い上映時間のせいだけではないと思います。

あとご飯映画なのだから、美味しそうな料理がたくさん見たかったなー。

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今日は休館日

4.5最高でした

2023年5月20日
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ごまんた

4.0タイトルなし

2023年5月20日
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ウィシェフ!連呼はザ·メニューかよと思ったけどその実内容は移民問題
施設でもその場所なりの調理をしない頑固そうなシェフ、でも本格的な料理を食することが出来て羨ましい 調理に興味を持つ体験もできるし一石二鳥 似たような境遇の人は寄ってくると言うけれど自らも不幸な生立ちで... しかし移民に門戸を開くのは飲食業だけなんですかね そこが少し納得いかんかった
もうちょっとジブリル君が何とかなってほしかった 重いテーマだけど施設長やギュスギュス君はもちろん、マイク離さないサビーヌさんと自称女優のファトゥさん含め周りの面々も良かったな

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ゆう

3.5子ども達の演技が素晴らしいと思ったら

2023年5月20日
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知的

オーディションで集められた本物の移民者で、演技は素人らしいです。モノローグで彼らの身の上が語られるシーンは、多分事実をそのまま語らせているんじゃないかと思います。子ども達は成人を迎えるまでにフランス語を習得して就学しなければ送還されてしまいます。彼らは現実でも崖っぷちにいるのです。それを踏まえて見るとだいぶ印象が変わります。主人公は生い立ち故、他人にも自分にも厳しいのです。だから子供たちとも一悶着あるのですが、子供たちの境遇を知るたびに徐々に心を開きあって行く様が心温まりました。

予告編では調理学校を立ち上げるために施設を挙げてテレビの料理コンテストに挑む…という印象を受けました。でも全然違いました。コンテストに出るのは主人公のカティだけですが、動機もねらいも予想の斜め上でした。カティにも番組オファーはあったのですが、彼女は当初「くだらない」と書類を破り捨てました。テレビの軽薄さは日本もフランスもあまり違いは無いようです。しかしそのいやらしさを逆手に取ってあの結末に持っていくとは。いやいや、一本取られました。「八方丸く収まり、みんな仲良くフランスで過ごしましたとさ」とはならないのですが、それがこの映画の深みだと思います。

ちなみに料理はそんなにたくさん映りません。でもカティの前菜は、透き通った飴かゼリーのように美しい。あれは全て野菜のはずですよね?ハイビスカスと蜂蜜が使ってある前菜、食べてみたいなあ。

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頼金鳥雄

3.5いつかきっと輝きながら⭐️

2023年5月19日
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知的

幸せ

「どんなご馳走が拝めるかなぁ」と食い気満々での鑑賞!
が、強制送還ギリギリの移民少年達と人付き合いが苦手な腕利きシェフのカティ(オドレイ・ラミー)を軸に進むリアルな社会派ライトコメディでございました…わたくし反省💦

実際に施設で生活する少年達がオーディションを経て出演しているとの事
なるほど!
彼らのリアルそのものの演技にも納得した!
映画出演により俳優業を目指す者や本物の料理人になる者が出ればこんなに素晴らしい事はない!そんな輝きと希望を繋げた映画の力は伊達じゃない!

心が満腹になった希望と笑顔多き作品でした!

施設の代表役フランソワ・クリュゼは初日にアキレス腱を断裂しながらも撮影を続けたと後日耳にした
どれ程不自由でキツかっただろう…
そんな逆境の中、人間味溢れる館長を優しくユーモアたっぷりで演じた彼の役者魂に頭が下がりました

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ねもちゃん

4.0腹が減った

2023年5月19日
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フランスらしい、知的な毒(エスプリ)を調味料に使った、面白コメディに仕上がってました。

孤児らの施設育ちの女性シェフが、強制送還の危機に瀕する移民の子たちが自立できるように、料理やレストランマナーなどを教えていく話なのだが……

シェフは自分のレストランを持って独立することを目指していたのに、移民の子たちに肩入れしていくきっかけ描写が薄いんで、その点はわかりにくい。
たぶん、自分の境遇と、社会で爪弾きにあう移民の子たちを重ねてしまったのだろうが、回想だけでなんのシンクロも見せないから、観客に「考えろ」「感じろ」と押し付けている形になっちゃっているのが、難読を招いたような。
まぁ、そこはすごくフランス映画らしいのですけれども。

ラストの展開は、ちょっと強引すぎでしたが、社会風刺的意味合いと、笑いに振ったところではアリかな?

ところで、畑からとった野菜をそのまま調理する描写が実に美味しそうな飯テロ映画でもあり、観ながら猛烈に腹が減りました。

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コージィ日本犬

4.0みんなキャラが濃くて良い!

2023年5月17日
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悲しい

単純

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やんやん

4.0タイトルなし

2023年5月15日
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夢を与えられた子供の真っ直ぐさと、それが放つ輝き。チームとしてのまとまりと主人公の成長が並行して描かれる。フランスの抱える社会情勢もしっかり絡めつつ、タイトにまとめられた良作。

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こち

4.5最高!

2023年5月15日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

幸せ

GW明けの平日の昼間なのに満席です。もう主人公のカティマリー役のオドレイラミーが世渡り下手のやさぐれシェフ役で素晴らしい。また最強のふたりのフィリップ役のフランソワ・クリュゼも歳を重ねてさらに良い味を出してます。もう最高の作品でした。

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tomクルー

3.5ウィ、シェフ!

2023年5月14日
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カティ、シェフをたくさん育てましたね。

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かん

3.5料理の楽しさを知る

2023年5月13日
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幸せ

移民の問題が折り込まれていて
どちらかと言うとそちらが重要性が
大きな意味をもっている作品

シェフの仕事は移民の支援施設の
…賄い料理
レストランの出てくる用な料理が
一人ひとり皿に出されてくる
レストランで食べている気分です

何時しかシェフに
料理を一から習うことに。
シェフの行動で
彼らの人生が大きく変わる
とても感動を呼ぶ展開…

料理の内容が
ちょっと物足りなさも感じる…が
”ウィ.シェフ”と皆で言う
声の…響きが心地いい。

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しろくろぱんだ

4.0最高のチーム

2023年5月12日
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「LA BRIGADE」という原題は直訳は「旅団」という意味らしい。
そこから分隊、チームや組という意味になるそうだ。

レストランは1人では出来ない。
料理を作ってもそれをさらに美味しく説明出来るホール担当が必要で、特にオーナーシェフともなれば親方さながら統率が取れなかったら成り立たない。

しかし、フランスの移民問題にはこのような部分があるんだな。

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moto

4.0移民との融合の可能性をユーモアを交えて語る作品

2023年5月12日
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親元を離れた未成年の移民に教育を受けさせ、フランスに定住させることを目的とした自立支援施設で働くになったオドレイ・ラミー演じる女性料理人・カティの奮闘を描いたお話でした。彼女の頑固で一徹で、そして愛すべき生き方もさることながら、社会としていかに移民と暮らしていくのかというテーマを主題としつつ、フランス映画らしいユーモアを交えた良作でした。

ストーリーはと言えば、一流レストランでスーシェフとして働いていたカティが、同じく女性シェフと喧嘩別れして辞めてしまうところから始まります。最初は同業他社に売り込むものの、中々再就職の口がなく、仕方なく自立支援施設の食堂で働くことに。はじめは単に食堂で料理を作って生徒たちに食べさせるという仕事でしたが、料理へのこだわりがあるカティは、レストランさながらに手を掛けて料理をします。そのためやたらと時間が掛かってしまい、ランチが出るのも2時過ぎ。それでは困るというので、有志の生徒に料理を手伝って貰うことになりますが、やがて彼らに料理を教えることに。さらには、料理の技を身に着けることが職業訓練にもなることから、本格的な料理教室へと変わっていくことになります。

中にはカティに従わない生徒もいましたが、徐々に距離を縮め、またカティが生徒の性格や技量を把握して適材適所で人員を配置していくことで、チームワークが高まっていく様子に、こちらの高揚感も高まって行きました。そしてこの様子こそが、この映画のテーマでもある移民との融合ということであり、それを象徴的に描いた展開だったのかと思います。

因みに邦題では「ウィ、シェフ!」となっていますが、フランス語の原題は「LA BRIGADE」、英語の題名は「KITCHEN BRIGADE」となっています。「BRIGADE」とは軍隊用語で「旅団」という意味だそうで、フランスのレストラン業界では、自分たちの業務を軍隊に準えて使われる言葉のようです。日本語に直訳すると、「キッチン旅団」とか「厨房旅団」ということになりますかね。邦題も「キッチン旅団」で良かったんじゃないかと思いもしましたが、軍隊でいうところの「Yes Sir!」をレストランの厨房に当てはめると「ウィ、シェフ!」になるので、中々考えられた題名だなと感じないでもありませんでした。

話は映画から離れて我が日本の現実社会に目を向けると、先ごろ入管法の改正案が衆議院を通過したという報道がありました。これは移民というよりも難民の話がメインのようでした。法案の詳細は他に譲りますが、そもそも日本の難民認定率は従来1%にも満たず、他のG7参加国が二桁台なのと比較すると、非常に低い数字です。しかも難民認定されるまでは不法入国者として長期間拘留されることも多いようで、しかもその扱いも酷く、2021年には入管施設に収容中のスリランカ人女性のウィシュマさんが死亡するという事件も発生しました。

本作のような移民との融合という姿勢がフランスの全てだとは思いませんが、こういう姿勢が少しでも日本政府にもあれば、ウィシュマさんのような悲劇は起こらなかったんじゃないかと思います。

まあ「日本は外国とは違うんだ」という意見もあり、それはそれで一理あるとは思いますが、普段は「民主主義、法の支配、基本的人権を尊重する」とか言ってるのに、やってることはどこかの全体主義国家と大差ないという矛盾した状態は解消されるべきではないでしょうかね。

話が随分とずれてしまいましたが、移民問題というどちらかと言えば重い話を主題にしつつも、明るさや軽妙さ、ユーモアを交えた作品になっていたのは非常に良かったと思います。

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鶏

4.0舌鼓を打つ

2023年5月11日
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ブレミン

4.5洗い場はキーパー

2023年5月10日
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楽しい

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uz

3.5移民の問題を扱いながらもほのぼのしてしまう

2023年5月10日
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フランスでは移民がらみの映画が定期的に作られる。それだけ移民を受け入れていて社会問題にもなっているからだろう。本作は移民の若者たちを支援する施設で働くことになったシェフの話。
コミュニケーションにも苦労していたのが、厨房の手伝いをさせていくうちに親密になるという定番な流れ。チームの結束が強くなっていくこの手のフランス映画好きなんだよな。
料理対決のテレビ番組への流れとか、前の職場だったレストランに食事に行くシーンとかちょっと流れがわかりづらいのは残念なところ。短めの上映時間なんだからもう少し丁寧に描いてもよかった気がする。成人するまでにフランス国内で就業できなければ国外退去になるという制度があって、安易なハッピーエンドとならないのも少し驚いた。甘くない現実を反映してのものかもしれない。でも、最後のシーンが強引なのにそれはそれで悪い印象とはならなかった。

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kenshuchu