「B級映画のAクラス」65 シックスティ・ファイブ あわわわわさんの映画レビュー(感想・評価)
B級映画のAクラス
予告編がよかったのでサービスデーに観賞
久しぶりにおもしろいB級作品に出合えた
異星人が乗った宇宙船が宇宙探索からの帰還途中にデブリ群と衝突
墜落したのは恐竜全盛期の6500万年前の地球だった
恐竜を絶滅させた隕石落着も迫る中、生き残ったおっさんと女の子の運命やいかに!?
といった話
以下ネタバレあり
とにかく話がサクサク進む
導入の場面説明完了まで20分ほど
そこらの大作なら説明に倍の時間かかるため眠くなることもあるが
登場人物はほぼ2人だし話が単純なのでスピード感が違う
各シーンも10分程度で気分はジェットコースター
特に今回寝不足気味での観賞だったため途中で寝ないか心配だったがそんなことはなかった
反面、それぞれのシーン自体は軽め(あたりまえだが)
恐竜も肉食系ばかりで、逃げ惑う草食恐竜の群れを突っ切るみたいな壮大なものはない
じっとひそめて恐竜をじっくりやりすごすなんてものもない
まあそれでも深く考えないで気楽に見れるので自分としてはよかった
また、いろいろとB級ならではのツッコミどころもあるがそこは目をつぶるのが吉
危機感知分析からホログラム映像投影までできるのに翻訳はできないデバイスとか
6500万年前の地球という密室でのシチュエーションサバイバルものとしてはいい出来だと思う
ゼロ・グラビティとか好きな人なら合いそう(あっちは宇宙から地球への脱出だが)
最近、長尺や難解や登場人物過多で話まとまらない・途中でダレる映画も多いが
90分という尺の中でうまくまとめて楽しめる作品ではある
だが、間違っても昼間にフルプライスで見に行ってはいけない
あくまでB級映画としてサービスデーか、せめてレイトショーで見ること
それなら気楽にさっくり見れる映画としてオススメできる作品
最後に・・・
お前が助けられるんかいw(沼のシーンにて)