片思い世界のレビュー・感想・評価
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仲良し三姉妹の切ないラブストーリーだと思ったら全く違ってた(笑) SFファンタジー系の作品だった。
お気に入りの女優さんが3人も登場するので鑑賞。
これに加え横浜流星さんも登場。
3人とも安定の素晴らしい演技!
そんな中でも清原果耶さんの姉貴肌な感じの演技が良かった!
来場者特典も清原果耶さんのポストカードをゲット♪
(残りの2枚も揃えたい!)
序盤から意味不明なシーンが多め(笑)
バスのドアを運転手が開けない。
バスの無賃乗車。
居酒屋で会費を払わない。
何なの?と思っていたら、納得の出来事で予想も出来なかったストーリー。
タイトルの通り「片思いの世界」にいる3人の女性達のストーリー。
本作はこの3人の女性のエピソードが組み込まれた感じ。
三咲(広瀬すずサン)ver
高杉に片思いって感じ。
このエピソードが本作の肝って印象。
子供の頃、合唱クラブのピアノ奏者の高杉(横浜流星さん)に誘われて合唱クラブで脚本を書くことに。
三咲の書く字が子供とは思えない(笑)
高杉が持つ肉まんが入ったレジバックに泣けた。
優花(杉咲花さん)ver
お母さんに片思いって感じ。
髪の毛をグシャグシャにするシーンが可愛かった!
花屋で働くお母さんがハンカチにくるんだ月の形のクッキーに泣けた。
さくら(清原果耶さん)ver
まさかの人に片思い(笑)
誕生日の逆サプライズのシーンは良かった!
誕生日ケーキはどうやって買ったのか?疑問は残りました(汗)
さくらのエピソードで泣けるシーンは無かったかも(汗)
燈台のエピソードは何だったのか?
ラジオのDJは誰だったのか?
気になるシーンが多め。
子供達が歌う讃美歌は素晴らしかった!
だけど思って感じと違う作品で満足度はソコソコだった感じ。
もう少しそれぞれのエピソードを深掘りした方が良かったのかも。
三咲(広瀬すずサン)が高杉と抱き合い「ずっと、こうしたかった」のシーンが一番好きかもです( ´∀`)
主役級3人がもったいない
相楽美咲(広瀬すず)片石優花(杉咲花)、阿澄さくら(清原果耶)の3人は、東京の古い一軒家で一緒に暮らしていた。それぞれ会社へ仕事、大学で授業、水族館でのアルバイトへ毎日出かけ、帰ってきたら3人で一緒にごはんを食べ、リビングでおしゃべりをして、同じ寝室で眠り、朝になったら一緒に歯磨きをし、朝食を食べ、弁当を持ってまた1日が始まる。家族でも同級生でもない彼女たちだが、お互いのことを想い、楽しく日々を過ごしていた。もう12年、強い絆で結ばれてきた3人は・・・そんな話。
最年少のさくらが20歳で12年3人で暮らすってどういうこと?と思ってたら、3人が幽○とは・・・ピアノのコンサートの時に変だと思い、それからは、なんだかなぁ、という感じ。
主役級3人を1作の中で観れるのは良いが、他人から見えないのはもったいない。
なので、横浜流星との絡みもなく、良い人だった、で終わってしまった。
合わなかった。
ムーンライダーズ
と、松田龍平さんを探せ!ってことで。。
(慶一さん可愛かった)
はい。中々レビューを書くのが難しい作品でしたね〜
坂元脚本作品はファーストキスが観れそうにないので本作こそは観たかった。
キャストが豪華であの予告!!
ストーリーが想像出来ない作品で、とても楽しみにしていました。
(フライヤーは手元にあるがいつも通り読んでいません)
花粉症で目が取れそうだし鼻水やばめでしたが薬も飲んだし大丈夫でしょう!って事でレイトショー。
はぁ〜目ぇかゆ〜〜!!
役者達の芝居は何も言う事はなかったです。
(一部の子役達除き←厳しっ!)
実は苦手なすずちゃんの芝居も自然に観れた。
で、あのですねぇ。
この世界観を受け入れられるかどうかで評価が変わってくるかもしれません。。
ワタクシはというと。。
正直ノレませんでしたm(__)m
坂元さんついに素粒子まで手を出したか!
インターステラーの世界は難しいのでわかりかねます。。
えらそ〜に聞こえるかもですが、発想というか、目の付け所はとても良いと思いました。
なるほど!新しいな!って思った反面、まぁ坂元味なんでそうなんですけど、ファンタジー色が強すぎて私は微妙に冷めてしまいました。。
早い段階でネタバラシしてくれるので、そ〜ゆうもんなのねと割り切って観たのですが。。
幽霊ルールが雑すぎて(都合良過ぎて)飲み込めない。
美咲(すず)は訳ありそうだったけど、優花(花ちゃん)とさくら(果耶ちゃん)はすぐに家族を探さなかったの?割と近所にいそうだよ?とか、
事件当時は少年だったのに、てんま
(流星君)12年経っても根暗BOY継続?
そこまで責任感じ続けるもんかね?
とか、
他にも重要なラジオパートは投げっぱなし感あったし、母と犯人のくだりの扱い方(展開)が好きじゃなかった。
(私なら◯◯しますけどね)
そして、花、果耶、すず!
この3人が揃うなんて今後ないのでは?!と思うのに、本作が彼女らの代表作に遠く及ばない仕上がりで残念だった。
坂元ドラマはハマるのが多いけど、映画はハマらないなぁ〜
今回の坂元脚本も力技で持っていった印象。。
(まぁ、こっちのコンディション次第なんですけどぉ〜
頭冴えてる時はまだマシだけど、ワタシャ現在、花粉で思考回路停止状態なのでね。
いつもに増して上部だけしか読めませんでしたm(__)m
でもですね。
やっぱり、面白いは面白いです。
(急なフォロー)
確かに3人の置かれた状況は切なくて切なくて辛い。
会いたくて会いたくて震えるでしょう。
私ならまともではいられなくなるだろう。
だけど3人だったから!
この3人ならば辛い事だけじゃないなって思えた。
そして、死後の世界。
死ヌ事こわいこわい私ですが、まだまだ未知の世界がありそうだと、少し、楽観的になれたし、少し、こんな事もあり得るのかもよ♪と自分に暗示をかけられました。
新しく旅立つ彼女らの笑顔に明るい未来(?)も想像出来ましたよね。
みなさん触れるであろう合唱パートはちゃんとやっぱり感動"させられ"ましたw
グッと来ちゃったよね。
素晴らしかったですね!
(流星君ピアノ本当に弾いてた?!?)
それから、
「正体」では冤罪だったのに死刑宣告・収監されていた鏑木君(流星君)と、増崎(空君)の扱い(刑)がえらい違いで、鏑木君に同情した。
しかもアイツ更生してないし!
今度はゾンビか?!
まだ追いかけてくる?!とヒヤヒヤしましたが、しっかり倒れてくれてホッとしました。
でもちんでないよね?!
アイツ〜!!
もちろんの花だけど、伊島空君が良かったです。
それから、インテリアはおしゃれだったけど、衣装がダサ過ぎたw 何アレw
あっ!私は霊感ありません。
誰かの"片思い"に気付ける自信がありません。
あっ!ポストカードは果耶ちゃんでしたヘックション!!
甘さを丁寧に取り除いた映画
系譜としてはゴーストとかシックスセンスと同じなのに、私たちが望むような生者と死者の交流は最後まで起こらない。死者が生き返るというような思わせも途中あるのに、やはり何事も起こらず、見てる側のあってほしい願望は徒労に終わる。生者はほとんど自力で立ち直り、死者はそれを眺めるだけである。だけど、生者は死者が残した企図のない伝言に救われたことを映画を観る人は知る。そして死者もまた企図せぬ伝言を受け取ってくれた生者に救われる。
この映画のエピソードはご都合主義のように思われるかもしれない。でも一番大事な部分からは甘さを取り除いた真摯な作品なのである。分かり合うなんて起こらない。大切な人のことを思うとき、私たちはいつだって片思いなのだ。
タイトルなし(ネタバレ)
予告のワケアリそなうな幼少期の映像から、幼少期を施設とかで過ごした3人が大人になってルームシェアしてる設定&初恋の人・横浜流星を巡る恋愛映画かと思ったら、幽霊映画でした。
最後の合唱の歌詞が作品とリンクしていて泣けました(T_T)
子供いないけどね、泣いた。
自分には子供(嫁も)はいません。けど、無差別殺人で子供が殺されたら3人の子供たちは可哀想だなと思い馳せると涙しました。何故か?それはこれまで生きてきた以上に長い時間を色々な人生をやっていくはずの未来が無くなる苦しみと、そこに寄り添い生きていく親の見届ける楽しみや喜びが無くなる苦しみ。そんなものを考えたら涙が出ました。
もちろん、震災など不可抗力にのみ込まれて悲しい結末を迎える例も同じで、自分のせいでなく生きていけなくなる人生は辛いだろうと思い泣くのは不自然かな?たとえば映画で作りものでも本来同じ様な思いを本当にした人がいると考えるとつらくて泣くんだけどね。
で、美咲ら3人の話。みんなと同じ様に生活して歳をとっていく。不慮の死をした人は平行世界で人間と同じ様に生活しても現実世界に干渉が出来ない。設定が最初は分からないで始まる。そして現実世界の誰かと両思いになれば現実に戻れるという片思いの世界はいつまでやっていくのだろうと思い観ていた。
大人になるとは、答え合わせをすること
古い民家に共同生活する3人の女性。学園ドラマにお仕事ドラマ、そして恋愛を絡めたお話が始まるかと思ったら、そういうことでしたか…!
死んだ人のゴーストがこの世にとどまる映画はたくさんあるだろうが、子どもから成長し、大人になったタイミングの女性を描くのは新しいと思った。
子どものままだと可哀そうな感じが強くなるのに対して、20代の女性だし、そしてこの役者さんたちのことだし。幽霊の特権をいかして職場へ、キャンパスへ忍び込んでいく様子が、生命力豊かにテンポよく描かれている。
クラシックのコンサートで感情を爆発させる(そして観客は映画の仕掛けに気付く)ところは鮮やかだし、3人が一緒に幽霊映画を見て本物との違いを指摘しあうのは微笑ましい。そのぶん、この人たちがしょせん幽霊でしかない切なさもひたひたとしのびよってくる。
思うに、この年代の若者は子どものころの疑問に答えをいったん出すものだと思う。この家に生まれてきてよかったのか、自分にどの程度の才能があったのか。この世とは別の世界があるのか、など。きっと3人も、この世界と自分の関係を確かめるまでは生きていたかったのだ。
幽霊にも関わらず着飾り、律儀にキャンパスやオフィスに出かける本当の意味がここにあるように思え、泣けてくる。
その意味で、ラストは同じような日常が続くのもいいのだが、3人に何らかの「区切り」を与えてあげてもよかったのかなと感じた。ファンタジーであれば幽霊として特殊な能力をもつようなアイディアもほしかった気もする。
蛇足だが、この種の不幸を描くのに無差別殺傷か震災が決まりのようになっているのは残念。この描き方ならパターンの範囲内にとどまってしまう。ネットでみかける話題以外にも、想像を広げないといけないことはいろいろあるはず。広瀬すずさんについては生い立ちも示唆されていたが、もっと3人の個性を掘り下げる方向もあったのではないだろうか。
最初の
15から20分は何か違和感が‥。その後、それがわかります。こう言った作品につきもののツッコミ所満載なのは仕方ないですね。撮影もある意味大変だったでしょう。今が旬の若手主演女優さん3人だけに作品としては締まりますね。
若手実力派俳優の演技を観る映画(映画の脚本としてはどうかな)
演技は皆さんとても良かったですが、脚本は好きではないですね。まずファンタジーとしての設定がきちんと納得できる物になっていないです。自分の意思で成長したり部屋の模様替えをしたり料理を作ったりできるのに、実際には物を持ち上げられないし触れないわけですね。人と接触しようとしても弾かれるみたいです。徒歩での移動はできるけど、長距離は無理、そこだけ人間の体力の限界と同じ感じなんですか?もしかしたら出来ると思えば出来る、出来ないと思えば出来ない、精神力(念の強さ?)の問題でしょうか。いつまでも若く美しい状態で居られるのか、歳をとるのかの設定は出来ているんでしょうか。
泣かせる場面は幾つもあり、出演者の演技によって感動しそうにはなります。でもちょっと待てよ、と思います。この母親は、何をしたかったんだろう、言いたい事を整理してから会うべきでは?と思って観ていたら、その後の展開が酷くて、がっかりしました。
理屈も理由づけも納得できない点が多いし、何を訴えたいのかもよくわかりません。
説得力が無いし、無駄なシーンが多くて、下手な脚本だと思います。
合唱が救いでした。
そういう映画だったとは…
出演者につられて鑑賞!笑
現代の東京の片隅。
古い一軒家で一緒に暮らす、美咲、優花、さくら。
仕事、学校、バイト、それぞれ毎日出かけて行って、帰ったら3人一緒に晩ごはん。
リビングでおしゃべりして、同じ寝室で寝て、朝になったら一緒に歯磨き。
お互いを思い合いながら穏やかに過ごす、楽しく気ままな3人だけの日々。
だけど美咲には、バスで見かけるだけの気になる人がいて、そのことに気がついた2人は…。
もう12年。
家族でも同級生でもないけれど、ある理由によって強い絆で結ばれている3人。
それぞれが抱える、届きそうで届かないく片思い>とはーー。
というのがあらすじ!
最初は恋愛の映画かと思ってましたけど全然違いましたね…
そういう映画とは…
人によっては何か違うみたいになる人いそうです笑
自分もなりかけましたが気持ちを切り替えて観ました…
そうしないといろいろ気になることや何で?みたいのが邪念がいっぱいあったので…笑
みんな見えてなさすぎるなーと思ってましたが早い段階で死んでいることがわかります
ピアノの演奏してるステージに上がってきた時点で気づきましたね
まさか序盤にあった事件で亡くなってるとは…
歳はとってるし物には触れるけど実際には動いてなかったりとかぶつかろうとするとこちらが吹き飛ばされたりこちらからは何もできない感じは面白かったです!
素粒子物理学?みたいのが関係あるみたいな感じでしたね
少年Aの増崎に被害者遺族の優花の母親が会いに行ってましたけど全然反省してなかった…
というより悪いとも思ってない感じでしたね
ああいう人はいますよね
車に轢かれてましたけど…
あと母親のハンカチには三日月のクッキー入ってましたね!
典真では美咲が書いた脚本を見つけてピアノをもう一度弾くことにしてましたし思いは伝わってる感じが伝わってきましたね😊
そしてあのラジオの声は何だったんでしょう🤔
しかも声は松田龍平さんでしたね!
すぐにわかりました!笑
ほんとに蘇ったのか?
それともデマだったのか気になりましたね…
もしかしたらあの灯台のところで分岐してパラレルワールドで生き返ったかもしれないですね
最後のストリートミュージシャン?の人たちは3人が見えてるように感じましたね!
手を振ってたし!
もしかしたら探せば他にもいるかもなんて思ったりしました笑
一つ思ったのが幽霊になっても歳をとるみたいだしいずれ死ぬってことかもしれないけどその時がどうなるのか気になる…
その時が成仏するってことなのかな🤔
この映画は出演者につられて観ましたがよかったです!
映画のタイトルは死者から生きてる人への片思いという意味なのかなと個人的に思ってます
でも生きてる人も思ってると思います
そして3人のがとても良かったですね!
誕生日の逆サプライズとか他にも微笑ましいシーンもあってほんとの姉妹みたいでした😊
いい映画をありがとうございました!
想像してたのと違う
大量殺人で生き残った3人が何故一緒に暮らすようになったのかを解き明かしていく映画と思って見始めると
他人に聞こえるような大きな声で話をしたり
赤ちゃんを助けたいのに警察へ電話しなかったり
違和感だらけの退屈な映画やなぁ
と思ってたけど
感じていた違和感の原因が解った途端
最後までほぼ泣きっぱなし
終わり方も最高
ありえへん世界やけど
あったらいいなって世界
「ドヤ感」の割にいろいろ放ったらかし。後半が良ければ…
この令和7年現在、一人で十分主役を張れる、それも演技にも定評のある若手人気女優を3人も主役に置き、相手役に横浜流星。
これだけで過去の映画賞トロフィーが何本並ぶんだろう。
一方で、あれだけ支持者が多い割に、私にはまったくピンと来なかった「花束みたいな恋をした」の監督・脚本コンビの作品ということで、多少警戒気味な上映スタート。
幼い頃の思い出シーンを経て、主人公の3人が登場したものの、これがなんとなく変な感じ。警戒していた私には嫌な予感。
しかし、それは最初の種明かしで良い意味で裏切られる。
「え?ファンタジー?SF?」
で、話はどんどん転がって
「サスペンス?」
と、予想しない方向に転がっていく。
この辺りまでは楽しめたし引き込まれた。
この辺りの展開から締めまでがもう一つ私にはしっくり来なかった。
ラジオDJのアドバイス「現実世界の人物と感情がシンクロすればこの世界に戻れる」ということが、具体的にどうなることなのか、主人公たちはできたのか。「飛ぶ」ってなんだ。
まあ、この辺りは本人たちも疑心暗鬼で、とにかくやってみよう、てな具合。それにしても投げっぱなしが過ぎないか。
清原果耶演ずるさくらは、あの犯人を理解しようとしたみたいだけど、それはさすがに…。
で、その話は結局杉咲花演ずる優花のお母さんのハードな話に回収されていく。こっちは思いを繋げるという点ではまだ分かる。(でも、起きていることは「それどころじゃねーぞ。」というレベル)
広瀬すず演ずる美咲は、横浜流星演ずる典真と、自身の創作ノートを媒介として思いを交わす。
もちろん感動のシーンなのは解るけど、例の事件当時の二人の年齢がかなり幼いのと、典真がかなり中性的な少年だったこともあり、12年経った今、そこにあった思いを異性としての愛だの恋だのという感情で表すのは、ちょっと飲み込みにくかった。
幼なじみ・友人を失った悲しみや後悔、で良かったんじゃないかな。
結局DJの件も、現世に戻れるって話の真偽も、美咲が貧乏だったって話も、いろいろ放ったらかし。量子研究所のアレコレも、取って付けただけの無理のあるエピソードだし。
(ただ、この辺も映画全体のお話の締めが上手くまとまってたら気にならなかった様にも感じる)
この作中、さくらの関わる話は総じて浮いてるなぁ。
で、ラストの合唱。
子供合唱の素晴らしさはもちろん分かる。
心が洗われる。彼女たちの清々しい門出。
でも、納得できずにモヤモヤとここに迷い込んだ私には「この歌声を武器に使うとはなんと卑劣な」という気分。
「こういうの、感動するでしょ?」
と言われてるみたい。
で、この合唱をフルコーラス聞かせることとか、さっきの美咲と典真のシーンで、ノートにあるセリフのやり取りを全部聞かせるとか、作り手の「これ見ろや」みたいなドヤ感がチラホラ。
「それでも私たちは生きていく」というラストは、前向きでまあ分かる。
はい、現世に戻れました、ってのよりかはね。
設定とか科学考証ではなく、途中のお話をちゃんと飲み込ませて欲しかった。
でも、この3人が同じスクリーンに並ぶなんて今後もあり得ないと思うし、この特殊な瞬間を目に焼き付けるつもりで見守った。
【余談】
「声は風」って合唱曲もなんだかピンと来ないと思ってたら、やはり書き下ろしかぁ、という感じ。
途中出てきた「夢の世界を」は、私も中学生時代に歌ったこともあってグッときた。
姿が見えなくても、声が届かなくても思いは届くのかもしれない
さくらがピアノの演奏会で前に出て好き勝手言うはじめるシーンで、こんな傍若無人な子なの!?と困惑したがまさか3人とも幽霊だと言うことが発覚。。。事前情報を全く入れていなかったので大変面白かった。母が新しい家庭で幸せで過ごしているだけでなく、死んだ娘の事をずっと思っていた事。死んでしまった友を思い続ける天馬。幽霊たちの声は物理的には届かないけど、きっと彼らの、ふと思いだした事で起こした行動などは幽霊たちが強く願った想いが通じたんだろうなぁと感じさせる映画だった。
最後の合唱シーンは彼女たちが生前に迎えるはずだった光景であり、そこでこれまでの過去がハイライトされる描写には涙腺をやられてしまった。幽霊というファンタジーすぎる設定でも泣かせてくるのか。。。監督にはおどろかされるばかりである。
最悪。今年ワースト
映画好きなので、観た事自体後悔はしていないけど、少なくともここ何年か観た映画の中で最悪の部類に入ることは間違いない。
この映画で泣いたという鑑賞者にはもっと多様な「映画」体験をして欲しい。映画は泣くための装置ではないが、確かにそういうジャンルがある事を否定はしないし、自分もまた邦画については「アオハライド」「ホットロード」等の青春恋愛映画でそこそこの感動を覚えた経験はある。
ここで、いやこの映画は恋愛映画ではないだろうと言う人もいるかも知れない。確かにこの映画(と言うことにすら躊躇を覚えるが)は、普通の恋愛映画ではなく、基本的には「アザーズ」「スプラッシュ」といった、アメリカ的なホラーもしくは恋愛映画のエッセンスをベースにしたSFファンタジーかもしれない。とはいえ、社会性を持たせるためか、幼児大量殺人事件をきっかけとした幽霊譚だとしても、殺人犯に対する冷たい視線とその扱いは倫理的に許容できるものでは無い。勿論、スプラッタホラーはじめ、映画には倫理の枠を超えた様々な面白さがある事は重々承知している。この映画が許し難いのは、その見かけが青春や恋愛、感動といったお涙頂戴の体裁を保ちながら、その基底にある物語が、人の悪は救われないという倫理観にある。いくら当代売れっ子の若手女優三人を揃え、土井裕泰という優れた監督による美しい画で綴ったとしても、いやその画が美しければ美しいほど、むしろこの脚本の罪深さは浮かび上がるのだ。
坂元裕二という人がなぜここまで評価されるのか「花束みたいな恋をした」だけではわからないと思い観てみたのだが、むしろ疑問は深まるだけだった…。こんな作品の劇伴にMOONRIDERSや鈴木慶一を使って欲しくなかったし、美しく才能溢れた広瀬すず、杉咲花、清原果耶、また西田尚美や横浜流星といった俳優陣にも謝ってもらいたい。いったい坂元裕二という人は、相米慎二や中上健次から何を学んだのだろう。
映画を観てここまで憤りを覚えたのは久しぶりだ。星半分はとりあえず美しい画を撮った土井監督と、役者陣のがんばりに向けて。
ちょっぴり切ない3人だけの世界
死後の世界は現実の世界。しかし誰にも見えず干渉することができない。九歳前後で殺されてしまった少女3人がそのまま成長していき現代に溶け込んで暮らしいてる。
それぞれの思いと帰れるかもという希望を持ち行動するが...
3人のうち2人のストーリーは濃く描かれていたが1人はなんだったのか...ラジオの人は何だったのか...
色々と謎は残るものの前向きな終わり方で安心。
広瀬すずと横浜流星の交わらないラブストーリーは新鮮だった。
片思い
恋愛の映画なのかと勝手に思って観てました笑笑
観ていくにつれて恋愛の話ではないことに気づく😀
事故で犠牲になった3人が別の世界で仲良く暮らしている。別の世界と現在の思いをリンクさせながら、3人の思いや犠牲者家族(西田尚美さん)、自分のせいだと後悔している青年(横浜流星さん)の思いが少しでも良い方に向かっていって良かった😀
俳優陣も豪華でした。
3人の生活の部分も楽しそうでほっこりしました。いつ何が起こるかわからないので精一杯生きなくてはと思ったりしました😀
こういう話なら前もって言ってほしい
坂元脚本・主演3人の情報に惹かれ、予告すら観ずに鑑賞しました。
坂元脚本ならではの3人の会話劇を楽しみにしていましたが、全くそういう話ではありませんでした。
勝手な期待感と好みで星を落とすのは忍びないですが、ファンタジーの形を取りながらも、生々しい悲惨な事件の上に立つ感動ストーリーが受け付けられませんでした。
子どもが巻き込まれる事件なんて現実でこりごりだし、あそこまでハードにする必然性を感じません。
ネタバレ禁止的な売り方がブームになっていますが、わざわざ映画館まで行って心を傷つけられることもあるのだなと勉強になりました。
俳優さんは皆さん素晴らしかったです。
これかあ
最初のシーンを見てやばいやつかと思ったけど、流石にそのシーンはなくて、生き残った3人が肩を寄せながら強く生きてるみたいなことかなとか思ってて、自動車に置き去りにされた赤ちゃんの時も、自分で電話しろよと思ってたくらいで、幽霊であることに気づいたのは、そのあたり。
周りの人の無関心も、気づいてしまえは。なんてこと無いのに、最近の日本人の劣化ぶりでも描きたいのかなとか、思ってました。まあ、今度は愛妻家 の映画を見た時も気づくのが遅かったので、こんなもんかと。
ただ、脚本的にはもう少し面白くできたんじゃ無いかと、この贅沢なキャストを考えると、少し惜しい気もしました。でも主役3人は皆大好きなので、観て後悔は無いです。
鑑賞動機:この3人が主演7割、脚本は坂元裕二2割、横浜流星1割
序盤のさくらの帰宅場面は、彼女の性格を表しているのかな、と思ったら、通勤通学場面でああそういうことね、と腑に落ちる。そこからさらに物理学っぽい解釈が乗せられているのはちょっと面白かったけど、まあでもゆるゆる設定には違いない。スーパーカミオカンデが出てくるとは思わなかったけど。製本雑誌がぎっしり詰まった集密書庫出てきて、噴いた。
『海街diary』で末っ子だった広瀬すずが、しっかりお姉さん的な立たずまいでいるのに時の流れを感じる。そして闇堕ちしそうになる、杉咲花にハラハラする。清原果耶はやっぱりコメディ場面の方がイキイキしているように見える。
この3人をそろえたらどんなすごいのできちゃうんだろう、と思っていた部分は大きいが、想定の範囲内に収まっていた感じ。
横浜流星は実際に弾いてはいたのね。トモロヲさんとか西田さんとかがきっちり固めているのも大きいかも。
音楽劇のシナリオがきちんと回収されるだけでなく、あんな使われ方をする場面はグッときた。
まあでも3人がキャッキャしているのだけでもずっと見ていられるけど。
合唱が美しく名曲、だからこそ
舞台挨拶全国生中継回で鑑賞。
予告段階ですでに一耳惚れしていましたが、とても合唱が美しく名曲、物語に沿ったグッとくる歌詞も素晴らしく、だからこそ、あの事件の凄惨さや惨さが余計に際立ち、見ていられない場面もありました。
あの男に鉄槌が下ったかの様なシーンがありましたが、あれだと加害者のような被害者のような人が別で生まれてしまうので、下るにしても違う内容の方がよかったです。
全158件中、101~120件目を表示










