片思い世界のレビュー・感想・評価
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賛否が分かれてるところの「賛」側感想
恋愛モノには食指が動かないので、坂元さん脚本にハマったのはごく最近、怪物からなのですが、怪物→死の笛→問題のあるレストラン→初恋の悪魔→1st KISSと観てきて、坂元さんの「対話と断絶」の描き方に惹かれて今作も観ました。
かわいい女子3人が仲良く楽しくおしゃれな同居生活してるっぽい宣材写真からは思いもよらない、現実世界に居場所のない幽霊たちのまっすぐ健気な『生き方』のお話で、最後の合唱コンクールのシーンはずっと泣きっぱなしでした。
起きてしまった凄惨な悲劇は覆らないし、その動機は理不尽なまま明かされないし、断絶されているレイヤーが統合される奇跡は起きないけど、耳を傾けてくれなさそうなガテン系のお兄ちゃんたちが乳児を救うのに必死になってくれたりするし、優花の欲しかったお月様のクッキーを母親がとっておいてくれるし、美咲の声は聴こえていない典真が美咲と音楽劇の脚本を読み合わせてピアノの蓋を開けるし、3人以外とは繋がっていないと思っていたレイヤーは実はストリートミュージシャンたちとは繋がってるし(美咲たち気づいてないけど)、伝わらないと諦めてたことが伝わる瞬間も存在する。
バックグラウンドも性格も違う3人には12年の『生活』で培ってきた情愛が確かにあって、その暮らしぶりがとても愛おしい。
そうしたところが凝縮されているから、最後の合唱シーンは涙腺を刺激されまくるんだろうな(劇中では音楽がほとんど流れていない分、音楽の感情を揺さぶる力が増幅されまくってるのもあるんだろうな)とは、帰宅して落ち着いてから考えたことで、観ている最中は、自分がどうして泣いているのかもよくわからない感情の揺さぶられ方でした。
観た方の賛否が分かれるのもよくわかります。
タイトルや旬の俳優揃い踏みなキャスティングにリアルなラブストーリーを求めていらした方には何これ?だろうな、って思います。
まったく受け付けない、って方は、多分リア充であんまり空想とかしないんでしょうね…。
アニメに正面から対峙する強い物語を実写で、って制作陣の意向からしてもまああり得る反応っていうか。
わたしは登場人物の誰とも経験や嗜好を一にしてないので、共感できるキャラクターとかはいないんですけど、自分と世界が乖離してるように感じる離人症状は思春期に散々味わったのでレイヤー設定が普通に腑に落ちてしまったのでした。
片や思う世界
予告編何回も観て、三人の女性達の共同生活の話と思うて観ましたが、最初はそれ相当のシーンで笑いもありましたが、一転、三人の実態が分かった時は驚きました。この作品の観点、コペルニクス的にひっくり返りました。自己弁護的ですが、予告編の凄さを感じました。作品の予備知識をなるべく無しに観るのが自己方針ですが、改めて自覚しました。最初は彼女達の周りの無察知を感じないシーン、監督の演出に感無量です。被害者のお母さん、加害者の心境を知る為に、あれを持って会いに行ったんでしょうね。悔い改めていたら、お母さん、どんな行動行為を取っていたんでしょうか。知るすべもありません。「ゲッタウェイ」の様に二通りのラストを観たいです。題名「片思い世界」の意味、見終わって分かりました。
彼女達、成長する事に柱に記しを付けるシーン、涙が溢れました。
あの、大阪の事件を、思い浮かべながら観てました。辛かったです。でも、良い映画でした。
3人のベッピン幽霊👻と僕も暮らしたい
ファンタジー 死後の世界も有ることを信じている人には楽しめそう😙
世界的にも死刑廃止が叫ばれている現代、あんな怪物の様な男が出所(多分悪法の少年法に守られてだろうが…)して結婚までとは、呆れる
あの母親の気持ちは痛いほど理解できるし、殺人鬼が車にひかれた時には、もう百回位ひいたれと思った僕は…
松たか子のファンタジーよりは数段良かった!
死後と現在は今後の進歩で繋がれると良いな🥹
固結び世帯
車両事故による延期もあったが、メイン級女優のトリプル主演を楽しみにしていた。
冒頭から清原果耶のツンデレ、ありがとうございます。
違和感が積み重なる序盤を経て…あ、そゆコトね。
正直どこに向かうのか分からず戸惑ったが、“横浜流星の正体”(あれ?笑)が分かるあたりから動き出す。
とはいえ干渉のできない設定なので基本は傍観者。
それを崩さないまま話を組み立てるところに唸ったのだが、合わない人にはつまらなさに直結するかも。
ご都合主義的に声や想いが届いたり、戻れたりはしない。
それでも彼女たちが受け取ったものは確かにあって、一方通行ではあっても片思いではなかった。
三日月型のクッキーのくだりは、過去作ともまた違う杉咲花の泣き演技もあって涙腺が…
リハーサル室での典真の行動は不自然極まりないし、間延びもしてるのだけど、でも良いシーン。
清原果耶だけ見せ場が短かったが仕方ないのかな。
指示棒は動かせるのに扉は開けられなかったり、でも乗り物には乗れたりなどルールは曖昧。
優花母の車へ乗り降りするシーンはちょっとシュール。
3人で暮らすのもいいけど、10歳前後の子供ならまず家に帰りたがるのでは、とも思う。
犯人が出所後すぐに結婚も大概だけど、相手方の親から被害者遺族に連絡は一番あり得ない。
それでも芝居が良いと見れてしまう不思議。
主演3人や横浜流星はもちろん、犯人役のナチュラルに話通じない感じや轢かれた後の動きも見事。
合唱シーンは演出含めとても素晴らしかった。
でも個人的にはあそこはエンドロールと被せて、その後をCパートにして終わらせる方が好みかな。
小野花梨やラジオの主は何だったのとも思うし、美咲の家庭環境とか背景の描き込みも足りない。
でも、3人が笑ってればまぁいっか。
ちなみに今回改めて感じたのですが、サスペンダー女子って最高ですね。
全然ノレなかった
冒頭のぬいぐるみとバス停の描写に違和感があり「『片思い世界』ってそういうこと?」と超序盤から気づいてしまいました。必然的にプロローグの彼もヤバいやつなんだな、と早々に……。
その後は延々と答え合わせさせられてるみたいで、コンサートで二人が舞台に上るシーンなどは何の意外性もなく、「実は3人はこの世にいませんでした」というシーンを何度も丁寧に再現するのも、シラけてしまう感じですね。
早い段階で「仕掛け」がわかるようにしてるのは製作者側の意図的なものだと思うのですが、その後何か特別なことが起きるわけでもないため、物語の先を知りたくなるモチベーションが終始薄かったです。素粒子の話から、灯台までの流れも、杉咲さん以外は中途半端な描写なので「ああ、どうせ復活しないんだろ……」としか思えませんでしたし……。
ラジオの件も尻切れトンボ。犯人の彼もステレオタイプな描写の上、都合よく交通事故で退場。そこまで来ると楽しめる気持ちではないため、終盤の音楽劇も「10歳の子が書いた脚本にしてはすごい語彙力ですね……」となんとも嫌なツッコミを思いつく始末。
主演の3人と横浜流星さんはよかったです。
可能なら3人のシスターフッドな感じをもっと見たかった。
加えて合唱のシーンもよかったと思っています。
とはいえ、冒頭にたまたまピンときてしまったため、この作品にもノレませんでした。
「怪物」「ファーストキス」に続いて本作も楽しめず、坂元裕二さん脚本の映画とは相性が悪いのかもしれません。
面白かったけど
面白かったです。ただ、気になるシーンは多くありました。幽霊が年をとるっていうのも新鮮ですが、服は?食べ物は?どうしてるの?って思っちゃいました。
3人は何歳まで成長するの?
犯人にぶつかってありがとうって言うのも?
西田尚美と犯人が車に乗って車停めるシーンも広い駐車場での停め方! あと犯人が降りてもドア閉めないし。
閉めると3人降りれないし。包丁まではやりすぎ感も。
色々気になりましたが、3人が魅力的だし横浜流星はオーラ消してて気付いたのは後半だったし、ラストの合唱シーンで帳消しになりました。
坂本さんの脚本は面白いんですけど、ファーストキス同様設定のツッコミ所が・・・
何が言いたいのか分からん!
内容は前もって少し分かっていたので 面白そうで
期待して観に行きました
映画が始まった15分ぐらいで主役の3人が何者か分かりますが なぜ3人だけ成仏出来なく歳を取っていくのか 分からない
あの灯台は何? あの昔アメリカ映画でデミムーア主役で
ゴーストという映画 それに似たように脚本をバカリズムにしてぶっ飛び映画作れば面白いのに
主役の3人もったいない 無駄!
豪華なキャスト!!
・広瀬すずさん、杉咲花さん、清原果耶さんが美しいです。それにつきます。(笑)
・ストーリーは斬新ですが、良く出来ています。
・幽霊は悲しい、怖いイメージがありますが、こういう感じの幽霊だったら、是非会いたいですね。
予想と異なるストーリー
予告を見て想像していたストーリーと全く異なってました。そこが一番楽しめるポイントでした。
かなり序盤で違和感のあるシーンがあり、モヤモヤしていたものが、そういうことか!とスッキリするのが気持ちいい感じがしました。(キーワードはドアです)
想像と全く違う展開で楽しめました。
少しでも内容に触れるなら即ネタバレ、という展開です。驚きました。
異世界というかパラレルワールドというか、最後まで現実世界と絡むことが無かったのが良かったです。ただし、常に3人だけの世界なので、できることが限られてしまい、盛り上がる展開が無かったのが残念です。
美人3人がワチャワチャしているという、眼福な映画でした。
仲良し三姉妹の切ないラブストーリーだと思ったら全く違ってた(笑) SFファンタジー系の作品だった。
お気に入りの女優さんが3人も登場するので鑑賞。
これに加え横浜流星さんも登場。
3人とも安定の素晴らしい演技!
そんな中でも清原果耶さんの姉貴肌な感じの演技が良かった!
来場者特典も清原果耶さんのポストカードをゲット♪
(残りの2枚も揃えたい!)
序盤から意味不明なシーンが多め(笑)
バスのドアを運転手が開けない。
バスの無賃乗車。
居酒屋で会費を払わない。
何なの?と思っていたら、納得の出来事で予想も出来なかったストーリー。
タイトルの通り「片思いの世界」にいる3人の女性達のストーリー。
本作はこの3人の女性のエピソードが組み込まれた感じ。
三咲(広瀬すずサン)ver
高杉に片思いって感じ。
このエピソードが本作の肝って印象。
子供の頃、合唱クラブのピアノ奏者の高杉(横浜流星さん)に誘われて合唱クラブで脚本を書くことに。
三咲の書く字が子供とは思えない(笑)
高杉が持つ肉まんが入ったレジバックに泣けた。
優花(杉咲花さん)ver
お母さんに片思いって感じ。
髪の毛をグシャグシャにするシーンが可愛かった!
花屋で働くお母さんがハンカチにくるんだ月の形のクッキーに泣けた。
さくら(清原果耶さん)ver
まさかの人に片思い(笑)
誕生日の逆サプライズのシーンは良かった!
誕生日ケーキはどうやって買ったのか?疑問は残りました(汗)
さくらのエピソードで泣けるシーンは無かったかも(汗)
燈台のエピソードは何だったのか?
ラジオのDJは誰だったのか?
気になるシーンが多め。
子供達が歌う讃美歌は素晴らしかった!
だけど思って感じと違う作品で満足度はソコソコだった感じ。
もう少しそれぞれのエピソードを深掘りした方が良かったのかも。
三咲(広瀬すずサン)が高杉と抱き合い「ずっと、こうしたかった」のシーンが一番好きかもです( ´∀`)
主役級3人がもったいない
相楽美咲(広瀬すず)片石優花(杉咲花)、阿澄さくら(清原果耶)の3人は、東京の古い一軒家で一緒に暮らしていた。それぞれ会社へ仕事、大学で授業、水族館でのアルバイトへ毎日出かけ、帰ってきたら3人で一緒にごはんを食べ、リビングでおしゃべりをして、同じ寝室で眠り、朝になったら一緒に歯磨きをし、朝食を食べ、弁当を持ってまた1日が始まる。家族でも同級生でもない彼女たちだが、お互いのことを想い、楽しく日々を過ごしていた。もう12年、強い絆で結ばれてきた3人は・・・そんな話。
最年少のさくらが20歳で12年3人で暮らすってどういうこと?と思ってたら、3人が幽○とは・・・ピアノのコンサートの時に変だと思い、それからは、なんだかなぁ、という感じ。
主役級3人を1作の中で観れるのは良いが、他人から見えないのはもったいない。
なので、横浜流星との絡みもなく、良い人だった、で終わってしまった。
合わなかった。
ムーンライダーズ
と、松田龍平さんを探せ!ってことで。。
(慶一さん可愛かった)
はい。中々レビューを書くのが難しい作品でしたね〜
坂元脚本作品はファーストキスが観れそうにないので本作こそは観たかった。
キャストが豪華であの予告!!
ストーリーが想像出来ない作品で、とても楽しみにしていました。
(フライヤーは手元にあるがいつも通り読んでいません)
花粉症で目が取れそうだし鼻水やばめでしたが薬も飲んだし大丈夫でしょう!って事でレイトショー。
はぁ〜目ぇかゆ〜〜!!
役者達の芝居は何も言う事はなかったです。
(一部の子役達除き←厳しっ!)
実は苦手なすずちゃんの芝居も自然に観れた。
で、あのですねぇ。
この世界観を受け入れられるかどうかで評価が変わってくるかもしれません。。
ワタクシはというと。。
正直ノレませんでしたm(__)m
坂元さんついに素粒子まで手を出したか!
インターステラーの世界は難しいのでわかりかねます。。
えらそ〜に聞こえるかもですが、発想というか、目の付け所はとても良いと思いました。
なるほど!新しいな!って思った反面、まぁ坂元味なんでそうなんですけど、ファンタジー色が強すぎて私は微妙に冷めてしまいました。。
早い段階でネタバラシしてくれるので、そ〜ゆうもんなのねと割り切って観たのですが。。
幽霊ルールが雑すぎて(都合良過ぎて)飲み込めない。
美咲(すず)は訳ありそうだったけど、優花(花ちゃん)とさくら(果耶ちゃん)はすぐに家族を探さなかったの?割と近所にいそうだよ?とか、
事件当時は少年だったのに、てんま
(流星君)12年経っても根暗BOY継続?
そこまで責任感じ続けるもんかね?
とか、
他にも重要なラジオパートは投げっぱなし感あったし、母と犯人のくだりの扱い方(展開)が好きじゃなかった。
(私なら◯◯しますけどね)
そして、花、果耶、すず!
この3人が揃うなんて今後ないのでは?!と思うのに、本作が彼女らの代表作に遠く及ばない仕上がりで残念だった。
坂元ドラマはハマるのが多いけど、映画はハマらないなぁ〜
今回の坂元脚本も力技で持っていった印象。。
(まぁ、こっちのコンディション次第なんですけどぉ〜
頭冴えてる時はまだマシだけど、ワタシャ現在、花粉で思考回路停止状態なのでね。
いつもに増して上部だけしか読めませんでしたm(__)m
でもですね。
やっぱり、面白いは面白いです。
(急なフォロー)
確かに3人の置かれた状況は切なくて切なくて辛い。
会いたくて会いたくて震えるでしょう。
私ならまともではいられなくなるだろう。
だけど3人だったから!
この3人ならば辛い事だけじゃないなって思えた。
そして、死後の世界。
死ヌ事こわいこわい私ですが、まだまだ未知の世界がありそうだと、少し、楽観的になれたし、少し、こんな事もあり得るのかもよ♪と自分に暗示をかけられました。
新しく旅立つ彼女らの笑顔に明るい未来(?)も想像出来ましたよね。
みなさん触れるであろう合唱パートはちゃんとやっぱり感動"させられ"ましたw
グッと来ちゃったよね。
素晴らしかったですね!
(流星君ピアノ本当に弾いてた?!?)
それから、
「正体」では冤罪だったのに死刑宣告・収監されていた鏑木君(流星君)と、増崎(空君)の扱い(刑)がえらい違いで、鏑木君に同情した。
しかもアイツ更生してないし!
今度はゾンビか?!
まだ追いかけてくる?!とヒヤヒヤしましたが、しっかり倒れてくれてホッとしました。
でもちんでないよね?!
アイツ〜!!
もちろんの花だけど、伊島空君が良かったです。
それから、インテリアはおしゃれだったけど、衣装がダサ過ぎたw 何アレw
あっ!私は霊感ありません。
誰かの"片思い"に気付ける自信がありません。
あっ!ポストカードは果耶ちゃんでしたヘックション!!
甘さを丁寧に取り除いた映画
系譜としてはゴーストとかシックスセンスと同じなのに、私たちが望むような生者と死者の交流は最後まで起こらない。死者が生き返るというような思わせも途中あるのに、やはり何事も起こらず、見てる側のあってほしい願望は徒労に終わる。生者はほとんど自力で立ち直り、死者はそれを眺めるだけである。だけど、生者は死者が残した企図のない伝言に救われたことを映画を観る人は知る。そして死者もまた企図せぬ伝言を受け取ってくれた生者に救われる。
この映画のエピソードはご都合主義のように思われるかもしれない。でも一番大事な部分からは甘さを取り除いた真摯な作品なのである。分かり合うなんて起こらない。大切な人のことを思うとき、私たちはいつだって片思いなのだ。
タイトルなし(ネタバレ)
予告のワケアリそなうな幼少期の映像から、幼少期を施設とかで過ごした3人が大人になってルームシェアしてる設定&初恋の人・横浜流星を巡る恋愛映画かと思ったら、幽霊映画でした。
最後の合唱の歌詞が作品とリンクしていて泣けました(T_T)
子供いないけどね、泣いた。
自分には子供(嫁も)はいません。けど、無差別殺人で子供が殺されたら3人の子供たちは可哀想だなと思い馳せると涙しました。何故か?それはこれまで生きてきた以上に長い時間を色々な人生をやっていくはずの未来が無くなる苦しみと、そこに寄り添い生きていく親の見届ける楽しみや喜びが無くなる苦しみ。そんなものを考えたら涙が出ました。
もちろん、震災など不可抗力にのみ込まれて悲しい結末を迎える例も同じで、自分のせいでなく生きていけなくなる人生は辛いだろうと思い泣くのは不自然かな?たとえば映画で作りものでも本来同じ様な思いを本当にした人がいると考えるとつらくて泣くんだけどね。
で、美咲ら3人の話。みんなと同じ様に生活して歳をとっていく。不慮の死をした人は平行世界で人間と同じ様に生活しても現実世界に干渉が出来ない。設定が最初は分からないで始まる。そして現実世界の誰かと両思いになれば現実に戻れるという片思いの世界はいつまでやっていくのだろうと思い観ていた。
大人になるとは、答え合わせをすること
古い民家に共同生活する3人の女性。学園ドラマにお仕事ドラマ、そして恋愛を絡めたお話が始まるかと思ったら、そういうことでしたか…!
死んだ人のゴーストがこの世にとどまる映画はたくさんあるだろうが、子どもから成長し、大人になったタイミングの女性を描くのは新しいと思った。
子どものままだと可哀そうな感じが強くなるのに対して、20代の女性だし、そしてこの役者さんたちのことだし。幽霊の特権をいかして職場へ、キャンパスへ忍び込んでいく様子が、生命力豊かにテンポよく描かれている。
クラシックのコンサートで感情を爆発させる(そして観客は映画の仕掛けに気付く)ところは鮮やかだし、3人が一緒に幽霊映画を見て本物との違いを指摘しあうのは微笑ましい。そのぶん、この人たちがしょせん幽霊でしかない切なさもひたひたとしのびよってくる。
思うに、この年代の若者は子どものころの疑問に答えをいったん出すものだと思う。この家に生まれてきてよかったのか、自分にどの程度の才能があったのか。この世とは別の世界があるのか、など。きっと3人も、この世界と自分の関係を確かめるまでは生きていたかったのだ。
幽霊にも関わらず着飾り、律儀にキャンパスやオフィスに出かける本当の意味がここにあるように思え、泣けてくる。
その意味で、ラストは同じような日常が続くのもいいのだが、3人に何らかの「区切り」を与えてあげてもよかったのかなと感じた。ファンタジーであれば幽霊として特殊な能力をもつようなアイディアもほしかった気もする。
蛇足だが、この種の不幸を描くのに無差別殺傷か震災が決まりのようになっているのは残念。この描き方ならパターンの範囲内にとどまってしまう。ネットでみかける話題以外にも、想像を広げないといけないことはいろいろあるはず。広瀬すずさんについては生い立ちも示唆されていたが、もっと3人の個性を掘り下げる方向もあったのではないだろうか。
最初の
15から20分は何か違和感が‥。その後、それがわかります。こう言った作品につきもののツッコミ所満載なのは仕方ないですね。撮影もある意味大変だったでしょう。今が旬の若手主演女優さん3人だけに作品としては締まりますね。
若手実力派俳優の演技を観る映画(映画の脚本としてはどうかな)
演技は皆さんとても良かったですが、脚本は好きではないですね。まずファンタジーとしての設定がきちんと納得できる物になっていないです。自分の意思で成長したり部屋の模様替えをしたり料理を作ったりできるのに、実際には物を持ち上げられないし触れないわけですね。人と接触しようとしても弾かれるみたいです。徒歩での移動はできるけど、長距離は無理、そこだけ人間の体力の限界と同じ感じなんですか?もしかしたら出来ると思えば出来る、出来ないと思えば出来ない、精神力(念の強さ?)の問題でしょうか。いつまでも若く美しい状態で居られるのか、歳をとるのかの設定は出来ているんでしょうか。
泣かせる場面は幾つもあり、出演者の演技によって感動しそうにはなります。でもちょっと待てよ、と思います。この母親は、何をしたかったんだろう、言いたい事を整理してから会うべきでは?と思って観ていたら、その後の展開が酷くて、がっかりしました。
理屈も理由づけも納得できない点が多いし、何を訴えたいのかもよくわかりません。
説得力が無いし、無駄なシーンが多くて、下手な脚本だと思います。
合唱が救いでした。
そういう映画だったとは…
出演者につられて鑑賞!笑
現代の東京の片隅。
古い一軒家で一緒に暮らす、美咲、優花、さくら。
仕事、学校、バイト、それぞれ毎日出かけて行って、帰ったら3人一緒に晩ごはん。
リビングでおしゃべりして、同じ寝室で寝て、朝になったら一緒に歯磨き。
お互いを思い合いながら穏やかに過ごす、楽しく気ままな3人だけの日々。
だけど美咲には、バスで見かけるだけの気になる人がいて、そのことに気がついた2人は…。
もう12年。
家族でも同級生でもないけれど、ある理由によって強い絆で結ばれている3人。
それぞれが抱える、届きそうで届かないく片思い>とはーー。
というのがあらすじ!
最初は恋愛の映画かと思ってましたけど全然違いましたね…
そういう映画とは…
人によっては何か違うみたいになる人いそうです笑
自分もなりかけましたが気持ちを切り替えて観ました…
そうしないといろいろ気になることや何で?みたいのが邪念がいっぱいあったので…笑
みんな見えてなさすぎるなーと思ってましたが早い段階で死んでいることがわかります
ピアノの演奏してるステージに上がってきた時点で気づきましたね
まさか序盤にあった事件で亡くなってるとは…
歳はとってるし物には触れるけど実際には動いてなかったりとかぶつかろうとするとこちらが吹き飛ばされたりこちらからは何もできない感じは面白かったです!
素粒子物理学?みたいのが関係あるみたいな感じでしたね
少年Aの増崎に被害者遺族の優花の母親が会いに行ってましたけど全然反省してなかった…
というより悪いとも思ってない感じでしたね
ああいう人はいますよね
車に轢かれてましたけど…
あと母親のハンカチには三日月のクッキー入ってましたね!
典真では美咲が書いた脚本を見つけてピアノをもう一度弾くことにしてましたし思いは伝わってる感じが伝わってきましたね😊
そしてあのラジオの声は何だったんでしょう🤔
しかも声は松田龍平さんでしたね!
すぐにわかりました!笑
ほんとに蘇ったのか?
それともデマだったのか気になりましたね…
もしかしたらあの灯台のところで分岐してパラレルワールドで生き返ったかもしれないですね
最後のストリートミュージシャン?の人たちは3人が見えてるように感じましたね!
手を振ってたし!
もしかしたら探せば他にもいるかもなんて思ったりしました笑
一つ思ったのが幽霊になっても歳をとるみたいだしいずれ死ぬってことかもしれないけどその時がどうなるのか気になる…
その時が成仏するってことなのかな🤔
この映画は出演者につられて観ましたがよかったです!
映画のタイトルは死者から生きてる人への片思いという意味なのかなと個人的に思ってます
でも生きてる人も思ってると思います
そして3人のがとても良かったですね!
誕生日の逆サプライズとか他にも微笑ましいシーンもあってほんとの姉妹みたいでした😊
いい映画をありがとうございました!
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