片思い世界のレビュー・感想・評価
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丁寧な暮らしの娘達の生活を見守りたい人におすすめ
うっかりネタバレレビューを見てからの鑑賞でしたが、序盤に分かるようになっていました。作品を味わうのに問題なかったと思います。
主演の三女優の聖性と情念があってこその作品でした。すべての出演者がぴったり合っていて、私は見ていて心地よかったです。
大団円を求める気持ちより、自分の心を振り返り思い出を重ねることで心が震えました。
なにより三人の暮らしぶりは素敵でした。
この瞬間を刻む映画
広瀬すず、杉咲花、清原果耶の美しい時を刻む映画としては秀逸で素晴らしいプロモーションビデオだ。
横浜流星や西田尚美との化学反応も良いと思う。
とにかく3人が住む洋館が素敵♪まあ、ないよ、あんな家。そこからしてファンタジーだ。
そして、3人の赤青黄のコーディネートが見もの。スタイリストさん素敵だわ。
杉咲花ちゃんの赤がめちゃくちゃ似合ってたな。赤ずきんちゃんもめちゃくちゃ似合うと想像する。
広瀬すずと清原果耶はターコイズブルーを着てる時が美しかったな。
まさか、片思いって恋愛じゃなくてそっちか!
コミック原作や小説原作の日本映画がほとんどの時代、坂元裕二ならではの予想できないストーリーは良かった。
新海誠のアニメでこれを描いたらもっと入り込めたかも、実写のハンデを感じるよなと思いながら鑑賞。
こういう作品はアニメな方が入り込みやすい。
一番良かったのは杉咲花の演技かな。泣かされました!
エンドロールで松田龍平の名前が!
え?どこどこ?
なんと声の出演だったのか…
坂元裕二ならではのブツブツ屁理屈がなかったのはちょっと残念でした。
是非「ネタバレする前に」鑑賞を!
私が本作を鑑賞する前に知っていた事は《脚本家と監督が『花束みたいな恋をした』を制作された二人》という事と《(ぼんやりと)広瀬すず・杉咲花・清原果耶の3人が共演している(らしい)》と言う2点のみで、[あらすじ]も[予告編]もノーチェックでした。
ただ漠然と「三人の女性の片思いを描いた恋愛映画なのかな?」くらいな感じで鑑賞に行ったのですが、良い意味で予想を裏切られました。
【ストーリー(脚本) & 演出】
『花束みたいな恋をした』では 主人公二人の「出会い〜交際前〜告白〜交際後〜同棲〜の数年間」の《リアルな日常》を描いていましたが、本作では打って変わって 主人公三人の《非現実的な非日常》を 絶妙な[空想的リアリティ]を用いる事によって、全体的にはファンタジーな作りでありながらも 上手く物語に説得力を持たせて描いていた様に感じました。
演出面においても、物語冒頭から暫くは[観客が「主人公達の行動に微妙な違和感を感じる」程よい加減]の演出が続き、また 主人公三人が[まだ子供だった12年前から ずっと一緒に住んでいる]という奇妙な状況も判明し、その後 物語の割と早い段階で《その状況になった理由と共に 冒頭から感じていた違和感の答えも明かされる》上手い演出であったと思います。
序盤以降の脚本や演出については書きませんが、作品全編を通しての巧みな脚本と演出のお陰で、久しぶりに「作品の世界と そこでの物語に 思いっきり浸れた」様な気がしました。
脚本評価★★★★★
演出評価★★★★★
【キャスティング(配役) & 演技】
[相良美咲/広瀬すず]
[片石優花/杉咲花]
[阿澄さくら/清原果耶]
今や 押しも押されもせぬ《実力派》の三人。演技力には何の心配もなく安心して鑑賞出来る 何とも豪華なトリプル主演でした。
[高杉典真/横浜流星]
映画に出演し始めた頃と比べると 年々飛躍的に演技力を高め、近年では数々の映画作品に主演する程の横浜流星さん。
良い意味で「存在感を主張し過ぎない演技」と 良い意味で「没個性的な人物描写」で、高杉典真という人物を演じていたと思います。
[その他 出演者に関して]
本作は『役の名前のある方・役の名前の無い方』『台詞のある方・台詞の無い方』に関係無く、出演しているすべての方への「演技指導や動きの指示が 上手く為されているな」と感心しました。下手な動きをしている人が殆ど居なかった様に感じました。
配役評価★★★★★
演技評価★★★★★
【映像 & 音楽】
まず映像に関しての感想としては、『撮影の構図』『カメラワーク』『ロケーション』『ライティング』『セットや小道具等の美術』『衣装』など、[観客の視覚に関わる全ての要素]が高いレベルで纏まっていたと思います。
また音楽に関しても、『メロディ』『サウンド(使用する楽器を選択するセンス)』も素敵でしたが、劇中でBGMが挿入されるタイミングも「曲が印象に残る」非常に良いタイミングであったと感じました。
映像評価★★★★★
音楽評価★★★★★
【総合評価】
久しぶりに『映画を観終わった時』に、「愛おしい存在を より愛おしく思い」「大切な存在を より大切に感じる」気持ちになれる素敵な作品に出会えたと思いました。
勿論《エンターテイメントとしての映画》としても 多くの方に楽しんで貰える作品であると思います。
本作なら「フルプライス(通常料金)で鑑賞しても損はない」と思います。半信半疑の方は「レイトショーやサービスデイの料金で試しに鑑賞してみては?」如何でしょう。
個人的には《暫定的ながら 本作が現時点での『今年1番』の作品》なので、客観的に見ても 主観的に判断しても《★5評価》で良いと考えます。
総合評価★★★★★
【補足】
エンドロール後にシーンは無いので すぐに離席しても問題は無いのですが、ストーリーが終わった時に「素敵な作品だったな」と感じた方は、エンドロールの音楽を聴きながら 余韻に浸るのも良いかと思います。
【ささやかな考察】
軽い考察なので「ネタバレにはならないと思う」のですが、劇中で『5人組のストリートバンド(moon riders)』が登場するのですが、物語のラスト直前に登場した際の 彼らの挙動を見て考えたのは、「もしかして彼らも…」と言う事です。
私が言う「もしかして彼等も…」の意味は 本作を最後まで鑑賞して頂いた方には分かると思いますので、これから鑑賞される方は ストリートバンドのメンバーの挙動にも注目してみて下さいね♪
良作。
良作、だけど若干、、、
脚本が坂元裕二さん、監督が土井裕泰さん、、
しかも広瀬すずさん、杉咲花さん、清原果耶さん、、、
面白くないわけはないです☺️
3人の会話劇というか、かけあいの中に坂本裕二さんの脚本の良さが光るのかな?と思っていたら、
物理学的な方向に話が転がっていって、頭がそっちに持ってかれました。笑
2時間少しの鑑賞時間が長くは感じなかったけど、
引き込まれてあっという間、、ではなかったです😅
そしてほんわか系だと思っていたのに、後半はすこーしハラハラするシーンもあり、怖かった(・_・;
犯罪者の更生と、被害者の家族、、、
それこそ、どこまでいっても一生今世では交じり合っては行けないと思います。
同じレイヤー(世界)で生きてるかもしれないけど、
別の世界で生きなきゃいけないですね、、
良作、だけど若干世界観に入りきれなかったのと、
私はちょっぴり暗い気持ちになったので3.5です⭐️
12年の日々、これからも幸せでいて欲しい
作られたストーリー、あり得ない話のはずだけど、私たちの前から亡くなっていなくなった人々の思いや魂が、今を生きる私たちを見守ってくれているような、人間の尊さを感じる内容であった 悲劇ではあるけれど、3人で助け合い12年を生きてきた 突然家族・友だちを奪われた無念さを胸に秘めながらも、小さな子どもたちがおとなになった 作られたストーリーであっても、そのストーリーを信じてみたいと思うし、このような世の中にあってもそんな関係を育めるのかもしれない
子どもの合唱、そしてピアノの演奏がこれだけ胸にしみることもなかった
3人の暮らしはどうなっていくのか、あり得ない話であってもこの日本のどこかで、友を、親を、果たせなかった合唱を、3人が片思いを続けていることを信じたくなる
(4月10日 イオンシネマ京都桂川にて鑑賞)
「世界がこうであったらいいね」を新しい視点で描いた作品
ただの青春映画ではない
「何も考えずに観てください」という感想を目にして、その言葉を信じて席に着きました。冒頭から不思議な違和感が続き、静かに心がざわつく感覚。でも、その違和感に少しずつ意味が宿っていく過程で、気付けば深く引き込まれていました。
親子の絆、叶わない恋、嫉妬、やるせなさ…さまざまな感情が複雑に絡み合い、胸を締めつけられるようなシーンが続きます。とくに犯人役の方の演技が圧巻で複雑な感情が渦巻きました。
終盤、合唱のシーンはこらえきれず涙があふれました。。登場人物たちがそれぞれに救われていく姿に、自分自身の心もそっと包み込まれるような感覚がありました。
観終わったあとも余韻が長く残る、静かに心を揺らす作品です。
かわいいだけじゃだめですか?
GQuuuuuuXと同じで何も情報は入れずに映画館に向かいましょう。そう、かわいいだけじゃない主演クラスのこの3人が揃う映画なんてそうそう見れるもんじゃございません。
もっとも、お三方の登板は当初から決まっていたようで、指名した坂元さんとしても事務所やら制作委員会やらに挟まれたギチギチの状況で八方良しのアイデアが降ってきたときは心の中でガッツポーズだったでしょうね。
内容的には相変わらずSF好きなのにベースとなる世界観が曖昧で、さすが坂元ワールドという感じ。観る側が寄り添っていくことで完成されるこの優しい世界は、土井監督の丁寧な光の使い方で「細けえことは良いんだよ」って気分になる人もいるかもしれないですけどね。善悪とか恨みとか無念とか心残りとかをぐるりとまとめて良い意味でも悪い意味でもさらりと書き上げる力は流石ですが、映画好きとしてはテーマがテーマだけにもう少し深みが欲しいところかもしれません。このあたり「御上先生」と同じですね。見てる僕らは理由を知りたいんです。
でもって、「どうして生まれてから大人になった時に照明さんになろうと思ったんだろう?」発言以来広瀬すずのことは何ひとつ信用していませんが、今X見に行ったら当時の謝罪ポストを消さずに罵詈雑言のリプライを未だ読めるようにしてあるので、これを自らの戒めとしているのだとしたら彼女の覚悟はちょっとかっこいいのかもしれないし、ぜんぜん何も気にしてないのかもしれない。とはいえ、かわいいだけじゃこれだけの演技の説得力を出せそうにないので、そろそろ見方を変えていく時期なのかなと思いはじめています(もうええやろ)。あと子供時代の美咲役の子と街角の楽団にも要注目です。
それでは!じゃあね〜、またね♪
強い絆で結ばれて
声は風
彼女たちの存在する世界が、どういう世界なのかを映画の序盤、早々にネタバレさせてしまったため、観る側としては妙な安心感が生まれてしまった。
これから先、どう展開しようが観る側の心を揺さぶるのは難しいのでは?と思って観ていたがそれは杞憂に終わった。
本編が進むにつれ、彼女たちが明るく前向きに振る舞えば振る舞いほど、言いようのない喪失感と悲しみが私に押し寄せてきた。
特に、横浜流星君と広瀬すずさんの、あの沈黙のLASTDANCEは感動的で思わず涙を誘います。
人間の心に一旦空いた穴は、何をもってしても埋まることはないけど、その虚無感を胸に抱えながら前に進んでいくことが大事なんだなと思います。
ちなみに、西田尚美さんの演技良かったですね
。坂元さんの脚本、自分にはあまりハマらないことが多かったが、今回はドハマリしました。
いや〜あ、観て良かったわ😊
「片思い世界♡」だと思っていたら「片思い世界…」でした
予告ではどんな作品かいまいち掴めずに劇場へ向かいましたが……
鑑賞後、そりゃ分からんよね!と納得。
予告に良い裏切られ方をする作品が大好きなのでニヤニヤしてしまいました。
ぼやけていた輪郭が鮮明になっていく感覚、役者さんの演技や作品の世界観も心地よかったです。
終盤はなぜだか涙が止まらなくて、服がびっしょびしょになっていました。
「声は風」を永遠リピしています。
もう一度観に行きたい。
(ネタバレにはならないと思うのですが…↓)
杉咲花さんの「次女感」が凄かったです。
清原果耶さんは2人と歳が離れているので、当たり前に三女感を感じたのですが、
花ちゃんの次女感!実年齢は一番年上なのに!
彼女の設定年齢を表現する力は本当に凄いと改めて思いました。
観たぜー。ネタバレ回避は確かにマスト ただそれよりも、この年代のこ...
坂元裕二脚本と三女優の共演を観る
役者の無駄遣い 無理矢理感動系
グッズコーナー見れば一目瞭然。
役者の人気で誤魔化したいんですよね。
時間と金を返して欲しい。
内容はフワフワで世界観もいい加減。
理解は一応できるが、面白くはない。
擦られまくった設定や脚本がせっかくの芝居を無駄にしている。
予告が1番良かった。
全245件中、81~100件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。