片思い世界のレビュー・感想・評価
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私には意味不明の映画でした。
映画が始まってしばらくして、そういう設定ならば受け入れるしかないと思い、観ていました。
観ていてこの映画、何を訴えたいのだろうとずうっと考えていました。結局、私には意味不明でした。たぶん、人間の思い(想念)の交流を描きたかったのだろうぐらいしか理解できませんでした。
清原果耶及び広瀬すず、両人が私の好きな女優で、それで観た映画なので、特別な不満はありません。
まぁ、私の理解力が足りないのでしょう。
横浜流星さんの左目の美しさを描かなかった映画。
脚本が坂元裕二さんだと知り興味をもつ。
予告編等では想像しなかった世界観。
読んだ他の人のレビューはネタバレしていなかった分、楽しめた。
終盤まで涙が流れたが、肝心のクライマックスから僕の心が冷めはじめた。
仕方ないのである。
坂本さんの脚本はクライマックスがやけに現実的過ぎる
というか、それまでは映画的ムリをするクセにクライマックスからはやけにシビアになる、から。
クライマックスで魔法は使わない脚本家である。
(『怪物』は坂本龍一さんの音楽のおかげで美しく輝く。)
坂元裕二さんは少女マンガの原作者のような気がする。
そんな作風も表現できる、ということ。
本作はそんな感想をもった。
「片思い世界」の評価が高いのも理解はできる。
今、邦画界で魅力的な脚本を書ける最も貴重な人物であります。
片思い世界とは…
まず、メインキャストの3人+が全員それぞれ主役はれる大人気女優。
この3人のやり取りだけでもずっとみていたい✨
広瀬すずさんと杉咲花さんのしっかりしてるけど、おっちょこちょいで抜けてる感じ。清原果耶ちゃんと、ツンツンしてるのに中身はとっても優しい子。3人のいい所が全面に押し出してるキャラクター設定。+横浜流星さんの影のある感じ。
最高です。
また、擬似家族ものってのが良くて、それぞれの悩みや闇を抱えてる中でお互い助け合って生活している。本当にいい映画でした。1つ不安点と言えば、この映画はファンタジーなので、その部分で人によっては話の飛躍が容認できない場合もあるかもしれないが…そんなの気にならないくらいめちゃくちゃいいお話でした🙂
声は風
ネタバレ部分については、冒頭から比較的分かりやすかったですし、序盤で答えが明らかになりました。
また坂元裕二さんの得意とする話題、設定か、という印象ももちましたが、3人の主人公の風のような存在、大袈裟な表現をせずに感情を見事に表現する演技がストーリーに彩りをもたせてくれていました。
両想いでいられたらパラレルワールドにいたとしても時々声を交換し合える、離れていても想いは通じ合える、ラジオの声はそんなことを教えてくれていたんでしょうか。
また、落としものに気付いたり、落としものや置いてきたものを大事にしたりできるのが生きていくということなんだと教えられた気がしました。
最後の合唱曲の歌詞がすべてを表現していましたし、爽やかなクライマックスに仕立ててくれていました。
もどかしい
「片想い『世界』」
主役の3人とも好きで、特に清原さんのファンなので観に行きました。
観る前は、宣伝の予告映像観るだけで、どんな話かわからないのにウルウルしてました。編集上手いな。
で、感想です。
ハンカチを開くと、割れた三日月のクッキーが出てきたときに、「片想い世界」というタイトルに込められた思いがグッと来ました。
でも観た翌日、この映画で表現されていたのは、「物語」でもなく「キャラクター」でもなく、「世界」なんだと思ったとき、自分なりにこの作品を味わえたような気がしました。
美咲と典真のシーン、言葉を交わせないという制約の中で、劇中劇のセリフを使って気持ちを交わすというのは、「上手いなぁ」と思いました。
お母さんと犯人のシーンと顛末、「えっ?」て思ったけど、作品のトーンから少し浮いた感じがして、笑わなかったけど心の中ではニヤついてしまいました。
思ったほど泣きませんでしたけど、合唱シーンはしっかり泣きました。
もう一回観に行こ。
現実とくらべたりせず、空想のストーリーだと思って見ればスッと入り込めるはず
3女優が同じフレームにいる素晴らしさ
清原伽耶、広瀬すず、杉咲花、横浜流星
このキャストとこのタイトル!てっきりキラキラの胸キュン青春ストーリーかと思ってたらまさかのゴーストファンタジーでした🌷
この3人がいつも一緒に画面にいるという破壊力は素晴らしくそれだけでシアワセな気持ちになってしまうんだけど、この3人の主役で映画を作ると言う企画から始まったという反則技、見事に成功していますね。3人が住んでる家も可愛らしくて素敵だし実際はボロ家でもファンタジーなので別のレイヤーにいるということで問題ナシ。ツッコミどころも全部スルーできちゃう便利な設定。
でも、あのラジオは一体何だったんだろう?灯台で飛べーって叫ぶんじゃなくてホントに飛んだら元に戻れたのかな?広瀬すずちゃんはどんな過去があったのかな?清原伽耶ちゃんは会いたい人いなかったのかな?家族は?なんて細かいところをちゃんとしてツメて欲しかったかな。
最後のコーラスは曲の良さも相まってうるっときますね。見て良かったと思える映画でした。
3人の新居がどんなところになるのか見てみたいな。
ネトフリでシリーズ化してくれないかな。笑
おじさんのおとぎ話
マザーグースの女の子は何で出来てる?砂糖とスパイスとなにか素敵なモノと思いたいおじさんのお話。美少女達が世間の悪意を受けない特別な設定して戯れる様を鑑賞したい願望。でも女の子はベビや苦いカラメルが入っているのが仕様で 女性の監督やプロデューサーが入ると上手く調整したけど 今回はおきた事件の毒と中和してふわ~としてしまった感じがしました。部屋や衣装は素敵だったけど本当にこの設定での少女達なら本当にこんなにバランスいいのか?食事シーンもっとコダワリあってもよくないか?とか役者さんがアンバランス(特に杉咲花さんの花屋の車に乗っているシーン)を表現しているのにフォローが足りない、細かさが坂本作品の良さなのに思いました。あとこれだけファンタジーなら全体の画面のトーンに統一感があってもいい北野ブルーやティム・バートンの暗さじゃないけど それぞれの場面は綺麗だけどブツギリで雑な感じがしました。最後に役者さんへの片思いとして 広瀬すずさんはもう健気な美少女設定はやめてあげればいいのに彼女は美貌を盾にのし上がる強い女性のほうが光る気がします。杉咲花さんは上手いの一言です彼女で『和宮様御留』がみたい彼女の芝居に溺れたいです。清原果耶さんは今回幼さを上手く出して彼女達のもつアンバランスが一番出ていた気がします。彼女は『古都』や『WOMAN、Wの悲劇』がみたいです。
仕掛けは否定しないが上手くいっていない
坂元裕二脚本で広瀬、杉咲、清原の3女優共演。
賛否の分かれそうな設定はそう否定するものではないが、演出が悪く機能していない。
コンサートのシーンであっと言わせなければいけないのに、フリが下手すぎて前バレしているし、シーン自体の演出もあざとく、これでは清原果耶が下手に見えてしまう。
そもそも売りである3女優共演が上手くいっていない。
この設定ならば一人はあまり世間に知られていない実力のある若手を入れなければ、観る側のメリハリがつかない。
広瀬すずの役をボンと中心に組み立てないと、横浜流星の役も中途半端で活きていない。
これは3女優起用でバランスをとった弊害がでていると感じる。
灯台で叫ぶシーンは一人一人を必要以上に強調するあまり、非常に滑稽で恥ずかしく見ていられない。
土井裕泰演出に力がはいり過ぎていて、もう少しサラッと見せてもらいたかった。
3人が、楽しそうで良かった
清原果耶ちゃんが出てる、それだけで観に行きました。
予告は見れず、番宣とかで2人ないし3人が、意外な組み合わせだけどホント仲良さそうだな、くらいの前知識で。
まず横浜流星も出てて、ビックリした。
『正体』が記憶に新しいので横浜流星と気づいたけど、『べらぼう』の明るさゼロ。
ストーリーは…泣ける。
でも好きかと言われたら、私はそうでもない。
つまらない訳ではないけど、映画館でなくても良かった、かも。
なんだろう、映画観てきた!って満足感がそんなにないから、かな。
好みの問題なのでしょう。
エンディングロールで、松田龍平と土居志央梨の名前があってビックリ…
気づけなかった。
公式ホームページ見てもわからなかったけど、wikiには載ってた。ちょっとスッキリ(笑)
そしてwikiを見て、一番小さかった子が清原果耶なのだと知った…そっか、学生&身長で勘違いしてた。
合唱曲もとても良かったけど、ムーンライダースがバンドとして出てたのにホッコリした。
もの哀しさを纏う穏やかであたたかな空間
坂元さん脚本の「ファーストキス」がとても好きだった為、本作の公開予告に興味を持ちました。
物語はゆっくりとまるでたまねぎの薄皮が1枚ずつめくり取られるように、作中で感じた違和感の謎が明かされていきます。
3人がひとつの家で仲良く暮らしている様子は、学生の頃友人と大きくなったら一緒に住もう!と話して一度は憧れた景色であり、ワクワクとした気持ちにさせてくれました。
ファッションインテリア、とにかくかわいいです。
途中若干話が突飛でこじつけたかなと感じる場面や長いと感じる部分はありましたが、
3人が肩寄せ合って暮らしているのは、何故か。
片思い世界というタイトルなのは、何故か。
作中の伝えたい想いを想像ながら観る事は楽しいかったです。楽しくも哀しい、哀しくも楽しい。わたしにはそう見えたけれど、当の3人はそう思ってないのかもしれませんね。作中のみんなが幸せであれ。そう願いたくなる作品でした。
タイトルの意味もわからん
いまなかなかオファーが通りにくいだろう、ブッキングも難しい広瀬ずず、杉咲花、清原果耶をメインに据えて臨んだ「坂元裕二」脚本を前面に押し出した作品。
今年のファーストキスでも感じましたが、脚本家「坂元裕二」はおそらくドラマシリーズが主戦場だなとほとほと感じました。2時間の尺では納めることには長けてない
SF(少し不思議)な要素を取り入ているが、その割にはずっと理屈に合わないことばかり起こり、その設定が邪魔になって余計なことばかり考える羽目になり、本筋に向き合えない。興味無いならそんなことしなけりゃいいのに。
これは観る側を信頼するではなく、ただ甘える行為でしかないのでとても不快でした。坂元裕二と三谷幸喜は、ドラマの名手ではあるけれど、映画には向いてないと誰か言ってあげるべきでしょう。まあ、諌めても関わってくるのでオーディエンスは観ないというのが正解なのでしょう
あと劇場で広瀬ずずひとりだけのポストカードもらったけど、これが3人のランダムじゃなかったら映画のコンセント破綻してるぞ、本当に
やや気になるところはあるが推し枠か
今年105本目(合計1,647本目/今月(2025年4月度)8本目)。
東京テアトルさんの枠なのになぜかテアトル梅田では放映なしという珍しい映画。
いわゆる子供のときのトラウマの話と幽霊化する3人の女性(の主人公たち)、そしてその「トラウマ」となった事件の真相解明とその「事件」の問題提起というタイプの映画です。今回はテアトル梅田さんではなかったですが、東京テアトルさんの枠はだいたいハズレがないのがよいところです(株主優待持っててよかったなと思える)。
気になった点として、映画内で何度か「少年法の抜け道」等の書籍が写るように、テーマとして少年法を扱っている割にその説明が何もない一方、少年法というのは馴染みが少なく、一般の方だと「実名報道の禁止」程度しか知らないのではないかな…というところです。ただこの映画ではその観点では詰みます(後述)。
3人がお化け(認知されない存在)として真の体を取り戻そうとして動く映画のストーリーはよかったし、映画のお題の一つのテーマとなっている「コーラス」(合唱)もきれいでよかったな、というところです。決してアクションシーンがいっぱいあるような映画ではないですが(その向きでいくなら「ゴーストキラー」か「復刻版RRR」でどうぞ)、個人的には推し枠かなというところです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/少年法の問題について問題提起が不足している)
いわゆる「実名報道の禁止」以外にも少年法はもともと戦後のGHQの占領下で作られた法律がそのまま(姿かたちを変えて)生きているため、今現在(2025年現在)でも多少修正はされても「少年の矯正」を目的とする法律であることに変わりがありません。つまり、死刑が妥当するときには無期懲役に(義務的に)なる、無期懲役を科するときには有期懲役(20年まで)に「できる」、という特殊な規定があります(一部例外あり)。
映画内ではひっそりこのことが問題提起されているのですが、この点まで知っているのはちょっとある程度アンテナを張っていないと無理かな、といったところです。
(減点0.2/バスケで走って私鉄か何かの入場ゲートをジャンプ)
単なる不当利得(あるいは不法行為)の問題なので、この点は「真似しちゃダメよ」は入れておいてほしかったです(ただ、いわゆる券が認識せず閉じるこのシステムでは特に出勤退勤時に誤作動・誤反応することがあり、そのように不可抗力的な場合は説明すればリセットして通してもらえるようにできる(いわゆる通勤乗車券などを想定)というのが普通です)。
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説明セリフが多くて演出が野暮ったい タイトルの出し方がダサい 3人...
説明セリフが多くて演出が野暮ったい
タイトルの出し方がダサい
3人のシーンに正直ときめきがなくて特に清原さんの魅力が出てない上に彼女起点の設定のツギハギ感
水族館の彼のシーンの後のフォローのない感じ
3人がその年齢に至るまでどう生きてきたのか…?
期待値を上げ過ぎたからの気になる点はあるけども、ファーストキスといい意味で対を成すうえで2作を近い時期に見た価値はかなりある。
合唱曲の歌詞が良い。
「花が忘れても 種は覚えてる 生きる喜びを」が作品の主題と受け取った。
合唱シーンの杉咲花の肩の入れ方の角度がプロ。
過去の坂元裕二作品では「さよならぼくたちのようちえん」を最も想起。
自分にももっと刺さるべきタイミングがあるはずなので、そこでまた見たい。
自分でもビックリするくらい乗れないw
全245件中、41~60件目を表示
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