片思い世界のレビュー・感想・評価
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美咲(広瀬すず)、優花(杉咲花)、さくら(清原果耶)が幼い頃音楽会...
美咲(広瀬すず)、優花(杉咲花)、さくら(清原果耶)が幼い頃音楽会で無札別殺人犯によって命を絶たれる。
この3人は幽霊となって一緒に仲良く暮らしている。
自分たちは何も変わらないのだが、現世の人からは見えない。
だから、現世の人とは関われない。
恋もできないし、親にも会えない・・・
そんなとき、ラジオから同じ境遇で幽霊だったけど現世に戻れたと・・・
戻るにはあなたが相対人に通じ合う必要があるということ。
通じあえたらこの時間にこの灯台までくれば現世に戻れることが出来る。
3人はそれぞれ会いたい人に接触して、自分の存在を知ってもらうように努める。
ただ、さくらだけは彼女たちの命を奪った殺人犯と接触しようとする、なぜ?
優花の母は今は再婚して子供もいるが、優花のことは今でも忘れられなくて、犯人に接触し何故殺したのか問い詰める。
指定された時間に灯台まで行き、戻ろれることを望んだが、それは叶わなかった。
3人はもと住んでいた家に買い手が現れたので、新しい住居を求めることに。
ハッピーエンドではないけれど、悲しい結末でもない。
ハリウッド映画だと現世に戻れて、その後も3人の友情は続くっていう感じのハッピーエンドになると思います。
これからも現世の人とは関われないけれど、3人はいつまでも一緒。
だからまだいいかな。
伝えられなかった思い、伝えることができない世界…
広瀬すず、杉崎花、清原果耶が三姉妹を演じる(姉妹じゃないけど)と聞けば、観ないワケにはいかない。
しかも、脚本は坂元裕二で土井裕泰が監督。
彼女らのトリプル主演企画が先に決まっていて、脚本は当て書きされたらしいのだが、そもそも坂元裕二の発案だったようだ。ただ、プロジェクトが始動してから脚本の執筆を始めたとか。
この映画にはある意味で驚いた。
こんな物語だったとは全く知らなかったので、『花束みたいな恋をした』の路線を期待すると肩透かしを喰らう。
三人娘の秘密が割と早々に分ってしまったので、オチが見えたと高を括った私は愚かだった。
タイトルにある「片思い」と「世界」の意味が終盤でなんとなく解ってきて、M・ナイト・シャマランの出世作や、アン・ハサウェイが主演したスリラー映画とは、決して同種類ではなかった。
最近の坂元裕二は、異次元の交錯というか、あの世なんだかパラレルワールドなんだか、そんなところに踏み込んだみたいで、このまま〝セカイ系〟に突き進んでしまうのではないかと心配になってしまった。どうやら、そこまでのつもりはないようだ。
殺人事件の裁判の判決文で、被害者のことを「何ら落ち度のない…」と形容されることがよくある。
自身に何も責任がない状況で他人に命を奪われた人の無念は、いかばかりだろうか。子供ならなおさら、まだ見ぬ先の人生を生きたかったことだろう。
この映画は三人娘の秘密がオチではないのだが、公式サイトでも伏せているようなので、この辺に止めておく。
「片思い」とは、遂げられなかった(未だ遂げられていない)思いのこと。若い彼女らにそういう思いがあるのは当然だ。
広瀬すずにとっては、男女の恋愛。
相手役の横浜流星は、かつて広瀬すずを蹂躙する暴力夫を演じたが、今回は正反対のキャラクター。とはいえ暗い影のある役が明るい役よりも似合う。彼にも片思いは残っていた。
杉崎花にとっては、母娘の愛。
母親役は西田尚美。彼女の片思いは驚くべき行動に走らせる。
一方、清原果耶の片思いはひねくれている。
こちらの片思いに対するあちらの片思いが、彼女のケースにはない。
このヒネリに、ちょっと違和感を抱いた。なにか、釈然としない。
これが原因なのか、灯台を舞台にしたクライマックスもいまひとつ盛り上がらなかった。
広瀬すずと横浜流星の思いが交錯する切なくて美しい場面は、この映画の一番の見どころだと思う。
たが、歌劇の脚本というアイテムの使い方が有り体だったのが残念だ。
西田尚美の行動は突飛すぎて引いてしまったが、彼女が抱き続けてきた苦しみを吐露する迫真の演技には圧倒的な説得力があった。さすが、日本のテレビドラマ・映画では欠かせないポジションにいる女優だ。
合唱コンクールの締めくくりはちょっと面映ゆかったが、三人が無邪気さを精一杯に表現していて、合唱曲の歌詞も相まって綺麗だった。
全体的にはファンタジーファンタジーし過ぎの感があって、坂元裕二脚本作としては私は不満足だったが、ご自身にとっては会心の出来だったようだ。
私の期待する方向とは違う、作家の向いている方向があるのだろう。
エンドロールを見て、あれは松田龍平だったのかと驚いた。リリー・フランキーかと一瞬思ったので(笑)
既視感がある
冒頭から何か変だな?とか旬の三人俳優が一つ屋根の下で暮らす生活空間ファンタジー過ぎるだろうか思いつつ
あぁそういうことかとなるのはチョット面白かった
この手の話を物語にするとかなり暗い話になりがちなところ、かなりポップな雰囲気と
この視点で物語を進めることはあまり無かったので良い試みだと思う設定だけならホラーでも演出次第で全然アザーズみたいになってしまうところだったし
ただ、どうも地上波ドラマっぽく感じたのと
ラジオから聴こえる声は結局なんだったのか
この3人だからなんか雰囲気でギリギリいけた感はあるがラストの合唱曲は素晴らしかった
パンフレットも物凄い力が入った公式ガイドブックかと思うボリュームでオススメしたい
星を一つもあげたくないレベル
純粋に楽しめた
ん〜(本文に続く…)
旬の3人の共演だけでも価値あり
坂元裕二脚本で旬の3人の女優さんの共演、と言うだけで十分見る価値ありなので、事前知識も無く鑑賞。さすがなのは、この3人の相性がとても良かったこと。そのように演出され、そのように演じていたのかもしれないが、テンションが3人ほぼ同じで、とても自然。同じ時を生きる3人を撮りたかったのだろうな、と感じた。設定が特殊で、それによるルールの矛盾などがあるが、大切なのはそこではない、と観客に思わせるような進め方、感情でそこは許容されるようなリードの仕方がある。そこはそれに乗ってもいいかと思う。
少し前に撮影された作品だと思う、3人と横浜流星が少しだけ今より若い。フレッシュで特別な作品という感じがした。
坂元裕二はどうして女子の心の揺らぎがこんなによくわかるのか、不思議。大作とか名作とかではないかもしれないが、とても良い作品だった。
間に合って良かった!
ずっとチェックしてたのに観れてなかった映画。あと2日で終了というタイミングで鑑賞しました。私個人的には今年1番良くて、なんでもっと早く観なかったんだろう、でも間に合って良かった!というのが一番はじめの感想です。
杉咲花さん、広瀬すずさん、清原果耶さん、オシャレな一軒家で楽しく同居してる3人に何となく最初から違和感を感じてたけど、過去の悲しい事件からの強い結びつきがあったんですね。
3人個々の人間性をうまく演じていて、こちらもそれぞれに感情移入しましたが、親目線になると辛くて泣けてきます。
広瀬すずさんと横浜流星さんの朗読は、もうハンカチ片手に号泣でした。
いずれどこかで配信が始まったら、また観ようと思います。
可愛い3人
グッとくるね!
タイトルは思いつかないけど
ちょっと期待外れな映画
清原伽耶さん、広瀬すずさん、杉咲花さん、横浜流星さんと名だたる実力派俳優さんが出てるから、さぞかし感動出来る映画🎞と思い観たら。。。期待外れでした。。。
自分は、清原伽耶さんが好きなのですが、清原伽耶さんの背景の説明が無く、薄い存在で。。。ガッカリ💦清原伽耶さんらしさが出て無かった💦
広瀬すずさん主役なんだろうね。。。
でも、ストーリーも、有りえない世界で、少しちんぷんかんぷんで、薄ぺらいと思います。
3人の女子の仲良しごっこの映画🎞を観に来た訳では無いです。🤣笑笑
他のレビューの方が書かれてたけど、B級映画🎞ぽっい作品に、豪華俳優陣は、もったいないような気がします。
もう少し、キャストを変えれば、また違った感じで良い作品になったのでは。。。?
見るまではキラキラ片想いカワイイ映画だと思っていた
概要サラッとしか見てなくて、可愛い女の子三人が可愛く恋バナしてキャッキャ…みたいな気持ちでいたので、結構始まりからビックリしました…見るもの間違えたか?とすら。というか放映するもの間違えてね?とすら。
最初から最後までず〜っとしんどくて、ず〜っとキャッキャしてて、ず〜っと心臓が痛かったです。
なんか、こう、ネタバレしたくないので何もいえないのですが、見て損はないです。
最初の方は「うわあ」とか「こういうやつ嫌い」とか「頭おかしいんじゃね」とか思うかもしれないけど、そのまま見始めてほしい。
GWのラストに可愛い作品見よ♪と思って見に来て地獄みたいに落ち込んだので凄く良かった。ただ、結構しんどさもあるのと、人によってはトラウマを刺される可能性があるので気を付けてほしい。
恋愛映画だと思って敬遠してる人に伝えたい、恋愛映画ではない。
この映画を観てあなたの心に浮かんだのは誰ですか?
可愛らしい映像の予告編に釣られて鑑賞しました。
前半で設定に気づいてビックリ。
そんな話だったんだ…
ラストの澄んだ歌声には涙が止まりません。
そして、タイトルに込められた意味を想い
誰かとこの世界に一緒に居られる時間は限られていることを改めて気付かされ
だからこそその大切な時間が終わらないうちに気持ちを伝えられたらという想いに駆られました。
あなたがこの映画を観て想った人はまだこの世界にいる人ですか?
美女3人のとっかえひっかえのカラフルファッションと
おしゃれな雑貨屋さんがそのまま引っ越してきたようなレトロ可愛いアイテムが満載された彼女たちが暮らす部屋のインテリアも見どころです。
ストーリーとは別の次元で存分に目を楽しませてもらいました。
観るか迷っていたけれど、観てよかったです。
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