片思い世界のレビュー・感想・評価
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“飛べ”と言うのは、[叫ぶ]事じゃなくて、[飛ぶ]事じゃないの?
色々と言いたい事はあるけど、
生き残っている方が辛いということですね。
悲しい世界
12年掛かった合唱
坂元裕二さん脚本に、3人の朝ドラヒロイン経験者が集う贅沢な作品。見逃すわけにはいけません。完全に評価が二分しているので、全く事前情報なしで観賞。
主演3人の醸し出す日常の景色がとても心地よく、入り込める序盤、いきなり厳しい3人の身に起きた現実が突き付けられる。ここが受け入れれれないと酷評になるのでしょうね。
50年映画を見続けてきた者とっして問題ない範囲のストーリーで全く気になりませんでした。
自分の声が全く届かないもどかしさ、無力さが心を締め付ける中盤、思いを伝えたい人たちの思いが聞けて安堵する終盤と良作に出会えた満足感を感じます。ラストの合唱シーンは感動の名場面として記憶に残したい思いです。
「俳優って凄いなぁ」と改めて思わせる若手女優の3人(中堅女優?)の...
「俳優って凄いなぁ」と改めて思わせる若手女優の3人(中堅女優?)の名演。「繊細な脚本だなぁ」と感心する坂元裕二の新たな世界観の挑戦。「構成が秀逸だなぁ」と思う監督の手腕。だけど「あの 演出はどうか?」と思った所もある。
ラストどうなったか? 観た人達で語り合いたいエンディング。
何も調べずに、検索せずに鑑賞がオススメ。
今作、坂元裕二の「広瀬すずさん、杉咲花さん、清原果耶さんの3人でお話を作れないかなぁ」という思いから生まれた 彼のこれまでの作品に込めた想いや願いが散りばめられた集大成。
劇中歌♪「声は風」Special MovieがYouTubeで見れます
作詞:坂元裕二(クレジットは明井千暁)
広瀬すず 1998年生
杉咲花 1997年生
清原果耶 2002年生
横浜流星 1996年生
撮影前に3人で絆を深める為に極力行動を共にしてたらしい。
広瀬すずが通うキックボクシングのジムに2人がついて行って、杉咲花いわく「ボコボコにされた」との事。
この世界、子供の頃は見えていたんですけどね〜
舞台挨拶付きの上映に行きました。
始まって少ししてからの違和感、誰もこの三人のことを気にしていない。あぁ、そうゆう事か・・・でも現実の自分の世界ってほとんどの人を知らない訳で、ほとんどの人からしたら自分なんて幽霊みたいなもんなんだろうなって感じた。
さすがの俳優陣でしたね。部屋の雰囲気や色合いの良い洋服なんかは「花束・・・」を思い出させる感じでした。まぁ内容は観てのお楽しみ。
実は小学生だった頃、よく家で男女の霊を見かける事があった。向こうはこっちの事なんか気にせず普通に生活している感じだった。飼っていた犬もその人達が通り過ぎる時に吠えてたんで多分間違いないと思う。今で言う違うレイヤーが存在するのは否定的ではないです。こんな世界もあってもいいと思います。
舞台挨拶で言ってましたが劇中の合唱曲「声は風」、名前は違いますが坂元裕二さんが作詞されているんですね。どんだけの才能や!
個人的には三人が住んでいるとされる古い空き家に不動産屋さん役で吉岡睦雄さんが出ていてちょっと嬉しくなった。
失われたものは戻らない、が。
歳を経て経験を通じて視点は変わっていくものだ。
子供が産まれてからの変化は特別大きなものだろう。
少なくとも自分にとってはそうだ。
ということで、子を持つ親の目線に偏った感想になる。
劇中では12年が経ち新たな家族を得ても親の心には大きな穴が空いたままだ。
愛する子を失うということはそれくらい辛い出来事なのだ。
しかし悲劇は誰にでも訪れ得る。
そんな辛い状況にある人にとっては、失われた家族がああして別のレイヤーで存続し続けているのというのは救いになるのではないだろうか。
ちなみに、ロケ場所の一つに自分が最もよく行く映画館と同敷地内の施設の名があって驚いた。どの場面だったのかはわからないのが残念だが。
パンフレットが充実していて嬉しかった。あれで1200円は割安感がある。
どういう意図があっての脚本か掴みづらいような映画をみた
等身大で天真爛漫で健気で直向きで健やかな三姉妹の普遍的な日常が描かれると思いきや、悲惨で救いがなく切なく物悲しい過去を持つ3人が、それでも手を取り合って精一杯幸せに、そして前向きに生活していく日常を描く物語。
冒頭15分ぐらいで本作の肝となる種明かしはされるが、正直、この世界観による物語はどのように収束し、どんなカタルシスを観客に与えてくれるのだろう? と期待と不安が半々の中、鑑賞していました。
結果的に、見せ場はしっかり描かれて「感動エッセンス」は散りばめられているものの、全体を通して何を伝えたい脚本なのかが今一つ伝わってこなく、名場面として推しやすいシーンと俳優陣の演技力による力業で作品として成立させた感が否めなかった。
キーマンとなる横浜流星さんは、『正体』とほぼ変わらないキャラクター演技でしたが、とても好印象。彼がスクリーンに登場するだけで、物語がグッと締まるんですよね。ただ、こちらも結局のところ「感動エッセンス」としての見せ場に使われただけだったかな。残念。
ところで清原果耶はキムタクの娘じゃないんですか? マジですか?ホントに? ちょっと似ているよねーのレベルじゃないんですけど…!
終始ポップだがメッセージ性はハード
これはただの可愛い映画ではなく、執着や認知の歪みに迫る作品なのでは。
認知行動療法を極限まで抽象化して描いた作品のような。
死生観や復讐心などのわかりやすいところに誤った解釈を置いているところが面白い。
現実があまりにも痛くて、過去にしがみついている方が安全に思えた少女たちの物語。でもそれは安心ではなく、「麻痺」である。
ずっと待ってました
坂元裕二脚本はさすが!
片思い?
若手女優3人の競演
予備知識なしで鑑賞。映画館の予告編で、広瀬すずと横浜流星が抱きあっていたので、以前共演していた「流浪の月」とは違ってラブラブなんだなぁと想像していました。話が進むにつれて、なんか違和感が有り。「なんだそういうことなの」と映画のネタに気がつきました。若手女優3人(広瀬すず、杉咲花、清原果耶)の競演が素晴らしいかったです。すずさん、姉さん役をうまく演じていました。横浜流星さん、「正体」に続いて内面から涌き出る悲しみの演技が良かったです。西田尚美さん、去年から売れっ子ですね。「言えない秘密」「傲慢と善良」「アイミタガイ」「十一人の賊軍」「正体」など良い役を演じてます。今回も拍手でした。ラストの合唱が、胸をうちました。松田龍平さんが解りませんでしたが、サイトをみて判明しました。😭
そんなことある〜?!の連続!
大切な人と会えなくなって人生が狂うぐらい落ち込んだことはないけど、...
不思議な感じ…
横浜流星君ファンの友人に誘われて、何の予備知識もなく
舞台挨拶のライブ中継付きで鑑賞。
結果、驚かされました。
「えっ、そういう話?」
ところどころ、あまり深く考えず、ファンタジーとして解釈するしかないかな?
と、いうこともありますが…
背景にある、悲惨な事件は辛いし、
なぜ自分が、なぜ娘が、その気持ちを想像するとかなり辛いです。
また、個人的には杉崎花ちゃんの演技が好きで、クッキーの場面では泣かされました。
それに、小柄のせいか、どうしても末っ子に感じてしまいますが、
年下のしっかり者の果耶ちゃん、ちゃんとお姉ちゃんとして2人を見守るすずちゃん、
3人の仲の良さは癒されました。
3人の暮らしは、まさにファンタジーで、とっても可愛い物に囲まれて過ごしています。
すすちゃん演じる美咲の服装が好みです。
流星君が演じた典真は、あの音楽室でいっそのこと存在に気づいて欲しかったかな~って、
思いました。そうでなければ、あのハグはしないですよね?
10歳で離れてしまっていたのだから…
結局、つっこみどころはありますが、
ふんわりと、不思議な感じののこる映画だと思います。
百合ではなかった
映画館で予告を観ていて、完全に広瀬すず・杉咲花・清原果耶の百合映画だと思っていた。
観たという友人から
「重い」「百合ではない」「ネタバレを観ない方がいい」
と言われ急いで鑑賞。
あまり数を観る方ではないけど今年はあまりよかったと思える映画に出合えていなかったこともあり、今年観た中で一番よかった。ダントツ。
泣きすぎて息が苦しい。
起きたことは変えられないけど、未来は変えられる。
というのがメッセージなのかなと思った。
一方的なコミュニケーション
評価サイトで5が多かったので週末で、禁酒中で鬱だったので気晴らしに映画見に来たのが、見た理由です。
この映画を一言で言うと、ストーカー、、、違うな 言葉が強すぎる、でも、いや凄く良い映画です。一言なら。内容はSF非日常映画です。一方的な想いだけで、コミュニケーションが成り立たない舞台設定がそう思わせるのかもしれないです。
コミュニケーションができないのは、客観的な理由があります。忙しすぎる、相手の性格が嫌い、容姿が良くない異性には返事したくない、つまらない相手だから、とかね。この映画にも理由がありました。まあ、一方的なコミュニケーションしかできずに何年も暮らすのは、辛いと思います。でも、本音を言うと僕は10年近く職場以外でほぼ人間関係を作らない生活だった。同じようなもんです。一方的に話しかけた相手は除く。
だから、この映画の最後まで煮え切らない感じ、好きです。映画だけ上手くいって、現実の自分は孤独なままって辛いですからね、逆に。
良い点。服装やおうちの内装がかわいい。見てて飽きない。見てて幸せな気分になる。
こういう生活したいなーって思う。一生結婚しなくていいからシェアハウスとかでみんなで暮らしたら楽しいんだろうなと思ったりする。
展開も速くていいです。いつも邦画は展開遅いから覚悟して見てるけど、この映画はテンポ良いです。
文章振り返ると、鬱々としてますが、いい映画ですよ!ここ半年で見た中で1,2番目に良い映画でした。終わり。
ラジオの男のせいであった
『ファーストキス 1ST KISS』でボロ泣きして映画館に2度足を運び、その熱が冷める前に再び坂元裕二氏の脚本作品だと聞いて前のめりで観に行きました。
観る側がどの人物に共感できるかでこの物語の受け取り方が変わりそうです。
私は杉咲花さんと母のストーリーに注目して切なくなったり、ハラハラしたりと感情移入していましたが、他に関しては全体を通して今ひとつ共感できず、客観的な立ち位置からもう一歩前に出られませんでした。
合唱シーンは感動的だったけど、どうしても客観視してしまう自分がいて、泣くこともできずにいました。
観る前から前のめりに期待していたせいもあり、どんな終着点にたどり着くのだろうかと展開を待っていたら、目の前を素通りしてハッピーに終わってしまった印象です。
特殊な設定のせいか、主人公たちはかわいいけどクセがなく、坂元裕二氏が描く「クセモノどもの会話劇」がいまいちで、ゆるゆるしていて消化不良でした。
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その後数時間…
悪い映画ではないしとてもよかったのに、この気持ちは何でだろう、と思い返してみて、原因は"ラジオの男が言っていたこと"から始まっていたような気がします。
この映画を見た方とお話したい。結局、あれ何だったの?と思いませんでしたか?
ラジオの男の話がぼんやりとしたまま、横浜流星のストーリーから感動の合唱シーンに突入したので、この後でまだ何かの展開があるかもしれない、ラジオの男の真実がわかるのかも、、と期待してしまったんです。
エンドロールを眺めながらモヤモヤしていました。さらにまたこのエンドロールで、出演していなかった「松田龍平」の名前が流れてくるじゃないですか…
一瞬理解できなくて、似た名前の別人かと思ったりしてぐるぐる。いや、やっぱ松田龍平だよね。
「えっ?!どこに出てたの?」
観てきたシーンを頭までさかのぼり振り返り、あぁ、あのラジオの声か!えーっ!ってなってしまい、映画の余韻にも浸れなかったですよ、もう。
・ラジオの男の言っていたこと
・ラジオの男の正体
・ラジオの男を演じた俳優
これらが映画の感傷にふける妨げになっていたということです。
これ、監督と脚本家の狙いなんでしょうか?だとしたら何を狙っていたのか。
もう少し考え続けたら、読み解けるのかな。
坂元氏はこの作品を最後にしてもいい的なことをおっしゃっていたそうですが、いやいや!ダメダメ!挽回してください!という想いです。
個人的にはファーストキスの方が何十倍も面白かったです。松たか子&松村北斗&塚原あゆ子監督の相乗効果だったんでしょうか…
全393件中、121~140件目を表示
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