片思い世界のレビュー・感想・評価
全386件中、61~80件目を表示
私ルッキズムなんです
もちろん世界はかわいいきれいで出来てません
この世界の少し隣に生きているのはうれしい
触れられないかもしれないが、隣の世界に存在できるのも
この世界で想っている人がいるからなのか
また新しいねぐらを探しておくれ
心が洗われる映画。何度も観たくなった。
まずはネタバレなしレビューから。
キャスト、脚本家、スタッフから安心出来る作品だろうとは予測していたが、想像以上だった。最近の邦画は邦画らしさを失い、反体制を唄えば知的であるような偏った危険な思想が根底にあるにも関わらず、さも正しいかのようなプロパガンダ的なものが増えたが、邦画の良さはそのようなものではなく、好ましくない事に異議を唱える事はあっても、根底に温かさや静かに我慢をしている人の話を客観的に見せるようなものだと思っていた人間にとっては、邦画らしい邦画を観れたと思った。
キャストの演技力も良かったが、何よりも良かったのは合唱であった。声の素晴らしさ、歌詞、曲全てが素晴らしい。何度でも聴きたい。映画館で観たのも良かった。
横浜さんはこの映画で初めてピアノを演奏したとは思えないほど上手かった。
映画としての評価は★4.5
杉並児童合唱団含めた合唱があまりに素晴らしかったので加点して★5
贅沢すぎるトリプル主演の演技にアッパレ
タイトルなし(ネタバレ)
「片思い世界」を観る。2つのテーマがあって、ひとつはネタバレになるので言及できないけど、愛するひと、大切な人、そして憎むべき人に伝えるべきことを伝えようと悪戦することは無駄では無い、あなたがそこにいることの糧になるという物語だよね。
あのラジオの声、最初からこれ誰だろうとずっと気になっていたんだけど、エンドクレジットで「あー、そうかー!」となりました。ついこの前まで◯◯◯◯◯◯◯◯観ていたのに鈍感。ちょっちネタバレすると、このラジオの声の人とムーンライダーズは重要な役回りです。
私には意味不明の映画でした。
映画が始まってしばらくして、そういう設定ならば受け入れるしかないと思い、観ていました。
観ていてこの映画、何を訴えたいのだろうとずうっと考えていました。結局、私には意味不明でした。たぶん、人間の思い(想念)の交流を描きたかったのだろうぐらいしか理解できませんでした。
清原果耶及び広瀬すず、両人が私の好きな女優で、それで観た映画なので、特別な不満はありません。
まぁ、私の理解力が足りないのでしょう。
横浜流星さんの左目の美しさを描かなかった映画。
脚本が坂元裕二さんだと知り興味をもつ。
予告編等では想像しなかった世界観。
読んだ他の人のレビューはネタバレしていなかった分、楽しめた。
終盤まで涙が流れたが、肝心のクライマックスから僕の心が冷めはじめた。
仕方ないのである。
坂本さんの脚本はクライマックスがやけに現実的過ぎる
というか、それまでは映画的ムリをするクセにクライマックスからはやけにシビアになる、から。
クライマックスで魔法は使わない脚本家である。
(『怪物』は坂本龍一さんの音楽のおかげで美しく輝く。)
坂元裕二さんは少女マンガの原作者のような気がする。
そんな作風も表現できる、ということ。
本作はそんな感想をもった。
「片思い世界」の評価が高いのも理解はできる。
今、邦画界で魅力的な脚本を書ける最も貴重な人物であります。
秀逸なタイトルと曲
タイトルと内容のリンクが心地よい作品。
ぜひタイトルを思い浮かべながら鑑賞してほしい。
監督、脚本、俳優、とにかく豪華な面々が揃っていて鑑賞前のハードルは爆上がり。そのため、鑑賞後は少し物足りない感覚がある。
しかし、ひとつひとつのシーンは美しく、やはり俳優陣の演技は光っていた。
個人的には最後の合唱シーンがお気に入り。それまでに気になる点はいくつかあったが、すべて忘れて見入ってしまった。
片思い世界とは…
まず、メインキャストの3人+が全員それぞれ主役はれる大人気女優。
この3人のやり取りだけでもずっとみていたい✨
広瀬すずさんと杉咲花さんのしっかりしてるけど、おっちょこちょいで抜けてる感じ。清原果耶ちゃんと、ツンツンしてるのに中身はとっても優しい子。3人のいい所が全面に押し出してるキャラクター設定。+横浜流星さんの影のある感じ。
最高です。
また、擬似家族ものってのが良くて、それぞれの悩みや闇を抱えてる中でお互い助け合って生活している。本当にいい映画でした。1つ不安点と言えば、この映画はファンタジーなので、その部分で人によっては話の飛躍が容認できない場合もあるかもしれないが…そんなの気にならないくらいめちゃくちゃいいお話でした🙂
「片思い」ってそういうことね。。。
『片思い世界』観てきました!
ネタばれ厳禁、ということで、本日まで予告編以外の情報をまったく入れずに鑑賞。
ただ、大どんでん、みたいな展開ではなくて、割と早々に「シックスセンス」の話なのね、ということが分かる展開。
もう一回どんでん返しがあるのかと思いながら見ていたけど、とくになし。
「シックスセンス」の設定を使っていることを除けば、あとは普通のドラマ展開。もちろん、そのドラマ自体が十分に面白くて、ちゃんと泣ける映画になっています。その点は安心して観に行ってもらえる出来だと思います。そして「シックスセンス」の世界観が「片思い」というタイトルにつながっている、という。
採点するなら、5点満点の3.5点。観に行って損はない作品です。個人的にはど真ん中ではなかった分だけ、4点以上にはならないかな。
個人的に伝えたい点はいくつかあります。
まずは、さすがの杉咲花、ということ。三日月のクッキーを見て泣くところなどは、出色の演技! 他の誰にもまねできない演技力ですね。すごいの一言。
『市子』でアカデミー賞取ってもらいたかった。。。。
それから、坂元裕二は最近、科学ネタにハマっているのか? という点。
『ファーストキス』では「タイムトラベルもの」かつ「バージェス頁岩の生物群」という理系心をくすぐる設定を用い、今回は量子力学の「多世界解釈」の変形版で観客を煙に巻く。多世界解釈を論じた名著『シュレーディンガーの猫がいっぱい』を思い出した観客は僕だけではないはず。
とはいえ、その辺の設定はハードSFみたいにカッチリしてなくて、割とフワっとしてて、突っ込みたくなる人も大勢いるのでは。彼にとっては、要はストーリーテリングの一道具に過ぎないのかもしれない。(僕はキライではないです。)
あと、元気のない時の横浜流星の猫背っぷりはすごいですね。他の作品でも、キャラによっては気になるくらい猫背になる。演技のクセなのかな。
それから、「少年殺人犯」のモチーフについては、ちょっと表面的で類型的かなぁ。脚本で書きたい話の筋のために造形された人物、という感じで、人物像の描き込みが浅すぎる気がしました。作品の方向性からして、そんなものはいらないのかもしれませんが。
声は風
ネタバレ部分については、冒頭から比較的分かりやすかったですし、序盤で答えが明らかになりました。
また坂元裕二さんの得意とする話題、設定か、という印象ももちましたが、3人の主人公の風のような存在、大袈裟な表現をせずに感情を見事に表現する演技がストーリーに彩りをもたせてくれていました。
両想いでいられたらパラレルワールドにいたとしても時々声を交換し合える、離れていても想いは通じ合える、ラジオの声はそんなことを教えてくれていたんでしょうか。
また、落としものに気付いたり、落としものや置いてきたものを大事にしたりできるのが生きていくということなんだと教えられた気がしました。
最後の合唱曲の歌詞がすべてを表現していましたし、爽やかなクライマックスに仕立ててくれていました。
もどかしい
「片想い『世界』」
主役の3人とも好きで、特に清原さんのファンなので観に行きました。
観る前は、宣伝の予告映像観るだけで、どんな話かわからないのにウルウルしてました。編集上手いな。
で、感想です。
ハンカチを開くと、割れた三日月のクッキーが出てきたときに、「片想い世界」というタイトルに込められた思いがグッと来ました。
でも観た翌日、この映画で表現されていたのは、「物語」でもなく「キャラクター」でもなく、「世界」なんだと思ったとき、自分なりにこの作品を味わえたような気がしました。
美咲と典真のシーン、言葉を交わせないという制約の中で、劇中劇のセリフを使って気持ちを交わすというのは、「上手いなぁ」と思いました。
お母さんと犯人のシーンと顛末、「えっ?」て思ったけど、作品のトーンから少し浮いた感じがして、笑わなかったけど心の中ではニヤついてしまいました。
思ったほど泣きませんでしたけど、合唱シーンはしっかり泣きました。
もう一回観に行こ。
現実とくらべたりせず、空想のストーリーだと思って見ればスッと入り込めるはず
盛り上がらず終わる
坂元裕二の自信作らしかったので見てきました。
序盤にシックスセンスみたいな仕掛けがあるけど、まあそれはシックスセンスの真似してるだけなので評価するべきじゃないところ。
で、そのあとなにか驚きの仕掛けがあるのか、あるいは感動物語があるのかと期待するけど、無かった。
そのままぼーっと終わるだけ。
最後の演奏家たちが実は幽霊ってところがちょっとニヤりとするけど、それだけ。
なんやろなあ、ヒロインが三人もいるからそれぞれの物語が3分の1の盛り上がりにしかなってないというか、相乗効果が出てないというか、なんやろなあ。
映画としての「仕掛け」みたいなものがないんだよね。
とにかく心が揺さぶられるような話でもなかったし、能面で見てました。
あとは清原さんだけが顔の大きさが違っててちょっと残酷なものを感じたな。
3女優が同じフレームにいる素晴らしさ
清原伽耶、広瀬すず、杉咲花、横浜流星
このキャストとこのタイトル!てっきりキラキラの胸キュン青春ストーリーかと思ってたらまさかのゴーストファンタジーでした🌷
この3人がいつも一緒に画面にいるという破壊力は素晴らしくそれだけでシアワセな気持ちになってしまうんだけど、この3人の主役で映画を作ると言う企画から始まったという反則技、見事に成功していますね。3人が住んでる家も可愛らしくて素敵だし実際はボロ家でもファンタジーなので別のレイヤーにいるということで問題ナシ。ツッコミどころも全部スルーできちゃう便利な設定。
でも、あのラジオは一体何だったんだろう?灯台で飛べーって叫ぶんじゃなくてホントに飛んだら元に戻れたのかな?広瀬すずちゃんはどんな過去があったのかな?清原伽耶ちゃんは会いたい人いなかったのかな?家族は?なんて細かいところをちゃんとしてツメて欲しかったかな。
最後のコーラスは曲の良さも相まってうるっときますね。見て良かったと思える映画でした。
3人の新居がどんなところになるのか見てみたいな。
ネトフリでシリーズ化してくれないかな。笑
タイトルなし(ネタバレ)
主人公たちがこの世を去ってることがわかった時点で、だから「片思い世界」なのか…!としっくりきた
こういうのって"実は死んでた"って山場の盛り上がりのギミックとして使われがちだけど、亡くなった人視点だと序盤で明かしてから物語が進んでくのが新鮮だと思った
これは遺された人への、旅立った人への、どちらともへのラブレターみたいだった…
自分には見えなくても違う世界でずっと元気に暮らしていて、自分達のことを考えてたりする
そうあってほしいなという世界だった
わからなくてもずっとある、消えてなくなってなんかない
どうしようもない喪失感をとてもやさしく丁寧にすくい上げてくれるような物語だった
後半もうずっと泣いてた
みかづきのクッキーがもうだめだった…
合唱の歌がとても相手を想ういい歌詞だし、間に挟まれる3人の過ごしてきた日常の描写が本当に美しくて涙がでた
全386件中、61~80件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。