片思い世界のレビュー・感想・評価
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若手実力派俳優の演技を観る映画(映画の脚本としてはどうかな)
演技は皆さんとても良かったですが、脚本は好きではないですね。まずファンタジーとしての設定がきちんと納得できる物になっていないです。自分の意思で成長したり部屋の模様替えをしたり料理を作ったりできるのに、実際には物を持ち上げられないし触れないわけですね。人と接触しようとしても弾かれるみたいです。徒歩での移動はできるけど、長距離は無理、そこだけ人間の体力の限界と同じ感じなんですか?もしかしたら出来ると思えば出来る、出来ないと思えば出来ない、精神力(念の強さ?)の問題でしょうか。いつまでも若く美しい状態で居られるのか、歳をとるのかの設定は出来ているんでしょうか。
泣かせる場面は幾つもあり、出演者の演技によって感動しそうにはなります。でもちょっと待てよ、と思います。この母親は、何をしたかったんだろう、言いたい事を整理してから会うべきでは?と思って観ていたら、その後の展開が酷くて、がっかりしました。
理屈も理由づけも納得できない点が多いし、何を訴えたいのかもよくわかりません。
説得力が無いし、無駄なシーンが多くて、下手な脚本だと思います。
合唱が救いでした。
そういう映画だったとは…
出演者につられて鑑賞!笑
現代の東京の片隅。
古い一軒家で一緒に暮らす、美咲、優花、さくら。
仕事、学校、バイト、それぞれ毎日出かけて行って、帰ったら3人一緒に晩ごはん。
リビングでおしゃべりして、同じ寝室で寝て、朝になったら一緒に歯磨き。
お互いを思い合いながら穏やかに過ごす、楽しく気ままな3人だけの日々。
だけど美咲には、バスで見かけるだけの気になる人がいて、そのことに気がついた2人は…。
もう12年。
家族でも同級生でもないけれど、ある理由によって強い絆で結ばれている3人。
それぞれが抱える、届きそうで届かないく片思い>とはーー。
というのがあらすじ!
最初は恋愛の映画かと思ってましたけど全然違いましたね…
そういう映画とは…
人によっては何か違うみたいになる人いそうです笑
自分もなりかけましたが気持ちを切り替えて観ました…
そうしないといろいろ気になることや何で?みたいのが邪念がいっぱいあったので…笑
みんな見えてなさすぎるなーと思ってましたが早い段階で死んでいることがわかります
ピアノの演奏してるステージに上がってきた時点で気づきましたね
まさか序盤にあった事件で亡くなってるとは…
歳はとってるし物には触れるけど実際には動いてなかったりとかぶつかろうとするとこちらが吹き飛ばされたりこちらからは何もできない感じは面白かったです!
素粒子物理学?みたいのが関係あるみたいな感じでしたね
少年Aの増崎に被害者遺族の優花の母親が会いに行ってましたけど全然反省してなかった…
というより悪いとも思ってない感じでしたね
ああいう人はいますよね
車に轢かれてましたけど…
あと母親のハンカチには三日月のクッキー入ってましたね!
典真では美咲が書いた脚本を見つけてピアノをもう一度弾くことにしてましたし思いは伝わってる感じが伝わってきましたね😊
そしてあのラジオの声は何だったんでしょう🤔
しかも声は松田龍平さんでしたね!
すぐにわかりました!笑
ほんとに蘇ったのか?
それともデマだったのか気になりましたね…
もしかしたらあの灯台のところで分岐してパラレルワールドで生き返ったかもしれないですね
最後のストリートミュージシャン?の人たちは3人が見えてるように感じましたね!
手を振ってたし!
もしかしたら探せば他にもいるかもなんて思ったりしました笑
一つ思ったのが幽霊になっても歳をとるみたいだしいずれ死ぬってことかもしれないけどその時がどうなるのか気になる…
その時が成仏するってことなのかな🤔
この映画は出演者につられて観ましたがよかったです!
映画のタイトルは死者から生きてる人への片思いという意味なのかなと個人的に思ってます
でも生きてる人も思ってると思います
そして3人のがとても良かったですね!
誕生日の逆サプライズとか他にも微笑ましいシーンもあってほんとの姉妹みたいでした😊
いい映画をありがとうございました!
3人の表情の演技の素晴らしさ
観る前は、「“片思い世界”ってタイトル、どうなの?」と、ちょっと思っていたのだが、もう途中から「どうして、こんなにピッタリな言葉を当てはめられるんだよ…」と、切なさが一層つのるネーミングに唸った。(観る前に同じように思っている方がいたとしたら、甘ったるい恋愛映画ではないことと、観終わったら、これ以外のタイトルはないと思えることを保証します)
ストーリーは決して甘口ではないし、人としての弱さや醜さも忘れずに描かれる。でも、そうした部分も含めて、主人公たちの振る舞いに、観ているこちらがどんどん救われていく。特に広瀬すず演じる美咲の折り目正しさ。それがどのように身につけられたのか。その過程を色々と想像するだけで、映画では描かれていない部分の世界観が一層広がる思いがする。
とにかく、泣けてしまう映画だった。何故ならば、3人の女優が、それぞれ本当にすばらしいから。こうやってレビューを書いていても、彼女たちの表情を思い出すだけで、目頭が熱くなって困る。昨日観た「大きな家」と合わせて、「家族」について考えさせられたというのも大きい。
でも、それだけではない。トータルで坂元裕二節が炸裂し、ちゃんと笑える場面があるし、脇役たちも、充実のメンバー揃い。「よねさん(土居志央梨)だ!」とか、「吉岡睦雄きたよ」とか、「鈴木慶一単体じゃなくて、ムーンライダーズ?」とか、「やっぱり、こういう役は小野花梨か」とか、「田口トモロヲ、ありがっさまのイメージが強すぎて、いい人に見えない…」とか、個人的なツボもたくさんあったし…。
すべてを含めて、いい映画でした。
違う世界でも確かにそこにいる
想像してたのと違う
大量殺人で生き残った3人が何故一緒に暮らすようになったのかを解き明かしていく映画と思って見始めると
他人に聞こえるような大きな声で話をしたり
赤ちゃんを助けたいのに警察へ電話しなかったり
違和感だらけの退屈な映画やなぁ
と思ってたけど
感じていた違和感の原因が解った途端
最後までほぼ泣きっぱなし
終わり方も最高
ありえへん世界やけど
あったらいいなって世界
「ドヤ感」の割にいろいろ放ったらかし。後半が良ければ…
この令和7年現在、一人で十分主役を張れる、それも演技にも定評のある若手人気女優を3人も主役に置き、相手役に横浜流星。
これだけで過去の映画賞トロフィーが何本並ぶんだろう。
一方で、あれだけ支持者が多い割に、私にはまったくピンと来なかった「花束みたいな恋をした」の監督・脚本コンビの作品ということで、多少警戒気味な上映スタート。
幼い頃の思い出シーンを経て、主人公の3人が登場したものの、これがなんとなく変な感じ。警戒していた私には嫌な予感。
しかし、それは最初の種明かしで良い意味で裏切られる。
「え?ファンタジー?SF?」
で、話はどんどん転がって
「サスペンス?」
と、予想しない方向に転がっていく。
この辺りまでは楽しめたし引き込まれた。
この辺りの展開から締めまでがもう一つ私にはしっくり来なかった。
ラジオDJのアドバイス「現実世界の人物と感情がシンクロすればこの世界に戻れる」ということが、具体的にどうなることなのか、主人公たちはできたのか。「飛ぶ」ってなんだ。
まあ、この辺りは本人たちも疑心暗鬼で、とにかくやってみよう、てな具合。それにしても投げっぱなしが過ぎないか。
清原果耶演ずるさくらは、あの犯人を理解しようとしたみたいだけど、それはさすがに…。
で、その話は結局杉咲花演ずる優花のお母さんのハードな話に回収されていく。こっちは思いを繋げるという点ではまだ分かる。(でも、起きていることは「それどころじゃねーぞ。」というレベル)
広瀬すず演ずる美咲は、横浜流星演ずる典真と、自身の創作ノートを媒介として思いを交わす。
もちろん感動のシーンなのは解るけど、例の事件当時の二人の年齢がかなり幼いのと、典真がかなり中性的な少年だったこともあり、12年経った今、そこにあった思いを異性としての愛だの恋だのという感情で表すのは、ちょっと飲み込みにくかった。
幼なじみ・友人を失った悲しみや後悔、で良かったんじゃないかな。
結局DJの件も、現世に戻れるって話の真偽も、美咲が貧乏だったって話も、いろいろ放ったらかし。量子研究所のアレコレも、取って付けただけの無理のあるエピソードだし。
(ただ、この辺も映画全体のお話の締めが上手くまとまってたら気にならなかった様にも感じる)
この作中、さくらの関わる話は総じて浮いてるなぁ。
で、ラストの合唱。
子供合唱の素晴らしさはもちろん分かる。
心が洗われる。彼女たちの清々しい門出。
でも、納得できずにモヤモヤとここに迷い込んだ私には「この歌声を武器に使うとはなんと卑劣な」という気分。
「こういうの、感動するでしょ?」
と言われてるみたい。
で、この合唱をフルコーラス聞かせることとか、さっきの美咲と典真のシーンで、ノートにあるセリフのやり取りを全部聞かせるとか、作り手の「これ見ろや」みたいなドヤ感がチラホラ。
「それでも私たちは生きていく」というラストは、前向きでまあ分かる。
はい、現世に戻れました、ってのよりかはね。
設定とか科学考証ではなく、途中のお話をちゃんと飲み込ませて欲しかった。
でも、この3人が同じスクリーンに並ぶなんて今後もあり得ないと思うし、この特殊な瞬間を目に焼き付けるつもりで見守った。
【余談】
「声は風」って合唱曲もなんだかピンと来ないと思ってたら、やはり書き下ろしかぁ、という感じ。
途中出てきた「夢の世界を」は、私も中学生時代に歌ったこともあってグッときた。
やっぱり別世界の話しだった
姿が見えなくても、声が届かなくても思いは届くのかもしれない
さくらがピアノの演奏会で前に出て好き勝手言うはじめるシーンで、こんな傍若無人な子なの!?と困惑したがまさか3人とも幽霊だと言うことが発覚。。。事前情報を全く入れていなかったので大変面白かった。母が新しい家庭で幸せで過ごしているだけでなく、死んだ娘の事をずっと思っていた事。死んでしまった友を思い続ける天馬。幽霊たちの声は物理的には届かないけど、きっと彼らの、ふと思いだした事で起こした行動などは幽霊たちが強く願った想いが通じたんだろうなぁと感じさせる映画だった。
最後の合唱シーンは彼女たちが生前に迎えるはずだった光景であり、そこでこれまでの過去がハイライトされる描写には涙腺をやられてしまった。幽霊というファンタジーすぎる設定でも泣かせてくるのか。。。監督にはおどろかされるばかりである。
最悪。今年ワースト
映画好きなので、観た事自体後悔はしていないけど、少なくともここ何年か観た映画の中で最悪の部類に入ることは間違いない。
この映画で泣いたという鑑賞者にはもっと多様な「映画」体験をして欲しい。映画は泣くための装置ではないが、確かにそういうジャンルがある事を否定はしないし、自分もまた邦画については「アオハライド」「ホットロード」等の青春恋愛映画でそこそこの感動を覚えた経験はある。
ここで、いやこの映画は恋愛映画ではないだろうと言う人もいるかも知れない。確かにこの映画(と言うことにすら躊躇を覚えるが)は、普通の恋愛映画ではなく、基本的には「アザーズ」「スプラッシュ」といった、アメリカ的なホラーもしくは恋愛映画のエッセンスをベースにしたSFファンタジーかもしれない。とはいえ、社会性を持たせるためか、幼児大量殺人事件をきっかけとした幽霊譚だとしても、殺人犯に対する冷たい視線とその扱いは倫理的に許容できるものでは無い。勿論、スプラッタホラーはじめ、映画には倫理の枠を超えた様々な面白さがある事は重々承知している。この映画が許し難いのは、その見かけが青春や恋愛、感動といったお涙頂戴の体裁を保ちながら、その基底にある物語が、人の悪は救われないという倫理観にある。いくら当代売れっ子の若手女優三人を揃え、土井裕泰という優れた監督による美しい画で綴ったとしても、いやその画が美しければ美しいほど、むしろこの脚本の罪深さは浮かび上がるのだ。
坂元裕二という人がなぜここまで評価されるのか「花束みたいな恋をした」だけではわからないと思い観てみたのだが、むしろ疑問は深まるだけだった…。こんな作品の劇伴にMOONRIDERSや鈴木慶一を使って欲しくなかったし、美しく才能溢れた広瀬すず、杉咲花、清原果耶、また西田尚美や横浜流星といった俳優陣にも謝ってもらいたい。いったい坂元裕二という人は、相米慎二や中上健次から何を学んだのだろう。
映画を観てここまで憤りを覚えたのは久しぶりだ。星半分はとりあえず美しい画を撮った土井監督と、役者陣のがんばりに向けて。
終わり方が惜しかった
ちょっぴり切ない3人だけの世界
死後の世界は現実の世界。しかし誰にも見えず干渉することができない。九歳前後で殺されてしまった少女3人がそのまま成長していき現代に溶け込んで暮らしいてる。
それぞれの思いと帰れるかもという希望を持ち行動するが...
3人のうち2人のストーリーは濃く描かれていたが1人はなんだったのか...ラジオの人は何だったのか...
色々と謎は残るものの前向きな終わり方で安心。
広瀬すずと横浜流星の交わらないラブストーリーは新鮮だった。
演技から目が離せない
『花束みたいな恋をした』スタッフ再集結、と宣伝で謳っていますが、不思議設定を使っていることといい、直近の『ファーストキス 1ST KISS』に近い仕上がり。
何書いてもネタバレになるので、内容に触れることは避けますが、これを「片思い」で括るのは違う気がしたのと、「泣かせに走りすぎてあざとい」と反発しつつも……
かなり好きですね、この作品。
美しい女優さんたちの、けなげさを溢れさせた演技から目が離せませんでした。
個人的ツボは、劇伴音楽が鈴木慶一で、路上ライブやってる素人バンド役がmoonriders(ムーンライダーズ)ってこと。
音楽がよかったし、お爺様方の勇姿が眩しかった!
正直に言います、コンサートの場面まで気づきませんでした
「シックスセンス」も全く気づかなかったので、これは許してくれるでしょう。(誰が?)
何には、ネタバレになるので、察してください。
今も脳内にあのテーマソングが聞こえてくるので、あれを作曲した人はすごいなと思います。
合唱曲のテイを装いつつ、途中の転調というか、歌詞をタタタンって縮めるくだりは、今風なメロディで、とても良い曲でした。
一点だけ。
「べらぼう」の吉原コンビだと、どうしても女性が悪いように思えなく。
二股にも理由があるのよ、きっと、的に思えてしまい……。
もっと、教室の掃除しない系の、サークルクラッシャー系の、全女性の敵的な顔の女性にして欲しかった。
とはいえ、泣いたよ。坂元裕二はサンシャイン劇場で「ロミオとジュリエット」のプログラムのコメントを読んで以来、ついて来て良かったレベル、付いて来て良かった!
"片想い“ではなく“片思い"
始めの頃は、随分と豪華なお屋敷住まいですねとか、おいバスの運転手!とか、さくらは少々お行儀が悪いなと思っていたけれど、だんだんと違和感に気づき、想像していたのと違うストーリーで、なるほどね。
界の字がひっくり返っているのもそういう事か。
バスケットボールは辻褄が合わないじゃないかと思っていたけれど、理由が分かった上で山積みのファイルやペンギンのバケツとかを見ると、ちょっぴり寂しくて切ない。
故に、さくらの「返せ」にはグッときた。
恋心だけではなく、思いは三者三様。
『ひみつの花園』からずっとファンの西田さんは流石というか。夕方のしんみりした場面からクッキー、そして階段と感情を振り回され、ごっそり掻っ攫っていきました。やっぱ大好きな女優さん。
ムーンライダーズの皆さんはそっち側だったのかなぁ?
パンフレットが歌舞伎の筋書くらい分厚い
殺された理由はなんだったんだろうな?
この作品、予告編を観てなかったが、大好きな広瀬すずと杉咲花が出演しているので、楽しそうだなと思いながら着席。タイトルから三角関係のラブコメじゃないかと想像してたが、違ってたね。清原果耶演じるさくら、広瀬すず演じる美咲、杉咲花演じる優花は3人で12年暮らしていた。3人がバスに乗ると横浜流星演じる高杉がいて、美咲が惚れてるって事を3人で会話。あれ?三角関係じゃなく四角関係なのかなってモヤッ。てか、保護者いないの?って思ってたら、まさかの人生だった。ストーリーを全く知らなかったので不思議な事だらけだった。だって、いろんな人とぶつかってるのに、誰も謝らないし、ライブ会場でステージに上がって喋りまくってるのに、注意されなかった。変だなって思ってたら、理由が分かった。そういう事だったのね。まさかの展開で、すずと花のずっと楽しい展開だったが笑えはしなかった。後半の飛べ飛べあたりから最後まで、かなり泣けちゃった。予想を遥かに超えるストーリーでとても楽しめました。
だれかの声が、風にふわりと、飛んでいる。
※※※※※※※※※※※※※
4/21ネタバレ制限解除。
内容は投稿当時のままです。
※ ※※※※※※※※※※※※
封切りされたばかりなのでレビューを読んでもらえたとき「ネタバレじゃん!」とならないように最大限配慮したい。しかし、ネタバレしないように書こうとすると自分が今感じているこの気持ちを素直に残せない。というわけで今回は観た人にだけ読んでもらえるように【ネタバレ】の機能を使って感想を残したいと思う。
いい意味で裏切られた、3人の設定。そういう視点で今回は作品を綴られたのですね坂元裕二さん…と、まずは心の中でお慕い申し上げました。死んでしまった者に対してネガティブな気持ちを抱きながら今を生きている残された者にとっては慰めのような励みになるような作品だと思う。僕は去年の今ごろ、病気で父を亡くした。ふと、見守られているような気持ちに時々なるのは、やっぱり傍にいてくれているんだってことだと思い、嬉しくなった。見えなくても存在している。ただ、肉体だけ無くなってしまっただけだと。
3人は普通に生活している、普通に。ただ違うことは、人には見えないこと。コンサートのシーンでそれに気づいた。大声でヤジを飛ばしているのに、まわりの人は誰ひとり怪訝な顔をしない。「誰にも見えない」そのセリフでそういうことか…と切なくなった。なんで死んでしまったのか?と観ながら考えて、冒頭のシーンで出てきた黒い人の不穏な空気を感じていたことを思い出した。合唱のシーンが、なんだか天使の集まりみたいに見えていた。清らかで、白くて、ふわふわで。
無差別に命を奪われてしまった3人だけど、そんなことがなかったかのように楽しく生きている。“ゆうれい”になったらこんな楽しい遊び方が出来るんだ〜なんて、死後の人生がちょっと楽しみになってしまったりもした。生きている今という時間、もちろん好き。でも、死んだあとの世界も好きになれそう。
僕が涙したシーン
・肉まんを2個買ってくれていたのを知ってるよ
・クッキー
・ずっとこうしたかった
クッキーはほんとに…軽く嗚咽を漏らしてしまうほど、深く感情移入してしまった。「こういうところから呪いって始まるのかな…」と嫉妬とかで渦巻いてしまった心の自分を責めたり。車のなかに放置された子どもがいたときは助けようと必死に届かない声を必死に届けようとしていたのに、お母さんの新しい子どもが危ない状況のときは助けようとせずに、ただ見ているだけだった。僕は、死んじゃえばいいのにって思いながら見てた。お母さんを取られたみたいな悔しさ。だから、ふわふわのタオルハンカチに大事に包まれていたお月さまのクッキーを見つけたとき、私のこと忘れてなかったんだ、ずっと想ってくれてたんだって、ごめんなさいって、あたたかい気持ちとか自分の心の歪んだカタチが悔しかったりとかで、色んな感情がごちゃまぜの涙が溢れて、つらくて、でもあったかかった。
3人の女優さん、みなさん素晴らしいと思っておりますが、僕は、杉咲花さんの演技が一番胸に届きました。
これからも坂元裕二さんの作品は抜かりなく、死ぬまで、観て、自分の感性に届けたいと思います。
なぜだか松田龍平さんと勘違いしてしまったのですが、殺人犯役の方、…伊島空(いじまくう)さんとおっしゃるらしい。今後注目していきたいと思いました。ナミビアの砂漠に出ていたらしいですが、このときはノーマークでした。狂気的な演技がすごかった…更生して、優花の母と争った末、目が変わった。殺人犯の目だ。罪を犯した者、再犯しないなんて、あり得ないのではないか?と思ってしまった瞬間だった。
涙が止まりません
とても切ない片思い
片思い
恋愛の映画なのかと勝手に思って観てました笑笑
観ていくにつれて恋愛の話ではないことに気づく😀
事故で犠牲になった3人が別の世界で仲良く暮らしている。別の世界と現在の思いをリンクさせながら、3人の思いや犠牲者家族(西田尚美さん)、自分のせいだと後悔している青年(横浜流星さん)の思いが少しでも良い方に向かっていって良かった😀
俳優陣も豪華でした。
3人の生活の部分も楽しそうでほっこりしました。いつ何が起こるかわからないので精一杯生きなくてはと思ったりしました😀
全394件中、261~280件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
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