「途中から、あ、そうだったのかとわかる」片思い世界 菜野 灯さんの映画レビュー(感想・評価)
途中から、あ、そうだったのかとわかる
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最初は不吉なことが起きそうなプロローグから始まって、わちゃわちゃ系の若い女性3人の友情話しかと思いきや、なんだかおかしいことに気づいていって、そういうことだったのかと途中でわかる構成。
伝わらないもどかしさと死後も思いやる気持ちの強さ、そういったアンビバレンスなことが脚本の核になっている。生と死は常に意識し合う。死を意識するからこそ、生を意識する。映画のテーマでもあるのだが、その設定もさることながら、広瀬すず、杉咲花、清原果耶、3人の個性がぶつかりあってたのしい映画になっている。広瀬すずはあらためて顔のつくりが清楚で美人だなぁと思った次第。杉咲花は演技派で目力は半端ない。清原果耶はボーイッシュな感じの役柄をやらせたらハマり役のような気がする。
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