ナイトクラビング マクシズ・カンザス・シティのレビュー・感想・評価
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サラダに芋虫
特筆すべきはWayne County & the Electric Chairsのジェーン・カウンティによる当時の話が興味深く、パティ・スミスのイメージが変わるような、ディー・ディー・ラモーンのイカれた彼女によるペニス攻撃から、本人によるThe Dictatorsのメンバーとのステージ上での大乱闘はアニメーションで面白く描かれており、こりゃウェイン・カウンティのドキュメンタリー映画も観たくなる。 アンディ・ウォーホルが登場する初期からロック・スターや映画スターなど著名人が入り乱れる豪華な溜まり場として二代目オーナーからニューヨーク・パンクの面子が対CBGBとのライバル関係的な図式がトイレは綺麗なマクシズ・カンザス・シティ、The Crampsがオーディションに落ちて泣き寝入り、Testorsのソニー・ヴィンセントからテンションの高いビリー・アイドルに若きブライアン・セッツァーも登場、ハードコア・パンクからもBad BrainsのH.R.とドクター・ノウ、Stimulators/Cro-Magsのハーレイ・フラナガンと小ネタが満載。 まぁ一番ビックリしたのはバンドや音楽とは関係のない所で起きた二代目オーナー夫妻による犯罪絡みがドキュメンタリーとして映画的過ぎる内容でもある。 もう少し当時の映像が盛り込まれていたら、ステージ上から楽屋など記録映像として物足りなさを感じながらの贅沢を言ってみたり、あっ、The Jet Boysのオノチンさんが赤いライダースで多分、奥さんと観に来られていた。
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