To Leslie トゥ・レスリーのレビュー・感想・評価
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社会から排除されるリアル
ライズボローのアル中女の演技は圧巻。アルコール依存の問題を真正面から描きながら、映画作品としても高水準。闇が深いからこそ、人にとって本当に大切なものが見えてくる。
足りなかったのは愛だったね
始まってしばらくはお酒のためにここまでになるのか、恐ろしい。。と思って見てたけど、この人、気の良い人で使い切るまでに地元の人々にご馳走しまくってたんじゃないかしら。皆んなに言われるままに親切にお金を払いまくったのかな、彼女のお金が好きだった人はお金と共に去ってしまったのね。。
宝くじに大当たりする時は、すごい不幸とセットと聞いた事あるけど、この人はお金と引き換えに愛を失ったのね。
本当に欲しかったのはお金でもお酒でもなくて、大事な人と一緒に過ごす時間だったんだろな。
とりあえず、突然大金が入ってきたら、まず家族に緘口令を敷いて暮らさねば。。笑
どこまで行ったら底が見えるのかと思うくらいのどん底の時に現れる彼が本当に素敵!
あの状態のレスリーをまず信じてみるってすごい。繁華街の路地裏にいて、表通りからでも絶対目を合わせちゃダメなレベルだったわよ、あの時の彼女は!!
しかし本当にメンタルの弱さを立て直すのは自分次第だとまた学んだね。
容貌も含めてあまりにもリアルな演技すぎて、ドキュメンタリーなのかと思うレベルにリアルだったね、こう全てを諦めた人の末路はこうなのかとすごく納得しながら観た。
よかった。
観た後に元気が出る、希望のある映画だった。
どん底から立ち上がる
人の脆さや喜怒哀楽がこれでもかと。宝くじの夢を掴むのは運命でも己の心に通ずるものが確かに。何かに没頭することが時に転機、どん底へ。何が起きるか分からない人生の面白さ。そのギャンブル性に一喜一憂。どんな七転八倒が待ち受けても人生を全うしたい気持ちに溢れて。
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