「オープニング」To Leslie トゥ・レスリー ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
オープニング
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古い指紋だらけの写真が次々とズームイン。
なんだかそれだけで切なくなってしまった。
大金を手にして絶叫して興奮する母親。
その横にちょっと暗い表情の息子。
彼から目が離せない。
そして6年後。
たった6年か、と。
大金を使い果たし追い出され、息子と元へ。
友人とのシェアルームなのによく住まわせてあげたなぁ、と。
心優しくそして仕事も真面目に頑張っている息子。
それなのに、1日さえも約束を守れず、友人のお金にまで手をつけるという、恥さらし。
どこへ行っても嫌われ、不審者扱いなのも当たり前。
一応?日中は素面なのが不思議。
あちこち迷惑をかけまくっていたのが、ある日息子の幼い頃の写真を見て改心。
そこがどうなんだろう…だったらその前もいくらでもチャンスはあったのにな、と。
レスリー役の女優さんの演技がすごかったので、星は多め。
でも、展開としては普通なのかな。
自分で立ち直ろうと思ったきっかけがわりと普通。
これから何度も挫けそうになるかもしれないが、とりあえずスタート出来たということで、よかった。
というか、あんなに良い息子に顔向けできないことはやるんじゃないぞ、と言いたい。
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