法廷遊戯のレビュー・感想・評価
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ただのアイドル映画ではない!
アイドルが主演という事で、申し訳ないがあまり期待はしていなかったが、想像以上に重厚な映画で驚きだった。
そして、想像以上に引きずっている。
3人のそれぞれの正義からくる行動は大切な者を守るため、しかし、それは全てが許されるものではない。
自分にとっての正義とは何か、今も非常に考えさせられる。
永瀬さん、杉咲さん、北村さん、それぞれの配役がハマっていると感じた。
永瀬さん、杉咲さんの接見室のシーンは凄かった。
近年稀に見る素晴らしい作品
画面が今昔と交互に変わっていくんですが絶対見逃したら損ですよ、息を止めて一部始終を感じながら見ないといけない初めて感じる作品でした
その中セイギ役の永瀬廉の目の演技は特に見落とさない様に本当に次を背負う役者です
最後までドキドキして、体感1時間
主要キャストの3名が素晴らしく、引き込まれます。最後までドキドキが止まらず、最後に流れる主題歌「愛し生きること」で救われるとともに涙が溢れてきました。3人それぞれの立場でもう一度観たいと思います。
結末は少し悲しいけど、最後のセリフには少し希望を感じました。 杉咲...
結末は少し悲しいけど、最後のセリフには少し希望を感じました。
杉咲花ちゃんの演技がとにかくすごく、涙が止まりませんでした。
1回目見て、内容を知った上で2回目を見ると、また違う観点で見れて、より良かったです。
主題歌もぴったりです。
映画の世界に引き込まれる
先行上映、公開日と観てきました。モノクロの過去から始まる物語。暗めの映像が多いのはこの物語の登場人物達が闇や影の部分を抱えているからでしょうか。
主演の永瀬廉くん、杉咲花ちゃん、北村匠海くん、3人とも笑顔の裏の重いものを、ふとした表情にチラつかせるのがとても上手い。自分の中の正義や守るべき人、を深く考えさせられる映画でした。
引き込まれる展開だが現実感に乏しい
鑑賞後にこの映画の感想は表現が難しいなと思いました。
美鈴の最後の笑いは印象的でしたが杉咲さんの演技はいつ見ても凄い。そしてあの笑いには本当は罪を犯したのに自分を無罪にした司法を嘲笑う意味と馨を裏切ったことで本当に欲しかった清義が自分から永遠に去ってしまった滑稽さを嗤っているんだなと思うと顔は笑っていても深い悲しい嗤いでもありました。
父親の名誉回復ができれば良く、また馨の復讐は果たされたのかもしれませんが、父の転落の直接の原因である清義にももっと辛い仕打ちをしても良さそうなのにとも思います。
生い立ちから美鈴の受けた傷の深さはよくわかりましたが、側で見ていた清義だからこそ歪んだ道を行く手助けをするのではなく一緒に手を取り合って笑える人生を生きるように寄り添って欲しかったです。理想論ですが。
気になった点がいくつか。
ロースクールの学生があんなに情緒不安定で子供っぽいものでしょうか。無辜ゲームの内容も稚拙。
大学側があんな場所に大勢が出入りできるのを黙認するか。
馨は全てを目撃していたのに普通に清義と友達づきあいできるものなのか?
最も気になったのは主演の永瀬さんの話し方と演技です。
弁護士であればもう少しハキハキ理路整然とした喋り方でいいと思います。主人公なのに生の感情がこちらに伝わりにくい。そういう演出なのかもしれませんが声も抑揚も一本調子でメリハリが少ない。
北村さんと杉咲さんと絡むことが多いだけに2人に助けられて成立していた感が否めずです。
もちろんまだお若いので演技の伸びしろがたくさんあるということだと思います。
次々明かされる真実は見応えあるし北村さんの演技もとても好感が持てましたが全体を通して見るともう少し現実に近いリアル感が欲しかった!
優秀な馨ならどう動かれても命を失わない方法を思いつかなかったのかな、と今も気になってます。
展開が面白く、出演者がそれに応えてる映画
原作を読んでいないのですが、おそらく面白いのだと思います。そして、その原作の展開の面白さ、イメージを壊さずに永瀬廉君、杉咲花ちゃんが巧みに演じているのだと思いました。すべてが分かった時、もう一度見直したくなる映画です。
法廷遊戯の永瀬廉君の名演技
激しく感情を表に出さないキャラクター設定だが、セイギという役どころの心情を非常に緻密且つ、繊細に絶妙なグラデーションのある表情の演技が秀逸だった。間違い無く、永瀬廉という俳優の歴史の第二のターニングポイントとなる作品となったと感じる。
ハラハラします
物語の途中で色々なことが繋がってきたときに、え?そういうこと?って思い、そこからの展開も他の映画にはない感じです。
正義とは何か、3人それぞれの視点によって変わり、余白も残されていて、色々考えせられます。観る度に違う角度の発見がありそうな作品です。
見終わった後も気持ちを引きずりました
最初は少し暗くて重いストーリーだなと思いながら見ていましたが、話が進むにつれ引き込まれ二転三転する展開に息をも止めて見入りました。最後は切なさとやるせない気持ちで3人それぞれの思いを想像しては涙していました。これだけ感情移入できたのも3人の演技によるものだという気がします。
近々もう一度観ようと思います。
2回目は見え方が180度変わる!
先行上映と公開日の2回見ました。
1度目はただただ、二転三転していくストーリーの展開に圧倒させられ、惹き付けられ、あっという間でした。
登場人物の関係性を知った2回目では、雰囲気の良いシーンで疑いや皮肉がこもっているように見えたり、シリアスなシーンが救いになったり、見え方が変わりました。
永瀬くん花ちゃん北村くんの3人だけでなく、大森さん柄本さん生瀬さんをはじめとする名俳優の方々のお芝居も圧巻で素晴らしかったです。
主題歌愛し生きることで永瀬くんが歌う「生きていくこと~」の部分が心に響きました。
伏線が面白い
私は大学生ですが法律はかなり疎くて正直原作はちょっと難しかったんです。
映画はそんな私でもかなり分かりやすく法律映画というよりは感情に訴えかけるように作られていたように思います。
原作も映画も伏線が散りばめられていて最後にそういうことか!となり驚きの連続でした。
それに加えて映画では3人の生き方が丁寧に描かれていて切なくなりました。
3人と同世代なので、ホントに胸がギューっと苦しくなる感じ。すごく考えさせられる映画でした。
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