劇場公開日 2023年11月10日

「あまりにも端折りすぎ」法廷遊戯 yannさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5 あまりにも端折りすぎ

2025年9月23日
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鑑賞方法:VOD

原作を読んで映画化されていることを知り、どんなふうに映像化されたか興味を持って見てみました。
結論から言えばあまりにも端折りすぎです。
97分で終わらせるんならあと30分足してもう少し厚みを持たせたほうが良かったのでは?
これでは永瀬廉のファンムービーにすらならない。
杉咲花が狂気の演技をしていて素晴らしいとは思ったけど、これではただの頭がおかしい女になってしまっている。
北村匠海もあれでは殺意のさな時もさの字も出ていない。
全部知っているのにどんな気持ちで永瀬や杉咲と接していたのかもぼやけている。
この作品は五十嵐律人のデビュー作にして最高傑作なのにあまりにも駆け抜けすぎている。
ただただ勿体無いとしか思えない。
原作がそうだったからしょうがないけど北村匠海を殺すシーンもあのビデオがあったからといって無罪は厳しいと思う。
肝心の刺すシーンは映ってないのに…
もったいない。

yann
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