「見終えてから視点を変えたくなる映画」法廷遊戯 Cassisさんの映画レビュー(感想・評価)
見終えてから視点を変えたくなる映画
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キャストと法律が絡むストーリーに惹かれて鑑賞
目に光のない永瀬廉、狂気の杉咲花、怒りのマグマを凍らせて閉じ込めたような北村匠海
キャスティングは大正解
予想を裏切るストーリー展開も面白…いはずだった
事前に「二転三転どころか四転五転する」と聞いてしまったので、「ここからひっくり返してくるなら…」と考えた展開が全部当たってしまった泣
予備知識を入れないまま観に行った同行者が「何度もひっくり返される展開が面白かった!」と絶賛していただけに残念(映画のせいではない。自分のせい)
最後に、楽し気な馨と清義を見つめる美鈴のシーン
美鈴には馨が自分から清義を奪う者に見えていたということはないだろうか?
全てを知った清義がもし保身を選び自らの犯した傷害罪を黙ることを選んだなら、すでに弁護士になっている彼は美鈴から離れることもできなかったはず
美鈴の行動は、彼への愛というより束縛に思えた
「同害報復」を加害者を許す手段だと馨が考えていたことも自分の中で消化不良のまま
そのような司法改革がされていれば馨はどうしていたのだろう?
馨と美鈴の目線で書かれたストーリーは原作にあるのだろうか?
原作が読みたくなった
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