「法廷遊戯」法廷遊戯 さゆさんの映画レビュー(感想・評価)
法廷遊戯
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法廷物のミステリーと思っていたら、深い人間ドラマだった。
同害報復をテーマとしているなら、馨は愛してる人を失う悲しみを美鈴と清義にも与える事で報復をして許そうとしたのか。同害報復それはお互いを救うことにもなると言っていたので、友人として清義を救いたい思いもあったのかな。罪を抱え込んで隠して生きるのは辛い。最後の清義の空を見ながらの晴れやかな笑顔は自分の罪を認める事が出来、少し救われた気持ちだったのかなと感じた。
美鈴の世界には清義ただ一人。でも、清義の世界には確かに馨が居たんだなと感じるラストカットに涙が出て、主題歌が流れてより涙が止まらなくなった。
色々考えさせられる映画でした。
真っ黒の中に主題歌と名前がただ流れてくるエンディングで、より物語の余韻に浸れて、より考えさせられて、より泣けました
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