劇場公開日 2023年11月10日

「秀悦な映像化の例」法廷遊戯 nullさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0秀悦な映像化の例

2023年11月16日
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鑑賞方法:映画館

演出や色々未回収だという脚本に声があがるのもわかりますが、小説では細かく描かれている分中弛みしていたので映像化を心配していました。しかしミステリー映画らしく観客に委ねるところは委ねて、魅せるべきところは魅せるいい作品になったかと思います。観る側はある程度の想像力が必要になる為賛否分かれるのも理解はできますが、自分は好きです。若手3人の芝居もハマっていてとても良い。永瀬廉の佇まいと、妖艶というか儚さもある雰囲気は彼の武器だと思います。永瀬廉の馨、北村匠海の清義とかもありだとも思うし、3人がそれぞれ作品の雰囲気にとても合っていました。

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