劇場公開日 2023年11月10日

「暗い過去から起こる悲しい事件」法廷遊戯 やんやんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5暗い過去から起こる悲しい事件

2023年11月13日
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○あらすじ
弁護士を目指すロースクール生たちの間で在学中に司法試験を合格した結城が主催する無辜ゲームが流行っていた。学校生活で起きている日常に結城が審判をするゲームだ。しかし、ある日の無辜ゲーム後にみれいの周りで嫌がらせが起きていた。みれいのために調査をするきよよし。ある調査後、嫌がらせが収まる。時は2年後、結城は死者となり、きよよしがれいかを弁護する。

○良かったところ
・97分に綺麗にまとまっています。
・キャスティングも良かった
・あんまり見れない杉咲花さんの演技を見れました
・ベテラン陣も気合が入った演技でした

○ほしかったこと
・あと3分伸ばして、きよよしが判決後どうしたかを知りたかった。

○考察
・陪審員2番の方は原作でもこのようなシーンかしら?
・日本の司法の穴を取り上げる作品はたくさんあるが、また新しい視点で訴えていると思います。
・きよよし、れいか、結城の3人の過去が違うが、共通していることはみんな過去から弁護士を目指すと決めている。同じ職業でも色んな人がいますね。

○学び
・裁判に限らず、どんなときも最後自分を守るのは自分の知識である。
・法律改正とかも色々されていますが、無知識で自己護衛ができないと冤罪に巻き込まれます。
・子どものときの暗い過去が将来罪の源になることが多いが、このようなことが起きないようどのように解決すればいいのかを考えさせられます。

やんやん