「息がつけない怒涛の展開と俳優の気迫」法廷遊戯 みゃおさんの映画レビュー(感想・評価)
息がつけない怒涛の展開と俳優の気迫
原作を知っていたので、ドキドキしないんじゃないかと思っていました。でも、あまりの俳優たちの気迫に気付けば飲み込まれ、息をつくのを忘れてしまうほど緊張してしまいました。
永瀬廉さん、杉咲花さん、北村匠海さん、3人ともそれぞれの役柄を完璧に演じ切っていたと思います。セイギの正義感、美鈴の(狂気なまでの)愛、そして薫の怒り。3人とも不遇と言えばそれまでですが、誰しもが経験してもおかしくないようなことばかりで、近いからこそ観ていて苦しかったです。
余白を楽しめる描き方なので、私はこのラストに希望を見出したいと思いました。
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