「分かりやすかった」法廷遊戯 まなさんの映画レビュー(感想・評価)
分かりやすかった
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全体として法律に詳しくなくても分かりやすい内容だった。逆に詳しくないからそれなりに見れたのかもしれない。セイギと薫のラストのシーンが良くて、あれはあのタイミングだとは思うけど、それまでセイギと薫の関係性がイマイチ見えづらくてセイギと美鈴の関係の方が伝わってくるからか最終的にセイギがなぜあの選択をしたのかの説得力が薄いと感じた。役者さんは素晴らしく、最後まであっという間だった。
追記
2回目見ると印象が変わりました。
馨がセイギにリンドウの花を供えに来てほしいと言うシーン。セイギと馨の笑顔。美鈴にも見せないセイギの柔らかい表情で2人の関係性が見えた気がしました。
そこが腑に落ちるとセイギの決断にすごく共感できました。自分の死を意識しながらもあの行動を起こした馨。同害報復は寛容の理論。馨はセイギを許していたし、セイギを信じて託したんだなと。3人の想いをそれぞれ感じると、また劇場に見に行きたくなりました。そんな映画に出会えて嬉しいです。
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