劇場公開日 2023年11月10日

「司法制度は正しく裁かれ救われるものではないと考えさせられた」法廷遊戯 優さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0司法制度は正しく裁かれ救われるものではないと考えさせられた

2023年11月11日
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清義、美鈴、馨の過去から現在がつながる過程で犯した罪が明らかになる展開。

現行の司法制度で裁ける者、時効で裁けない者、冤罪から無実を勝ち取る難しさ、死者の事件を再操作できないなど司法にはどうしても抜け穴や見抜けないことがある。制度自体もそうだが最終的判決をくだすのは同じ人間だからである。

若手俳優3名の演技も良かった。静と動、陰と陽(本映画は陰が強い)の細やかな演技が印象に残った。

欲を言えば上映時間が短いためもう少し尺を長くしてストーリーの肉付けがあると良かった

優