「3人の愛と罪と罰」法廷遊戯 はるさんの映画レビュー(感想・評価)
3人の愛と罪と罰
日本の刑事裁判では起訴されたものの99%が有罪だという。ただもしそこに冤罪があったなら。それが自分の愛する人ならば許すことができるだろうか。
主人公清義、馨、そして美鈴の正義と友情、そして愛。誰かを愛することで誰かを傷つけてしまう悲劇。三人それぞれの視点で考えると切ない。
法廷を舞台に、司法制度すら逆手に取り自らの正義を貫こうとする三人三様の法廷ゲーム、まさしく法廷遊戯の名に相応しい内容だった。
現代司法のあり方とは、正義とは何か見つめ直すいい映画だった。
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