劇場公開日 2023年11月10日

「シリアスな法廷もの」法廷遊戯 canghuixingさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0シリアスな法廷もの

2023年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ジャンルとしては法廷ものだが、実際の法廷には存在しない木槌が出てくるようなその辺によくあるエンタメ系の法廷物とは一線を画す作品。
原作の作者である五十嵐律人氏の経歴を調べてみたところ、1990年生まれ(!)の現役の弁護士さんということ。
なるほど、裁判の流れやセリフが実際の刑事裁判の様子をほぼ踏襲しているのが良く分かった。
テーマとしてはかなり重いですね。過去の秘密と正義。なかなか理解が難しかったです。

補足としては裁判員のシーンはちょっとやり過ぎかな。ここは個人的に減点対象です。
大森南朋はやはり渋い刑事役のほうが似合うと思う。今回のようなジャンキーな役はちょっと似合わないかな。

canghuixing